2016年09月03日

ガザの若者に生きる希望を:ガザ・イノベーション・チャレンジ・ビジネスコンテスト

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Source:Japan Gaza Innovation Challenge Facebookより

「天井のない監獄」とも呼ばれるガザ地区。
イスラエルとの紛争で長きにわたり境界が封鎖されていることから、今も尚、住民は塀の中の限られた場所での不自由な暮らしを強いられています。

そのガザ地区が抱えている大きな問題の1つが失業です。
パレスチナ中央統計局によると、2014年のガザの失業率は43%と世界で最も高く、中でも、若者の失業率は60%〜70%と言われています。長期化する紛争に加え、大学を卒業しても仕事がないため貧困に喘ぐ日々…ガザの若者たちは二重の苦しみを抱え、先の見えない日々を過ごしているのです。

何とかして、ガザの若者たちに生きる希望を与えられないだろうか。
そこで企画されたのが、起業支援プロジェクト「ガザ・イノベーション・チャレンジ・ビジネスコンテスト」です。
日本が資金、技術、経営など様々な面からサポートを行うことで、ガザの若者たちのアイデアをビジネスとして形にし、ガザに住む若者の起業と雇用を促進させるプロジェクトです。

そして先日、総額1万ドル(約100万円)のビジネスコンテストがガザで開催されました。

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Source:朝日新聞デジタル

「戦闘によって破壊された建物を再建する際に使う建築資材を、ガザにある灰から作るプロジェクト」
「電気設備の脆弱なガザで、消費電力の少ない昇降機を製造するプロジェクト」

上記の2つが選ばれ、今後、事業展開に向けて準備を進めていくことになりました。

コンテストの様子はこちらの記事を参照。
朝日新聞:失業率4割超、ガザで起業支援コン 日本の若者ら開催
http://www.asahi.com/articles/ASJ8D2DR7J8DUHBI00J.html

UNRWA celebrates winners of Gaza Entrepreneur Challenge
http://www.unrwa.org/newsroom/press-releases/unrwa-celebrates-winners-gaza-entrepreneur-challenge (UNRWA Webサイト:英語)

プロジェクトを運営するのは、日本の民間企業に勤める上川路文哉さんです。元々パレスチナ問題への関心が高く、ビジネスでただお金を稼ぐのではなく「ビジネスを通じて、パレスチナの困っている人たちを助けたい」と事業を立ち上げたそうです。
先日、日本リザルツのオフィスにも立ち寄って下さり、今後のプロジェクトの方針を紹介して下さいました。

ガザに住む一人でも多くの若者が仕事を持ち、夢と希望を持って人生を歩めるよう、日本リザルツも、上川路さん、そしてプロジェクトの今後を見守っていきたいと思います。

プロジェクトの詳しい内容はこちらを参照。
https://readyfor.jp/projects/gazachallenge/accomplish_report
https://www.facebook.com/Japan-Gaza-Innovation-Challenge-248949625493815/

(長介)
posted by resultsjp at 17:30| Comment(3) | UNRWA