2016年04月26日

熊本出張報告B

昨日に引き続き、今日も菊陽町のボランティアセンターに登録して活動してきました。今日は良い天気だったので、ママチャリをお借りして、ゆっくり町の風景を眺めながらの出陣。
受付が開始される9時前には到着しましたが、すでに多くの方々が集まっており、地元の人達の助け合い精神の高さが伺えます。(菊陽町では人が集まりすぎるのを防ぐため、現在ボランティアを町民限定としています)

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昨日の力仕事とはうって変わり、本日は地元のグループホームで傾聴ボランティアを行うことにしました。そこは認知症の方々が18名入居されているホームで、一年半前に設立されたばかりということもあって、とっても綺麗で明るい施設です。
地震で建物への直接的な被がいはなかったのですが、スタッフの方が被さいされてしまい、人手が足りないという事でお手伝いに伺いました。3人で行き、そのうち一人は看護師と心理士の資格を持つ強力な助っ人です。

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簡単に自己紹介を終えると、風船投げやジェスチャーゲームなどのレクリエーションを行いました。ジェスチャーする側は、もちろんボランティアの3人です。クジを引いて「ゴリラ」が出た時は、すぐに正解してもらえましたが、「浅田真央」が出た時は「スケート」以外の答えが出てこず、みんなの輪の中をひたすら滑りつづけました。そしてトリプルアクセルを決めたところで、ようやく「浅田真央かの〜?」の声が。本当にありがとう、おじいちゃん!

その後はスタッフの方と昼食作り。今日のメニューは中華丼、たまごスープ、バナナヨーグルト、さつまいもとリンゴのデザートです。スタッフを含め、約20名の料理を一度に作るのは至難の業で、フライパンを二つ使って調理していきました。

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少し薄味ですが、皆さん「おいしい、おいしい」と大好評でした。

その後はまったりとくつろぎながら、多くの人達とお話しました。学生の頃のこと、勤めていた会社のこと、ご家族のこと、恋愛のことなどなど、「初対面なのにそこまで話しちゃっていいの!?」とこちらが心配してしまうようなプライベート話もたくさん飛び出しました。その他にも熊本の方言を教えてもらったり、私も心から楽しむことが出来ました(何度も同じ話が繰り返されるのはご愛敬ということで)。

地震については「とにかく長く揺れるので、気持ち悪かった。でもラジオで外には出るなと言われていたので、揺れている間は柱にしがみついていた」と話してくれた方がいらっしゃいました。入居者の皆さんが怖い思いをしたのはもちろんですが、当時の夜、2人だけで対応したスタッフの方々の心労は想像に難くありません。

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地震が起こり、直接の人的被がいはなくても、専門職の方が身動きの取れない状態になることで、その裨益者となる人達がこれまでと同じケアを受けられない状況がたくさん出てきます。学校、保育所、幼稚園、そして今回のようなグループホームなど、その形は様々ですが、子どもやお年寄りなど、社会的弱者にしわ寄せが来るという点では同じです。メディアで取り上げられる以外にも、本当に地震の被がいは多岐に渡るのだなと、考えながら活動しました。

明日も、頑張ります。
猟犬

posted by resultsjp at 19:02| Comment(1) | 熊本支援