2015年09月30日

国連サミットで持続可能な開発目標(SDGs)を採択=2030年に向けて

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【SDGsの目標アイコン】

今年がミレニアム開発目標(MDGs)の最終年ということで、国連は一昨年よりポストMDGs(ポスト2015開発アジェンダ)の討論を積み重ねてきました。そして今月25日、世界各国の首脳が参加する国連サミットで持続可能な開発目標(SDGs)を含む「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が全会一致で採択されました。

MDGsとSDGsとの関連と違いはどこにあるでしょうか? ざっと分かりやすく羅列してみます。

@目標数が違う:MDGsは8目標21項目でしたが、SDGsは17目標169項目を対象にしています(下記の一覧表を参照)。なぜこんなに違うのかと言いますと、MDGsは主に途上国の貧困や保健衛生などベーシック・ヒューマン・ニーズ(BHN:人間の生存のための基本条件)が対象でしたが、SDGsではBHNはもとより、持続可能な経済成長、気候変動を含む地球環境、社会的格差・不平等等の問題など課題が多岐にわたるからです。

A達成度合いが違う:MDGsは1990年から2015年までに「極度の貧困を半減する」「乳児死亡率を3分の1にする」等という「削減率」を掲げていましたが、SDGsは2015年から2030年までに基本的に「ゼロにする」というものです。これは「誰一人も置き去りにしない(Leave no one behind)」という理念から来ています。

B先進国も対象に:MDGsは先述したように主に途上国が対象でしたが(正確には8つの目標中の1つが先進国対象)、SDGsは先進国も対象となります。

一昨年からの国連(&国家間)議論の経過を見てみますと、よくこれだけの課題をSDGsとしてまとめることができたなと思います。が、反面、あまりにも多岐にわたり、肝心のMDGsでのベーシック・ヒューマン・ニーズでの未達成部分ならびにそれをゼロにするまでの取り組みが疎かになるのではないか、と懸念します。

具体的に言いますと、MDGsの第一目標は「2015年までに極度の貧困(1日1.25ドル以下での生活)を半減する」でしたが、この目標は2010年にはほぼ達成できました(1990年途上国人口の47%⇒2010年22%)。しかし、よく見ると削減の6割は実は中国の経済成長や取り組みによるものです。残念ながら、サブサハラ・アフリカでは2015年になっても半減を達成できないでいます。その結果、地球上の8億人がいまだ1日1.25ドル以下で生活するという超々貧困状態に置かれています。SDGsではこの8億人の貧困者を2030年までにゼロにしなければならないのです。が、あれもこれもそれもやらなければと言っているうちに人間として生存するという基本ニーズへの取り組みが疎かになってしまうのではないか,という懸念です。【次回はSDGs達成のための資金についての考察を行います】

(田中徹二・グローバル連帯税フォーラム/日本リザルツ理事)

●MDGsとSDGsの一覧
MDGsとSDGsの一覧表.pdf




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離婚と親子の相談室「らぽーる」 第三回勉強会

9月28日(月)19時より、離婚と親子の相談室「らぽーる」 第三回勉強会が開催されました。
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今回は初めて、大正大学人間学部臨床心理学科教授 青木 聡先生と、東京国際大学人間社会学部教授 小田切 紀子先生にご参加いただき、離婚と親子の心理の専門家、研究者の第一人者のお立場からも貴重なご意見をいただけました。
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また、青木先生が最近視察されたノルウェーの最先端とも言うべき離婚制度のお話しを伺うことができました。あまりによくできたシステムに驚愕し、同時に感動しました。日本も後に続きたいものです。

第3回目にして初の集合写真を撮りました。
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毎回のことですが、議論が白熱して、終了後もしばらく会議室のそこここで、少人数の話し合いは続くのでした。(鈴木)
posted by resultsjp at 14:53| Comment(2) | らぽーる

故香川俊介様、お別れの会

本日、故香川俊介様のお別れの会が営まわれ、リザルツからは白須が出席しました。

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香川様は主計局主計官、法規課長、総務課長、総務次長、総括審議官などを経て、その後は官房長や主計局長を歴任し、2014年7月から財務事務次官を1年間務めました。

香川様は「社会保障・税一体改革」を推進されたことでよく知られていますが、一方で世界三大感染症、エイズ・結核・マラリア患者を救うためにもご尽力されました。

2013年10月17日、日本リザルツは、武見敬三参議院議員、WBA世界バンタム級王者・亀田興毅選手、超多剤耐性結核を乗り越えたフィリピン出身のミルドレッド・フェルナンド氏、日本で多剤耐性結核を感染・発症した成瀬匡則氏、世界基金戦略投資効果局長の國井修氏、公益財団法人日本国際交流センター執行理事、世界基金支援日本委員会事務局長の伊藤聡子氏、アフリカ日本協議会の稲場雅紀氏と共に、世界基金の重要性を訴えるため、当時主計局長だった香川様を訪問しました。

面談後、香川様からは「皆さんの熱い思いは理解しました」と温かいお言葉をいただき、実際に2013年末、日本政府から世界基金へ8億ドルの拠出が発表されたのです。

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面談後、亀田選手と撮影。左から二番目が香川様。

香川様の世界の課題に対する多大なるご尽力、心より感謝申し上げます。
リザルツ職員一同、ご冥福をお祈りいたします。
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