2016年07月04日

「聴く」ということ

先日、家の近くで開催された「傾聴研修会」に参加しました。
主催は、地域で女性のための電話相談を行っているボランティア団体で、
約40名の参加者がありました(そのうち男性は1名だけ)。

2時間という限られた時間でしたが、産業カウンセラーによる講義に続いて、
参加者間で実習を行うなど、とても充実した研修でした。

講師の言葉で印象に残ったことは、「聞く」と「聴く」は違う、ということです。

聞く:音や声などを耳に感じとること。聞こえる、聞いて知るなど受身的である。
聴く:聴こうと努力する。心を込めて聴く。積極的に耳を傾ける、という意味。

研修を終わって感じたことは、良い聴き手になるには、技術的な面はもちろんのこと、
何より忍耐強く、話し手の心に寄り添う気持ち、一緒に考えていこうとする気持ちが
大切である、ということです。

2時間の研修で良い聴き手になれたとは思いませんが、学びや気づきをこれから
仕事やプライベートで少しでも生かしていけたら、と思っています。

(めい)



posted by resultsjp at 14:44| Comment(2) | らぽーる

ダッカの痛ましい事件

途上国で働いた経験のある人、あるいは今まさに途上国で働いている人ならば、この事件を通じて様々なことを思われたに違いない。あの国でなぜこんなことが起こってしまったのか、これからどうなるのかという不安が湧き起こったかもしれない。ただ、なんといってもその命を、その存在を、つながりを持った方々との関係と人生の軌跡が、そこで断ち切られたことに対して、表現尽くせない苦悩を想像すると、私も体が硬直する。実は、その渦中にあって、この困難な状況にありながら、大きな責任を負いつつ、傍らにいなければならない方を知っている。昔、お世話になった方だ。その方のことが心配だ。
 普段は目を凝らしても見えないつながりが、あるとき、ふと立ち現れる。ふと立ち現れるつながりは嬉しい方がいいが、悲しみを分担するというのもありだ。つながりを作る活動がその時は実を結ばなくとも、ある日ふと役立つような、そんなつながりがあるだろう。熊本被災地からの活動報告をみてそう思う。(U)
posted by resultsjp at 11:43| Comment(2) | らぽーる

インターンはなの『初めての〜〜』・その3『初めての名刺』

皆様、こんにちは。

インターンのはなです。

さて、今回の投稿は初めての名刺についてです。まさか正社員ではない、大学1年生の私にまで名刺を作っていただけるなんて、夢にも思いませんでした。さすが、日本リザルツ!

名刺は海外でも『business card』として、ネットワークのために使用されていますが、日本ではとても特別な意味を持っていることについて、今回のブログ投稿を通じ、説明したいと思います。

もしかしたら先週の投稿と違って、とても読みにくい内容になるかもしれませんので、何卒ご了承ください。

海外育ちの私が、リザルツに訪れる方々と社員たちの交流を見て疑問に思ったのは、名刺がなぜ自己紹介の過程で重要視されているかです。もちろん、挨拶をし、名前を述べ、日本特有の『おじぎ』をしますが、その上に名前・肩書き・連絡先が記してあるメモ用紙のような薄っぺらい紙を渡すのは、最初、とても不審に思いました。
そのような薄っぺらい紙だけで本当にその人の事がわかるのでしょうか。
名前・肩書き・連絡先 だけで、相手の『人間性』を本当につかめるのでしょうか。
人間は 名前・肩書き・連絡先 だけの存在(動物)ではありません。
私は机に積み上げられた数十枚の名刺を見て、先ほど会った方々の顔を思い出せない事に、心がとても痛みました。

社交的な場で、大勢の人々に囲まれながら一人一人、相手の情報を集めるのは時間的に不可能です。そんな時、名刺は簡単に数十人と同時につながることができ、情報を入手できるとても便利なツールです。

相手の情報(連絡先など)がシンプルに記されているのは、後々の交渉などを容易にするなど利点が多いです。
それでも、他の動物にはない人間特有の『挨拶』を、便利で『システム的』な過程にするのは、本当に良いことなのでしょうか。

お互いを知るための過程をなるべく簡易にしたいという人間の怠惰さを少し感じてしまった自分です。

。。。という事で、今週は初めての名刺を通じて、『人間を人間にするのはなにか』との、とても変わった、哲学的な考えをさせていただきました。

分かりにくい内容ですみません。残念ながら、出会えた人々を一人一人と 名前・肩書き・連絡先 以上の内容をするような、お互いの『人間性』を大事にするようなユートピアは逆に想像しにくいですね。
多分、ここに来て仕事が始まって早々に、色々な社交的な活動(会議など)に参加し、大勢の人々が名刺交換をしているのを初めて目撃したのが、海外育ちの私にはとても衝撃的な経験だったのだと思います。

それより何より、リザルツでは名刺のような、ネットワークに必要な道具を大学生のインターンが作っていただけるのです!
国際交流に重要なプロフェッショナリズムもアップ!次回の『初めての〜〜』を経験するのをとても楽しみにしています。

はな
posted by resultsjp at 10:28| Comment(2) | 情報

栄養改善の成果

第127回6月23日、GII/IDIに関する外務省/NGO懇談会が行われました。これは保健分野で活動するNGOと外務省との定期的な対話の時間です。日本リザルツからも参加し、G7伊勢志摩サミットの成果における食料安全保障と栄養改善に関することを伺いました。
 G7伊勢志摩サミットの成果として発表された「食料安全保障と栄養に関するG7行動ビジョン」には、エルマウ・サミットで掲げた「2030年までに途上国において5億人を飢餓・栄養不良から救出する」という目標を達成するためにG7が取る行動は列記されていますが、資金約束や具体的な個別の時限等の計画はなく、個々の国に任されているものでした。この点について伺うと、昨年のドイツでのエルマウ・サミットでも、投入する金額自体よりも支援の結果としての成果を重視することとなり、資金目標という形では示さず共通の成果目標を示したという説明でした。資金目標がないと支援が進まないのではと懸念は残ります。
 これに関連するものとして、G7は食料の安全保障、農業・栄養への支援資金額を一貫してモニタリングできる、透明性の高い共通の支援資金報告手法を今年中に策定予定であり、作業を進めているということ、また3年に1度の包括的なG7進捗報告書の食料安全保障・栄養に関するエルマウ・コミットメントの部分では,小規模農家を対象とした支援プログラムの割合や,女性の能力強化(ジェンダー支援)の目的を持った農業プログラムの支援額の割合などが捕捉されることとなるというお話でした。確かにこのフレームワークの中で弱い立場に置かれた人々への支援、そして、そこにどの位資金が投入されたかを捕捉することができれば、達成状況とそれに向けた努力を見ることができることになります。WHO国際栄養目標2025には6つの目標があり、国連で定めた持続可能な開発目標も2030年までに飢餓の撲滅や栄養不良の解消を明示しています。
 こうした世界的な目標の対象者毎の達成状況や資金拠出が確認できれば、達成に向けてモニタリングをし、必要な対策を取っていく助けになります。説明責任を強化する支援資金報告手法が策定され、世界で定めた目標に日本も貢献し、効果的な支援が行われることを願います。
(たか)
FullSizeRender (26)ベゴニア.jpg
posted by resultsjp at 10:16| Comment(2) | 栄養問題

【ニュース】結核、低まん延国へ新目標 東京五輪に向け厚労省

graphic13-e1407736745251.jpg


皆様、こんにちは。

今日は結核の最新ニュースをお届けします。


結核、低まん延国へ新目標 東京五輪に向け厚労省 (日経新聞7/1)

 厚生労働省の結核部会は1日までに、1年間に新たに結核と診断される患者数を2020年までに10万人当たり10人以下とする目標を定め、対策を強化していくことを決めた。

 10人以下は世界保健機関(WHO)が定める結核の低まん延国の条件。

 日本は先進国の中では結核の罹患(りかん)率が高いことが問題となっており、20年の東京五輪・パラリンピックまでの達成を目指す。今年の夏をめどに予防指針を改正し、新目標を盛り込む。

記事全文はこちら



結核の蔓延の「高・中・低」の定義についてですが、WHO によると、結核低まん延国は罹患率が人
口 10 万人当たり10以下、中まん延国が20以上100以下、高まん延国は、100以上と定義されています。

人口10万人あたり、
・高まん延国:100人以上
・中まん延国:20〜100以下
・低まん延国:10人以下


日本は今、中まん延国です。以下が、諸外国と比較した日本の結核届出率のグラフですが、日本はやはり高い値です。

g02bn.jpg
結核予防会のHPより


結核は誰でもかかる病気です。咳や痰が2週間以上止まらない、胸に痛みがあるなど、気になる症状をお持ちの方は一度検査をぜひ。


【結核information】
結核症状チェック

ストップ結核キャンペーン

結核Q&A(結核予防会)

GHITFund 結核R&Dのポートフォリオ一覧


【リザルツの過去の結核関係の記事】
栄研化学 結核の検査装置海外市場を開拓

結核類似菌の呼吸器系患者急増!7年で2.6倍

【結核ニュース】世界で猛威…耐性菌拡大、WHOが新手法奨励

【結核ニュース】29人が結核集団感染 千葉船橋

薬が効かない結核!?多剤耐性(MDR)結核について

STOP THE 結核!!大都会、渋谷でも集団感染!最近の集団感染事例。

結核の恐怖…結核についてどのくらい知ってますか?

以上です。

(いけのり)
posted by resultsjp at 09:51| Comment(2) | ストップ結核アクション

熊本日誌A

今日は、熊本市総合子育て支援センターでの相談業務がなかったので、熊本市内で右往左往しておりました。
まず、「ひごっこ 親子でお出かけ すくすくマップ」というリーフレットを手に、日曜日に開いていてお話が聴けたり、「らぽーる」の取り組みを紹介できて、リーフレットを置いていただける可能性のありそうなところを探しました。該当する施設は児童館、図書館、そして「母子・父子福祉センター」でした。
そりゃもう、「母子・父子福祉センター」でしょう!と思い、バスを乗り継いで行って参りました。雨が降ったり止んだりで蒸し暑く、後で鏡を見てびっくりしたのですが、湿気で髪の毛がひどいことになったまま、事前のお約束もなく突撃訪問してしまいました。
「母子・父子福祉センター」は郊外の静かな住宅街の中にありました。植木はきれいに整えられ、建物はシックで素敵です。
IMAG0948.jpg
女性の館長さんで社会福祉士の竹原さまという方が対応してくださいました。今日は珍しく静かな一日なのでと、いろいろなエピソードや、館内をご案内くださったり、母体である社会福祉法人の事業内容を説明くださったりして、気付けば2時間以上居座ってしまっておりました。
とても優しく受容的で、それでいて頼りがいがあって…、離婚の混乱の中で竹原さまのような方に出会えたら、センターで用意されている手厚い就業支援(たとえばパソコンなら、基礎からパワーポイントまでのコースがあり、簿記、マナー、医療事務等も、検定受験料とテキスト代のみ自己負担で受けられます)を利用して自立を目指そうという気持ちになれるだろうと思います。
センターでは就業支援の他、親向け、子ども向けの教養講座や茶話会、親子で取り組めるライフプランを考える会、お料理教室、子どもの科学実験など、本当にひとり親家庭のニーズに合った、痒い所に手が届くサービス内容が用意されています。
施設内のインテリアなども落ち着いていて、バブル全盛期にできたので、床のタイルも信楽焼だったりして豪華です。地震の時も本や食器はずい分落ちたり壊れたし、業務用冷蔵庫も大きく動いたけれど、建物はなんともなかったそうです。
ひとり親家庭の親の自立を応援し、親と子に居心地のよい居場所を長期にわたり提供し、見守り続けるセンターの存在意義は大きいのですが、竹原さまの存在が、センターのサービスをより人に寄り添う質の高いものにしているなぁ〜と感じました。とても勉強になって得るものの多い2時間でした。
東京にいらしたらリザルツにお寄りくださるそうですし、もちろんらぽーるリーフレットもおいてくださるそうです。
面会交流で合意のない父母間の間に入ることの難しさについても、違う立場から今後意見や情報交換ができそうで、出会いに感謝しながらセンターを出ました。

その後は、くまモンスクエアでくまモンに会いたかったのですが、小さいお子さんの間をかき分けて前に出るわけにもいかず、遠巻きにちょっとだけ見えました。
IMAG0950.jpg
くまモン出動時間後に、缶バッジなどを購入しました。
IMAG0952-1.jpg

その後、お城の石垣の様子を見に行ったり、とにかく街を歩き回りました。
商店街も百貨店も、夏のセールやお中元の売り出しなどで賑わい、「がんばろう 熊本」のエネルギーをいっぱい感じました。
IMAG0949-2-1.jpg

でも、昨日も書きましたが、表面上は日常を取り戻したかに見えても、やせ我慢だったりするかもしれません。そこにメンタルケアを紹介したり、気負いなく受けられる体制づくりを続けていきたいと思います。

がんばろう 熊本
支え合おう 熊本
心ひとつに
(鈴木)
posted by resultsjp at 00:39| Comment(2) | らぽーる