2016年01月21日

ガザ事業報告D:モニタリング その2

1月19日(火)
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本日は、ガザ中部(サブラ)と北部(ジャバリア)にある診療所に行きました。

1件目はサブラの診療所です。

理学療法室に入った途端に一人の女性(50代)が近づいてきて、「ありがとう!」と言われました。
頸部牽引器で治療を受け、ずっと悩まされていた首の痛みがすごく楽になり、是非お礼を言いたかったそうです。
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(病院に設置した頸部牽引器。診療所のスタッフと)


2件目は、ガザ北部のジャバリアです。

肩に痛みがあり、腕が上がらなかった男性。
提供した干渉波治療器で治療を受け、徐々に腕が動かせるようになってきたと言っていました。
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器具は使いやすく設定によって様々なケースに対応できるのでとても重宝していると、スタッフからの満足度も高かったです。

UNRWAガザ事務所保健部長のDr.Ghadaさん(中央)と。
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ガザの状況は未だ厳しいが、リハビリは人々に希望を与えることができるため、とても意義のある事業であるとおっしゃっていました。

2014年の戦闘で傷つき、未だ適切なリハビリを受けられないために障がいが残ってしまった人たちが大勢います。
戦闘に巻き込まれ大きな絶望にさいなまれる中、リハビリを受け運動機能に少しでも改善がみられることで、人々は明日を考えることができます。

日本リザルツは、これからもガザの人々を支援していきます。

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(ガザ南部の畑から、旬のキャベツをガザ市に運ぶトラック)

(本事業は、ジャパン・プラットフォームに助成いただき実施しています)
posted by resultsjp at 21:24| Comment(1) | UNRWA

「らぽーる」は相談者の人生とともに・・・

離婚と親子の相談室「らぽーる」の3つのサービス、「相談業務」「ADR(裁判外紛争解決手続き)」「親教育プログラム」は、それぞれ順調に行われていますが、今日は、ADRのお話しです。
「らぽーる」のADRは、未成年の子どもがいて離婚に直面しているご夫婦が、仲裁人として中立の立場で関わる弁護士の下で、調停・裁判のように堅苦しくない雰囲気の中で、子どもを中心に据えた話し合いを行い「共同養育計画合意書」を作成するという手法です。
ADRが始まる前、離婚の渦中にあるご夫婦に、話し合いのテーブルにつくことをお誘いするのも、簡単なことではないのですが、一旦ADRが開始されても、その途中にも、どちらも譲らないとか、話し合いを自宅に持ち帰られて、仲裁人のいないところでの話し合いで根の深い葛藤が生まれたり、それはそれはいろんなことが起こります。
そんな中で、「どうして離婚されるの?」と疑問に思うくらい親和的なご夫婦に出会いました。きっと、互いに譲歩されての合意なのでしょうが、お二人とも笑顔で、公正証書作成のための委任状に署名・押印をされました。「子どもを中心に据えた離婚」とは、こういうことだと感じるADRでした。
合意書の中には、子どもが小・中・高校進学時に取り決めを見直すことが記されており、パパはしきりに「長い付き合いになりますねー、15年後が楽しみだなぁー」とおっしゃってました。
らぽーるメソッドでの合意を記念して、こんな寄せ書きを作ってみました。(サプライズプレゼントですが…)
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こんな風に、「らぽーる」は相談者のご家族の人生に長くなが〜く寄り添うのでした。(鈴木)
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ガザ事業報告C:モニタリングその1

1月18日(月)

設置したリハビリ器具や運動器具の使用状況を確認するため、再びガザにやってきました。
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本日1カ所目は、ガザ南部の街タル・スルタンです。
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天候に恵まれた先週に比べ、強風が吹いて気温が下がり、雨になりそうな空模様でした。
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写真左手すぐに、エジプトとの国境があります。

タル・スルタンUNRWA診療所のアイマッド・アファナ所長。
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日本への信頼は厚く、戦争から立ち直り経済大国になったこと、幾度も天災に見舞われながらも復興する姿はお手本であり、メディアなどから、日本人の勤勉で真面目に仕事に取り組む姿勢や、時間を守り人を尊重する国民性などを知り、尊敬しているとおっしゃっていました。
また、自分の父親が体調を崩した時に病院に行ったらX-rayが故障していて使えなかったので私立病院で見てもらったが、誰もが出来ることではなく、ガザでメンテナンスをすることは通常よりも難しいため、長く確実に使うことが出来る器具が必要であり、日本の器具も取り入れたいとのこと。

提供した電気治療器を使って治療を受けていた男性。
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本日10回目のセッションで、電気治療器を使うのは2回目。
すでに痛みが緩和しており、とても満足しているとおっしゃっていました。

効果を実感することが、リハビリを続ける励みになっていると感じました。

2か所目は、同じくガザ南部に位置するラファです。
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提供した干渉波治療器を使って治療を受ける男性。
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痛みが軽減され、嬉しいとおっしゃっていました。

頸部牽引器での治療を受けた女性(写真は断られてしまいました)。
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首から肩にかけてとても楽になり、感謝しているとおっしゃっていました。

診療所スタッフも、新しい器具が入ったことで、より多くの患者を受け入れることが出来る(同時に複数の患者を診ることができる)ようになり、患者さんを待たせる時間が減ったため、とても満足していると言っていました。
また、スタッフの負担も軽減されたとのことです。

運動器具が設置された場所では、多くの人が運動に励んでいました。
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リハビリを行いながら、高血圧を抱えている男性。
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診療所長が、自ら指導を行っていました。

設置場所はいくつかの部屋に分かれており、また、カーテンで仕切れるようになっているため、プライバシーを守りながら利用できます。
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お互いを励ましながらジョギングマシーンを利用する夫婦の姿もありました。

みんな、楽しそうに運動に励んでいるのが印象的でした。


(本事業は、ジャパン・プラットフォームに助成いただき実施しています)
posted by resultsjp at 12:12| Comment(1) | UNRWA