2016年07月21日

ママ向け防災冊子

このあたりのハズと思うが、みつからず、結局反対の方向を走っていた。土地勘がまったくないので、少しの移動さえ、迷ってしまう。朝といっても日差しはすでに強烈で、汗が目に入って痛い。
目的の場所らしきその建物はなんだかしゃれた感じ。事務所らしくない。迎えてくださった環境ネットワークくまもとの事務局長、園田さんによると、昔は喫茶店だったとか。それを改装したのだという。そのくつろぎの空間に加えて冷たいお茶がおいしく、喫茶店にいるようだった。
園田さんとは、現在用意している冊子について、意見を伺った。新潟地震の経験から生まれたママ向け防災冊子「あんしんの種」いう優れた冊子があるけれども、熊本の経験はどこが違うのか、どう差別化するのか、その限界についてもお話しした。
「あんしんの種」のネーミングがともかく素晴らしい。何かいいネーミングはないか?あんしんの芽、あんしんの蔓(つる)・・。ネーミングはともあれ、タイミングもあり、実用性に焦点を充てたものにするしかないだろう。
posted by resultsjp at 23:18| Comment(3) | 熊本支援

栄研化学訪問

皆様、

こんにちは。7月も中旬に入り、少し雨の日が続いていますが、皆様はお元気にお過ごしでしょうか?

本日は、朝9時に那須塩原へ。私を含めリザルツの職員3名で、LAMP法の勉強のため、栄研化学にお伺いしました。
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LAMP法とは?
栄研化学が1998年に発明した、結核の検査方法のことです。現在結核の検査方法は、いくつか種類がありますが、比較的器材や検査も安く、簡単に出来る方法と言われております。
まだ、WHOからの推奨は頂けてないようですが、日本でも約300カ所で使用されており、今後さらに、発展途上国などでも使用されていくと期待されています。

実験内容と方法は、写真を含めて簡単に紹介します。

こちらが実験室です。
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まずは、実験する際に、白衣、マスク、手袋をします。
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喀痰をPUREキット検体処理チューブに入れ、処理液と混合させます。
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こちらがLAMPのインキュベーターです。
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こちらに、喀痰と処理液を混合させたものを90℃で5分間加熱します。

加熱終了後、吸着剤が入ったチューブに差し込み、検体を混合させます。
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その後、混和させたものを、こちらに抽出します。
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最後に、LAMP反応チューブを65℃程度で40分間加熱して、結果が出ます。
UV Lightの下で観察し、傾向に光っている場合、陽性と判定されます。

実際に実験をしてみて、、、
大学で文系だった私は、高校時代以来の実験になりましたが、非常に簡単でわかりやすく、私でももう少し練習すれば出来ると実感しました。
実際に発展途上国では、日本やアメリカなど先進国で当たり前に行われている検査が行えません。しかし、金銭不足で実験器材の少ない発展途上国では、栄研化学のLAMP法が狭くて設備の整っていない場所で行え、一番実用的で確実性のある方法だと感じました。

リザルツでも、来週からスタッフがケニアに行く予定です。ケニアのスラム街では、依然として結核患者が多く、検診すら受けられない方が沢山います。その方達のために、結核クリニックの修復をし、さらなる診療所への結核患者のアクセスを増やすためにアドボカシーをしていきます。

少しでも多くの結核患者を助け、制圧に向けて努力していきます。また、ケニアでの更新を楽しみにしていてください。

演劇
posted by resultsjp at 15:22| Comment(2) | 結核

栄養改善の国際展開

7月14日に内閣官房健康・医療戦略室の国際栄養の展開検討チームの最終会合が行われた。
昨年の3月から、日本政府として国際栄養の海外展開を如何に推進していけるか、関係省庁、栄養関連の企業が参加して合計9回開催された。NGOも途中から正式メンバーになった。こうした政府の会合に参加できるのは非常に興味深く、多くを学ばせていただいた。

○日本政府や企業の働き
日本政府や企業の動きについて学ぶことができた。特に内閣総理大臣を直接に補佐および支援する補助機関である内閣官房という機関について知ることができた。縦割り行政と言われるが、この会合では関係省庁も参加し、それぞれの立場で同じ目標を目指して話し合いを進めて行く。日本を国や組織として意識することは日常ないけれども、省庁がどんな動きをして、日本政府としての働きをしていくかを垣間見ることができた。また、栄養に関連する日本企業が海外進出する際の様々な課題を理解することできた。

○栄養改善の国際展開の実動
最終報告書にもあるが、この会合の結果、新しい独立した組織が作られ、内閣官房の主導ではなく、その組織の主導で栄養改善の国際展開への動きが進められていく。政策レベルから実務レベルに動き、栄養改善の活動が具体的に始まっていく。新たなステップを見ることができて良かった。

○NGOの参画
会合の最終報告書にはNGOの参画の可能性が示された。企業が栄養改善の国際展開をする上で、NGOが持っている海外の情報や拠点、住民の健康状況などが役に立つことがあるかもしれない。また、企業の活動が営利だけでなく、栄養不良の改善に役立ち、住民にとって不利益にならないように、NGOが企業の進出や実施を見守る立場を取ることができるかもしれない。NGOがそれぞれの立場で参画の推進は判断することだけれども、こうした可能性があることは良かったと思う。

○政策提言ということ
流れが逆風であった時もあきらめずに説明し、また機会がある毎にコメントや意見、書類を提出していくと、小さな声でも聞かれる時がある。NGOが参画すること自体そのものが最終ゴールではない。しかし、営利目的でないNGOが活動経験を生かし、参加することがあれば、効果的な実施につながることもあると思う。この会合が関係者に情報が公開され、意見を伝えられる体制であったことは嬉しかった。
(たか)
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posted by resultsjp at 15:09| Comment(2) | 栄養問題