2016年09月22日

旅便りvol3@ケニア Essumba特集A

皆さま、こんにちは。
近くのマーケットでTシャツ買いました。200Ksh(=200円)でした。白石です。

毎晩、宿でインドの方と一緒にチャパティを作ってます。インドでも一般的な家庭料理らしく、カレーにつけるナンより、薄くパリパリです。

ケニアではこれでチキンやグリーンと言われる野菜(英語でいうケール、あの青汁の材料です)を巻いて食べています。どのローカル食堂に行っても、ウガリorチャパティorライス?と聞かれます。

Screen Shot 2016-09-22 at 12.43.58.png
散髪するEdward

今回は前回同様、Essumba特集です。
やっぱり凧揚げは楽しいものでした...。

===

Essumba Primary Schoolは、6歳から14歳までの8学年、学年毎のバラツキはあるものの、概ね100名程度。在籍人数は800名を超えています。しかし、教室は12個。8教室を構える旧校舎と、とってつけたような4教室、綺麗な新校舎があります。この新校舎はケニア国内のNGOによって数年前に建設されました。しかし、その新校舎も維持がされていなく、黒板が剥がれ、床も剥がれかけていました。

Screen Shot 2016-09-22 at 12.39.49.png

Screen Shot 2016-09-22 at 12.40.28.png

この学校では、給食などはなく12:40になると、子どもたちがそれぞれの家へ走っていきます。校庭にはウォータータンクが設置されていますが、1つしかなく決して十分ではありません。

Edwardとともに校長先生と1時間ほどお話をし、どんな状況で、どんな問題があるのか。深く理解したつもりです。

その上で、1番の問題点。それはネパールの山奥の学校と同様に、ペンとノートがないこと。
校長先生は5人に1人は、ペン、ノートを持っておらず、学校にきて、先生たちの話を聞くだけ。(日本の大学と重なる部分があると感じました。)それでは意味がない、とおっしゃっていました。

その後、ルアンダに大きな倉庫を構え、3つのスマートフォンを駆使し、3人と同時に通話する、インド人大商人からペンとノートを100個ずつ購入し、寄付いたしました。

Screen Shot 2016-09-22 at 12.43.46.png

Screen Shot 2016-09-22 at 12.47.02.png

そして、寄付したその日、少しだけお時間をいただき7年生と8年生とともに凧揚げ大会を開催しました。
15個しかない凧をみんなで取り合いになり、校長先生に怒られる場面もありました。

Screen Shot 2016-09-21 at 09.38.45.png

Screen Shot 2016-09-22 at 12.53.33.png

Screen Shot 2016-09-22 at 12.55.51.png

Screen Shot 2016-09-22 at 12.55.08.png

30分と限られた時間でしたが、校長先生も「やらせてくれ」と広い校庭を走り回っていました。
誰でも、楽しめてしまう。魔法のようでした。

===

これまで書き連ねてきたEssumbaでの出来事。どう感じましたでしょうか。

私が日本にいるときから感じていた。世界の不条理であるとか、幸せの定義であるとか、ボランティアの本質であるとか。答えはすべて素直で、まっすぐなEssumbaの人たちに教えていただきました。
さらに、大きな宿題をいただきました。
それが今あるモヤモヤの正体です。

Edwardには、大きな夢があります。
「私が、この世界を変えることはできないかもしれない。でも、このEssumbaに住む人たちが、ただ友達と一緒にいてわらい、好きな異性と一緒にいて、子どもたちの顔をみて、朝の大気の中を歩き、陽光や風に身体をさらす。そんな当たり前が当たり前になってほしい。」

私ができること、考えます。(白石)
Screen Shot 2016-09-22 at 12.53.47.png
posted by resultsjp at 19:13| Comment(2) | 情報

[速報]日本、シリア問題に1250億円支援表明

今週始まった第71回国連総会。連日、関連ニュースが絶えません。

無題.png
Source:朝日新聞

国連サミットで安倍首相が総額28億ドル(2800億円)の難民支援を表明したことは、先日公式ブログで速報しました。

その時のブログはこちらを参照。
[速報]安倍首相、国連で総額28億ドルの難民支援表明
http://resultsjp.sblo.jp/article/176956705.html

また、オバマ大統領主催の難民サミットでも、世界銀行に対し総額1億ドル(100億円)の支援を表明しています。

詳しいニュースの内容はこちらを参照。
[NHKニュース]首相 難民支援で世界銀行に1億ドル規模の協力表明へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160920/k10010697471000.html

そして今度は、国連安保理ハイレベル会合の演説の中で、内戦が続くシリア問題解決のため、シリアと周辺諸国に総額1250億円の支援を表明したのです。

無題2.png
Source:外務省

具体的には、シリア、イラクと周辺諸国に対して、食料・飲料水の供給、ワクチン接種、教育や職業訓練などを国際機関と連携して、総額1250億円の支援を実施するということです。

詳しい内容はこちらのニュースを参照。
[NHKニュース]安倍首相 シリアなどに約1250億円の支援表明http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160922/k10010702751000.html

今回注目すべき点は、支援策の中でワクチン接種の実施が明記されていることです。

感染症対策は、日本リザルツが力を入れて行っている取り組みの1つです。
安倍首相が掲げた支援策をもとに、紛争地域に暮らす人たちが1人でも多くワクチン接種を行い、健康な生活を送れるようになるといいですね。
(長介)
posted by resultsjp at 14:55| Comment(1) | 情報

結核集団感染のニュース-2

また結核集団感染のニュースが発表されました。

「那覇市保健所は20日、市内の日本語学校に通う留学生らが結核に集団感染したと発表した。最初に症状が出た外国人の20代女子学生を含む感染者は計10人。うち女子学生ら4人が発病し通院中だが、治療を受けたことで周囲に感染する恐れはないという。ほか6人は発病予防のための内服薬を飲んでいる。

那覇市保健所によると、女子学生は今年1月ごろからせきやたんの症状があり、4月に肺結核と診断され入院。女子学生と接触した計39人が健康診断を受けた結果、9月7日時点で、同居する学生や学校関係者ら9人に感染していたことが分かった。」

最近では、国内でのはしかの集団感染のニュースも報道されるなど、国際化に伴い結核やはしかなどが再び脅威となってきています。昨日のブログにも記載されていますが、9月24日から結核予防週間が始まります。私たちも一人一人が感染症について正しい知識を持ち、気を付けていかなければなりませんね。

昨日のブログはこちらです。

[ニュース]患者数115人に。1週間前から33人増



(か)
posted by resultsjp at 13:07| Comment(0) | 結核

栄養改善事業推進プラットフォーム発足記念セミナー 〜途上国での栄養改善事業展開に向けて〜

昨日は、世界の栄養改善のための官民連携の枠組「栄養改善事業推進プラットフォーム(以下Nutrition Japan)」発足記念セミナーに参加してまいりました。

11.JPG
たくさんの方が参加されていました!

Nutrition Japanは、民間企業、政府関係機関、学術研究団体、NGO等、様々な組織が連携し合い、途上国・新興国の栄養不良問題に取り組むことを目的に立ち上がりました。
発足記念セミナーでは、栄養改善における国際的な動向や日本国内の施策、企業のビジネス展開事例など、栄養に係わる情報が共有されました。

12.JPG
冒頭の開会挨拶の中で、食品産業センター理事長 村上 秀徳氏は、日本企業の製品開発力や技術を活かした栄養改善ビジネスの展開において、Nutrition Japanへの期待について述べられました。

内閣官房 健康・医療戦略室参事官 岡島 洋之氏からは、Nutrition Japanの仕組みについて説明がございました。配布された資料はWEBでも公開されています。各組織の関係性が図で表されており、とてもわかりやすいです。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/suisin/suisin_dai14/siryou5.pdf

13.JPG
Global Alliance for Improved Nutrition(GAIN)理事会議長Vinita Bali氏SUN(Scaling Up Nutrition)Business NetworkのGeraldine Murphy氏より、今回の発足記念セミナーのために、ビデオメッセージが届けられ、会場で放映されました。

Vinita Bali氏は、「Nutrition Japanは、日本政府のリーダーシップのもと、栄養が重要な国際的課題として、維持されていることを示している。このことは、世界的に問題となっている栄養の過不足問題(肥満と栄養不良の共存)によるリスクの観点から必要であり、価値あることである。」と述べられました。

14.JPG
SUN Business Networkは、栄養改善に取り組む国際的ネットワークで、260以上の企業が参画しています。Geraldine Murphy氏からは、「栄養改善事業推進プラットフォームのメンバー企業がSUN Business Networkにも参画することで、国際レベルでネットワークを構築でき、連携して取り組むことができる」と、Nutrition Japanを歓迎するメッセージが届けられました。

また、栄養問題に取り組む企業として、株式会社ファーストリテイリング CSRソーシングチーム 青沼 愛氏が登壇し、大変興味深い事例を紹介されました。


こちらの動画にすべて説明されていますが、ファーストリテイリングでは、生産拠点のひとつであるバングラデシュにおいて、「Factory Worker Empowerment Project」というプロジェクトを展開しています。取引先縫製工場に勤務する方を対象に、基本的な栄養学や衛生・健康管理、家計管理などのライフスキル習得を支援しているそうです。従業員がより健康的になり、プログラムが終了した工場では、女性の欠勤率が36%下がったというデータも出ているそうです。

Nutrition Japanの活動を通して、今後このような成功事例がどんどん出てくることを期待したいです。

(Saho)
posted by resultsjp at 10:27| Comment(2) | 栄養問題

旅便りvol2@ケニア Essumba特集@

皆さま、こんにちは。
宿付近にある行きつけ?の店での70Kshのチップスばかり食べていたら、店員さんと仲良くなりサービスでくれたオレンジでお腹壊しました。白石です。

本日は今まで同じ宿で語り合っていたヨーロッパからの観光客数人が、朝一でMasai mara(マサイマラ国立保護区)へサファリに行ってしまったため、悲しく、洗濯、独り飯でした。

Screen Shot 2016-09-21 at 21.04.13.png

私も昨年サファリに行きました。大量のヌー。

出会いも旅の醍醐味ですね。
そのおかげでWiFiが早く動くようになり、こうしてブログ更新ができるようになったのですが...。

今回は前回にも少し触れた、かまどでウガリを作る村、Essumba(エスンバ)特集です。

私がEssumbaと出会ったのは、1年前。つまり大学1年生の時に参加したボランティアワークキャンプです。
そこで感じたこと、思ったことが、今でも心に残っています。それらが私を突き動かしているわけです。

===

TICAD VIが終わり数日、ナイロビが日常に戻った頃、私はまず地方都市Kisumu(キスム)への高速バスに乗り込みました。ナイロビの路地裏(バスターミナルらしい...)から、Kisumu(キスム)までは約8時間、1,100Ksh(1,100円)。決して快適なバス旅行ではありませんが、昼前10時に乗り込み、気づけばもう既に17時。どんな状況でも寝れるようになりました。

Screen Shot 2016-09-21 at 21.10.15.png
キスムのフードマーケット。

そこからLuanda(ルアンダ)行きの乗合バスに乗り込もうとしましたが、到着時刻は18時。これが失敗でした。(もっと早く起きればよかった...) ということでキスムで一泊。2,000Ksh(2,000円)の高級?ホテルに泊まりました。(実に1週間ぶりのホットシャワー)しかも、朝食付き。


明くる日、美味しい朝食を食べ、やっとの思いでぎゅうぎゅう詰め(ハイエースに20人以上)のルアンダ行きの乗合バス(Matatu)に乗り込み、1時間、150Ksh(150円)。思い返せばちょっと高いかな...。そこでMatatuを乗り換え、ルカモジャへ。そこがEssumbaの入り口です。

Screen Shot 2016-09-21 at 21.12.57.png
ルアンダも綺麗な街とは言えません。魚が腐ったような匂いがします。

実は、現地に住むEdwardとは連絡手段がなく、全くのアポなし訪問。受け入れてくれると信じていました...。

そしてEdwardと道端で出会った時には、1年越しのハグをしていました...。
そんな彼は、この村唯一の弁護士さん。そしてこの村の困っている人を助けるヒーローでもあります。

Screen Shot 2016-09-21 at 21.15.00.png
We Love Japan Tシャツを手に笑顔のEdward↑↑凧揚げ大会にて。ブレブレですいません。

彼の台所は...。
Screen Shot 2016-09-21 at 21.16.57.png

彼の鶏は...。
Screen Shot 2016-09-21 at 21.17.28.png

彼の羊は...。
Screen Shot 2016-09-21 at 21.18.12.png

彼の猫は...。白目むいて寝ていました。
Screen Shot 2016-09-21 at 21.18.25.png

彼のトイレは...。
Screen Shot 2016-09-21 at 21.19.31.png

そして、彼の家族は....。
Screen Shot 2016-09-21 at 21.20.24.png

彼の家から歩いて10分のこの村唯一の公立学校がEssumba Primary Schoolです。

Screen Shot 2016-09-21 at 09.45.13.png

そこから数日は、Edwardの仕事を見て、そして村の状況を見て回りました。
彼の仕事はルアンダでのビジネスに関する相談。彼の友達で同じくEssumbaに住むAlan(アラン)のビジネスのサポート。詳しくはルアンダでのコカコーラ社、インド人大商人からの仕入れ、値段交渉。など...。


そして村の状況は...。

決して良いとは言えません。

Essumba Pri Schoolでは教科書が十分な数がなく、1クラス1冊。その1クラスは100人を超える場合も。そして床や屋根はボロボロ、雨が降れば授業は中止。通っている大半の生徒たちは裸足で通学。学校の床(泥や砂だらけ)にはJigeer(ジガー)、日本名でスナノミ症が蔓延し、生徒たちの足を蝕んでいます。両足が壊死し、最悪の場合死に至ることもある、怖い病気です。

スナノミ症についてはYouTubeなどで”What's is Jigger”とかなり衝撃的な動画が出てきます。あまりお勧めしません...。

それを予防・治療する病院はKakamega(カカメガ)という、遠い街にしかありません。Luanda(ルアンダ)にもEquator Hospitalというのがありますが、医師は常駐せず、多くの場合「Kakamegaに行ってくれ」と言われるらしいです。

そんな地に住む人たちの生活は、多くはルアンダでSmall Bussiness、と同時に農業に従事しています。
EdwardがEssumbaで支援している家庭に配るというコーンを植えました。

Screen Shot 2016-09-21 at 21.23.57.png
ケニア人は歩くのが大好き。私も少しは体力がついたかな...。

Screen Shot 2016-09-21 at 21.24.08.png
コーンにピンクの薬品が塗られたものを植えます。

このコーンは12月に収穫し、その後干し、粉状に、そして噂のウガリになるわけです。
しかし、その畑を見て驚きました。それほど田舎育ちではありませんが、この畑の状況はひどかったです。

Screen Shot 2016-09-21 at 21.25.05.png

ナイロビで農業のイロハを学んで、Edwardに伝授しようと思い、勉強しています。

最後にEdwardが支援し、Essumbaで実際に生活するAさんの家にも一泊させていただきました。(日本語でも英語でも発音するのが難しいので仮名です。無理矢理カタカナにするならば、チャルンアさんです。)Aさんの家族は2人の子どもがいます。その子どもたちはEdwardの支援でEssumba Primary Schoolに通っています。Edwardに顔写真はやめてくれと言われているので写真は少なめです。

Screen Shot 2016-09-21 at 21.26.10.png
この家に4人が生活しています。キスムのホテルの1室より狭いです。

実に過酷。その日は夕方から豪雨が降り注ぎました。屋根からは水がポタポタと落ち、食事も、寝床も、台所も、水を含んだ泥の上。壊れかけた柱や壁には、皆笑顔の家族写真が貼ってある。聞けば、キスムまで行きそのとき持っていた全財産で印刷したらしい。
夕方からは近くで店を出しますが、そこは人間よりも羊や牛の数の方が多い、大自然ど真ん中です。そこで壊れかけた携帯電話の部品が売れるわけがありません。その日の売り上げは0でした。

明くる日の早朝、お互いカタコトの英語ですが、Aさん夫婦と語り合いました。
「Edwardがいなければ生きていけない」「私も学校に行っていないので、どんな仕事も得る事はできない」「明日食べるものがない」「私たちはどうしたらいいの?」
と涙ながらに語ってくれました。

私の初めの炎...。
それにまた気づかせてくれる大きな出来事でした。

今もナイロビで、胸のなかのモヤモヤが取れては消え、取れては消えを繰り返しています。
今の思いで、ウガンダには向かえないと思い、大きなバックパックは今もEdwardの家に置いてあります。戻るつもりです。

あまりにも長くなりました。今回をEssumba特集@にします。
次回Essumba特集Aも、Essumba Primary Schoolでの凧揚げ大会など盛りだくさんでお送りします!!

以上、ナイロビのKFCからの更新いたしました。(白石)
Screen Shot 2016-09-21 at 21.34.01.png
posted by resultsjp at 03:43| Comment(4) | 情報