2018年07月17日

2018 RESULTS International Conference (July 16)

総会3日目の報告です。今日も盛りだくさんですが、注目するテーマについて紹介します。
   午前中は、全体会合「貧困を選挙の争点に」、次は、分割全体会合(米国)「ベーシック・アシスタンス・プログラムに対する脅威及び機会を作る政策のためのモメンタムづくり」と分割全体会合(世界)「人的的資本への投資と2030年への軌跡:キム世界銀行総裁との対話」です。分割全体会合(世界)では、残念ながらキム総裁は出席できずビデオによる挨拶となりました。総裁に代わって、人間開発担当のディクソン副総裁とジョアンナとの討論が行われました。引き続き、ワークショップ5テーマが別室で行われました。全体会合関連はすべて出席し、ワークショップは、「超貧困の解決が必須:なぜこの課題が全ての戦略にとって重要なのか」に出席しました。
   キム総裁の挨拶は初めてお聞きしましたが、市民社会の代表格であるリザルツ会員に対して大変心のこもったお言葉で語りかけられたことに皆感動していました。次は是非とも直接お話をお聞きしたいと思いました。ジョアンナと副総裁の討論も聞きごたえがあるもので、参加者が真剣に聞き入っていました。
   超貧困(Ultra-poverty)に関するワークショップは立ち見参加です。ロータリー財団の研究者による、格安のソーラーランタン(8ドル程度)が、極貧家庭の子供たちに勇気を与え、勉強できるようになったという話に賛同しました。極貧層用の新たなマイクロクレジットの実践にも皆が聞き入っていました。
   午後は非公式会合です。明日のアドボカシー・デーでは、リザルツの専門家は世銀で、UHC、GFF、アフリカ開発、人的開発と人口・栄養、結核対策等多岐にわたるグローバル課題について意見交換と要請活動を行います。GFFの受益者であるアフリカグループは、資金拠出問題もありかなり気合が入っています。因みに、リザルツ事務局の担当官や海外メンバーとも親しくなったことも筆者にとっては大きな成果です。明日は9時、皆で世銀へ向かいます。
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2018 RESULTS International Conference (July 15)

総会2日目の報告です。盛りだくさんのテーマの中から心に残るものに絞って紹介します。
  2日目は、午前中は、「草の根取締役会合」、「草の根運動を達人に学ぶ」、「議員とどう話すか」、「世界における選挙年のアドボカシー」、「貧困を終結させる運動を起こすためのACTIONネットワークづくり」、米国内の貧困問題に焦点を当てた「米国住宅政策と人種間における富の不公平の関係」といったワークショップが行われました。
   午後からは、個別テーマを受けて、同じ時間帯の分割全体会合が2つ行われました。一つは、分割全体会合(米国)「数字に潜む貧困、権力及び人々:貧困の専門家による講和及び政策への勧告」という会合です。
もう一つは、分割全体会合(世界)「結核を終結させるため、もれている数百万人に手を差し伸べる」です。こちらはジョアンナの進行で、世界各地で活躍される3人の専門家によるパネルディスカッションでした。パネリストのお一人がJICAの戸田上級審議役です。
  分割全体会合のあと、ワークショップとして、「UHC:保健へのアクセスを拡大し貧困を根絶する」が行われました。こちらのパネリストにも戸田氏が登壇され、東日本大震災で被災した子どもたちの心のケアを、ゆっくりとした呼吸(breathing slow)をすることで心の傷(stigma)が回復している事例などにも触れられました。戸田氏の心のこもったお話に多くの参加者が頷かれているのが印象的でした。筆者も思わず頷いた一人です。UHCという大きな目標の解決には資金や充実した制度に加えて、医療等の専門家との連携で、優れた知見や経験を現場で活かすことが重要であることを学びました。ご多忙の中、リザルツ総会に駆けつけられ、米国始め海外参加者に貴重なお話をいただいた戸田上級審議役に心より感謝する次第です。
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オバマ前大統領がケニアを訪問!

日本リザルツはケニアで結核アドボカシープロジェクトを実施しております。
なんと、そのケニアをオバマ前大統領が訪問しているとのことです。
以下がニュースになります。

オバマ氏がケニア訪問、親族と面会 青少年施設の開所式にも出席
【AFP=時事】
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バラク・オバマ(Barack Obama)米前大統領は15日、父の出身国であるケニアを2015年以来3年ぶりに訪問し、翌16日、親族と面会した。オバマ氏は今回の訪問中に、青少年施設の開所式にも出席する予定。

オバマ氏は15日にウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領と最大野党指導者のライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏を表敬訪問した。
AFP記者によれば、オバマ氏は16日、同国西部へ空路移動し、厳重警備下でコゲロ(Kogelo)村に住む義理の祖母のサラ・オバマ(Sarah Obama)さんを訪ねた。
オバマ氏は多くの親族と面会した後、異母姉アウマ・オバマ(Auma Obama)さんが創設した、スワヒリ語で「強い声」を意味する「サウティクー・センター( Sauti Kuu Centre)」の開所式に臨む。
アウマさんが先週報道陣に説明したところによると、地元の若者らは最新鋭の設備を整えた同センターで、書籍やインターネットの利用やスポーツ活動への参加ができる他、労働倫理、道徳教育、環境保護、金融知識の講義も受けられるという。
施設にはさらに、ドイツの開発協力省が出資した国際標準サイズのサッカー場や、バスケットボールで青少年育成を目指す財団「ジャイアンツ・オブ・アフリカ(Giants of Africa)」が資金提供したコート、さらにバレーボールのコートや図書館、IT研究所なども併設される。
【翻訳編集】AFPBB News

思いやりのあるオバマ氏の活動は、まさにSDGsを体現していますね。
ケニアでUHCとSDGsを推進すべく、日本リザルツもまい進したいと思います。
(はるか)
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2018年07月16日

2018 RESULTS International Conference (July 14)

リザルツ総会は、14日から17日まで開催されます。14日は、朝早くから、リザルツ関係者が、受付、オープニング会場、ワークショップなどの会場準備で大忙しです。受付には、総会プログラムや会場前ロビーの特別展示のパンフレットなどが入った赤のリザルツバッグ、鮮やかな赤のリザルツTシャツが山積みとなって、参加者を待ち受けていました。
総会の皮切りとなるオープニングが開催される会場は、この階で一番大きな「Independence Ballroom」です。13時の開始を前に準備が着々と進んでいました(写真)。また、オープニング前の時間帯の8時30分頃から早くも「REAL Change Fellowship」、「World Bank 101 and Beyond」、「Making the Most of the Conference: Orientation for First Timers」といった個別セッションが行われていました。そして、12時過ぎには、13時から始まるオープニングセッションに参加する米国各地や世界各地からリザルツ会員等が次々と集まってきて、1年ぶりの再会の挨拶などがあちこちで見られ、総会開会への気運が高まっていました。
13時からいよいよオープニングで、リザルツ会員による開催宣言、そしてリザルツを代表してジョアン・カーターさんによる基調講演が行われました。世界の結核の動向などの説明、米国議会議員などへのアドボカシー活動、達成された成果などが詳細に説明されました。ボールルームを埋め尽くす500人もの参加者からリザルツのアドボカシー成果などに対して惜しみない拍手を送っていました。米国全州のリザルツ会員、我々海外リザルツや関係者の出席者紹介では、立ち上がって手を振ったりしていて、NGOアドボカシーの本場である米国での総会に出席しているという実感が沸く瞬間でした。  
ジョアンの基調講演に続き、ハイライトであるセッションとして、「Leaders for Equity: Women Making the Public, Private and Civil Society Sectors Work for All of Us」では、カナダ・リザルツのChris Dendysさんによる進行で、1時間半にわたり、マラウイの前大統領Joyce Banda 氏含む4人の女性パネラーにより、自らのジェンダー問題の実体験、課題の解決に向けた対応等について熱のこもったパネルセッションとなりました。パネラーの迫力のある発言に対してその都度頷く参加者も多く、質疑でも真剣な質問が多かったです。公共、民間、市民社会の各セクターで働く女性が、公平性の主導者として進むべきだ、という気持ちに参加者全員がなったことが伝わってくる素晴らしい討論会でした。        MK


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【WEBRONZA】『なぜいまグローバル・タックスなのか?』

現在ヘルシンキ大学客員教授を務めている上村雄彦横浜市大教授の最新論考が、WEBRONZAに掲載されましたので、紹介します。

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【WEBRONZA】『なぜいまグローバル・タックスなのか?』

■深刻化する地球規模課題に対処できない主権国家体制の限界
 地球規模課題はますます深刻化している。いまだ8億人以上が飢餓、貧困、栄養失調で苦しむ中、たった42人の富裕層が下位36億人と同等の富を所有している格差・貧困の問題。このままでは制御が効かなくなり、地球上の生命の生存を危うくする気候変動の問題。終わりが見えない紛争やテロの問題。その他にも、感染症、サイバーアタック、水資源の汚染や不足など、いますぐ徹底的・全面的な対策を打たなければ、今後も未来が続くという保証はない。

 深刻化する地球規模課題。その解決に要する巨額の資金の不足、そしてこのような状況に、効果的に対処できていない主権国家体制の限界。どうすれば、これらの難題を突破し、持続可能な地球社会を創造することができるのか。その鍵は、グローバル・タックスにある。

■第1の柱―世界の税務当局による課税に関する口座や金融情報の共有
■第2の柱―国境を超えた革新的な課税の実施 …以下、省略

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      (クリックすると拡大します)

<満席に近づいてきました、早めに申込みください>
●「SDGsのための国際貢献と国際連帯税を考えるシンポジウム」
 ◎日時:7月26日(木)午後1時30分〜4時30分
 ◎会場:衆議院第一議員会館国際会議室
 ◎参加費:無料(必ず参加申込登録をお願いします)
 ◎申込み:次のフォームから申込みください htt
 ※詳細は、http://isl-forum.jp/ 

★写真は、海水浴を楽しむ?上村先生(FBより)

(報告:田中徹二・グローバル連帯税フォーラム/日本リザルツ理事)
posted by resultsjp at 10:41| Comment(3) | 国際連帯税の推進

2018年07月15日

米中貿易戦争と衰える民主主義国、SDGsと連帯税などグローバルな富の再分配政策

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トランプ米政権の一方的な仕掛けにより米中貿易戦争が勃発し、グローバル資本主義は大きな岐路にさしかかっています。この岐路につき、東京新聞の7月12日付社説「米中貿易戦争日本は役割を見極めよ」は短文ながらよく表現していると思いますので、紹介します。また、この社説の一方のキーワードが「衰える民主主義国」ですが、それの意味についてとらえ返してみたいと思います。

●衰えの見え始めた民主主義と台頭する一党独裁

まず社説は「米中の対立は何を示し、何が起きているのか」と問うています。そもそも「1989年のベルリン崩壊から冷戦が終結し、一党独裁、計画経済に対する民主主義、市場経済の勝利」となり、『歴史の終わり』とまで言われたのではなかったか。しかし、30年後の今日の貿易戦争の現実は、「衰えの見え始めた民主主義のリーダー米国と、台頭する新興勢力で一党独裁の中国との安全保障もからむ先端技術の争い、経済覇権争いの様相を強めている」、つまり民主主義国は衰え、一方で(敗北したはずの)一党独裁国がチャレンジャーとして立ち現れている、と言うのです。

なぜ民主主義国は衰えてしまったのか。「民主主義国ではグローバル化と金融資本主義の膨張が2008年のリーマン・ショックとなり、米国はもちろん、欧州にも広がった深刻な経済格差と分断は収まる気配がない」、と述べています。そうです、この「深刻な経済格差と分断」という民主主義国の経済・政治状況が排外主義を煽るポピュリズムの台頭をもたらし、米国ではトランプ大統領を誕生させたのです。その政権が、今や民主主義国の戦後遺産のひとつである自由貿易体制(WTO)ルールを勝手に破ろうとしているのです。

社説では、日本の役割として、短期的には多国間貿易の枠組みを堅持することであり、「長期的には富の再分配で、より平等で堅実な社会のあり方を世界に示すことも大きな意味を持つはずだ」と結論付けています。

【東京新聞・社説】米中貿易戦争 日本は役割を見極めよ(18年7月12日)

●深刻な経済格差と分断>分かっているが…、グローバルな富の再分配へ!

このところ、世界の政治的トップエリートたちの集まりであるG7ならびにG20サミットにおいて、経済的格差・不平等が拡大し、そのことが社会的統合を阻害し、むしろ経済成長を妨げている、というような論調が見られるようになってきています。2015年12月のG20アンタルヤ・サミットあたりからです。

また同年9月には国連でSDGs(持続可能な開発目標)が採択され、その宣言文ともいえる『我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ』でも、格差=不平等問題は、貧困問題に次いでのアジェンダとなっています(SDGsでは第10目標となっているが)。

つまり、政治的トップエリートたちも「深刻な経済格差と分断」についてはその重大性は分かっているのです(トランプ大統領以外は?)。しかし、こうした社会的矛盾や危機的状況に対して、抜本的に改革しようという意欲と政策が見られないまま今日まで来てしまったのです。

この抜本的改革こそ、グローバルな富と所得の再分配を目標とする国際連帯税などグローバル・タックスなのです。それはどうしてなのか、どう実現していくか−−については、今月26日の国際連帯税シンポジウムで大いに議論されると思います。

<満席に近づいてきました、早めに申込みください>
●「SDGsのための国際貢献と国際連帯税を考えるシンポジウム」
 ◎日時:7月26日(木)午後1時30分〜4時30分
 ◎会場:衆議院第一議員会館国際会議室
 ◎参加費:無料(必ず参加申込登録をお願いします)
 ◎申込み:次のフォームから申込みください 
   ※詳細は、http://isl-forum.jp/

★上記ロゴは、SDGsの第10目標のロゴです。

(報告:田中徹二・グローバル連帯税フォーラム/日本リザルツ理事)
posted by resultsjp at 15:53| Comment(3) | 国際連帯税の推進

[ニュース]イスラエル軍が大規模空爆、少年2人死亡 ガザ地区

日本リザルツは国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のキャンペーン事務局をしています。
今日は、またまた心配なニュースが入ってきました。

◎イスラエル軍が大規模空爆、少年2人死亡 ガザ地区 (朝日新聞より)
 イスラエル軍は14日、パレスチナ自治区ガザ地区で大規模な空爆を行った。ガザ地区の保健省によると、パレスチナ人の15歳と16歳の少年2人が死亡、10人以上が負傷した。
 イスラエル軍などによると、同軍はガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの関連施設約40カ所を空爆した。一方、ガザ地区からはイスラエルに向けて迫撃砲弾やロケット弾などの砲弾約100発が発射された。一部は対空防衛システムで迎撃されたが、イスラエル南部スデロトで3人が負傷したとの情報がある。
 イスラエルのネタニヤフ首相は14日夜の声明で、2014年夏の大規模戦闘以来、「最大の打撃」を与えたとし、「必要に応じて攻撃をさらに強化する」と述べた。
 ハマスは14日夜、エジプトなどの仲介でイスラエル側と「停戦で合意した」と発表したが、その後もガザ地区からイスラエル側に砲弾が発射されており、軍事的な緊張が続いている。

今年初め、米国政府がUNRWAへの拠出凍結を表明して以降、財政的にも、政治的にも不安定な情勢が続いているパレスチナ難民。中東情勢の安定と平和のために、是非、日本のリーダーシップを期待したいです。
(はるか)
posted by resultsjp at 15:53| Comment(3) | 情報

2階建ての理由を深めて


現在、日本リザルツのN連事業の1つの活動で、カンゲミヘルスセンターで新しい結核検査所を作っております。
こちらの建物は、当センターの施設の中で唯一の2階建てとなっております。

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「どうして2階建てなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

私達は、こちらの建設活動にあたり、結核検査環境の向上や患者のプライバシーの保護を目的に掲げました。そのため、1階には患者の診断や喀痰採取と採血などが行える部屋、2階には顕微鏡とランプ法による結核検査や作業質への入室時の着替えなどが行える部屋を作っております。

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個人的に、こちらの結核検査所のベランダから見えるカンゲミの風景が好きです。ここから、カンゲミ地区の人々の生活や自然との共存の形などを想像します。

日本リザルツは、8月1日にこちらの結核検査所の譲渡式を予定しております。
当活動の成功により、カンゲミ地区の結核予防活動が促進されるように邁進します。

(智貴)




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2018年07月14日

東京都発表:結核集団感染

7月12日に、東京都が結核の集団感染を発表しました。日本語学校の学生や教員54人が感染し、14人が発症したとのことです。先日ストップ結核パートナーシップ事務局長が来日し、日本は他の先進国と比べて結核が多く、いまだに中まん延国であるにもかかわらず、結核は過去の病気と思われているということ、9月の国連ハイレベル会合に向けて意識を高めることと同じくらい、その後も「プッシュ」を続けることが大事であると話していたことを思い出しました。
結核を本当に終結させるために頑張らなくてはならないと、改めて思いました。
UME
posted by resultsjp at 16:42| Comment(3) | 結核

2018 RESULTS International Conference (July 13)

  13日には、ACTIONパートナー会議が開催です。出席者は、ACTION事務局(ハナ事務局長以下総勢29名)、各国リザルツ(オーストラリア、カナダ、日本、英国及び米国)、GHA(Global Health Asssociation:フランス、インド)、CITAM+、KANKO、HDT、プリンセス・オブ・アフリカ財団、WACI Healthなど、日頃からACTION活動に従事する諸機関の専門家による会議です。今回は、アフリカ4カ国(マラウイ、セネガル、ザンビア、コートジボアール)の国際保健専門家の参加もあり、総勢66名の専門家が参加しました。加えて、午後の短時間、世界各国から選ばれた若手栄養ボランティア9名が特別参加し、専門家集団の議論の状況を視察しました。
  ACTIONパートナーの会議の方式は、6〜7のチームに分かれ、特定テーマや参加者によるレクチャーを踏まえた一定時間内での各チームの議論とチームの結論取りまとめ、そして発表といった形態をとります。非常に実践的で緊張するものでした。 冒頭は出席者挨拶後です。各自、所属先とACTIONパートナーとして活動する意識を一言で述べる、というもので、皆さんユニークな自己紹介となりました。因みに筆者は、日頃「栄養3銃士」を意識しているので、つい「Musketeer(銃士)として世界の栄養不良と闘います」と口走り、皆さんの笑いを取りました。
  第一セッションでは、4テーマ、1)GRANTSとTRAVEL EXPENSEなどの関係、2)イベントの緊急時での迅速な対応、3)大規模な国際イベント、4)CSOsとのパートナーシップ、でした。筆者の場合、2)〜4)は、日頃、多少の経験があるので、リザルツでの経験や苦労話を披露しました。中でも、4)のテーマでは、グループに集まったメンバーが、Nutrition callでも積極的な発言のあるカナダ・リザルツのクリスさんが議長となり、他にも栄養を担当する人もいて、さながらミニNutrition会議のような雰囲気で盛り上がり、時間が経つのも忘れるほど力が入りました。問題意識の共有化が重要といったようなアドボカシー活動の基本原則なども強調され、大いに勉強になりました。なお、副産物的なOutcomeとして、会議終了後の急造のNutritionグループの名目で、クリスさん、マラウイのMazikoさん、フランスのブルーノさんが加わり、白須代表を囲んで写真撮影をしました。代表の通訳を務めて頂いているDC在住の平間さんが撮って下さいました。
  第2セッション以降は、グローバル保健関連の特別テーマで、9月に迫る国連総会でのTBハイレベル会合でのCSO意向の反映など喫緊の課題についての議論、アフリカの参加者の大きな関心事項でもある世銀のGFF(Global Financing Facility)の課題、ポリオの現状とFu資金確保、最後にジェンダー問題、などいずれもドナー国、アフリカでの重要な地球規模の保健課題が話し合われました。皆さん最後の最後まで熱のこもった議論を続け、充実した一日でした。成果発表では、アフリカ組が拍手の代わりに太鼓をたたくように机をたたいていたのが楽しかったです。言葉が拙くても積極的な参加で話は聞いてくれますが、英語力の強化が必須だと痛感しました。
  明日からいよいよ総会です。どんな展開、話が待ち受けるのか大いに楽しみです。最後になりますが、我々担当が笑いに包まれている中、代表は場外で他の団体の幹部との議論で会場に出たり入ったりです。ですが、最後の栄養グループフォトではいつもの笑顔でホッとしました。本当にお疲れ様です。
取り急ぎ以上です。            MK

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