2016年09月14日

修復工事の進捗状況

本日も修復状況を確認する為カンゲミ結核クリニックを訪問しました。
昨日訪れた際に作業していた床のタイル張りが完成していて、安心しました。
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床は見違えるほど綺麗になりました。今後は、壁や屋根などを直していくそうです。
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現在CHVのトレーニングを行なっているところは、結核クリニックから歩いて5分くらいのところにあります。その為、この三日間は毎日様子を見に行くことが出来、進捗状況がしっかりと確認できます。
昨日のブログでもお伝えしましたが、明日はいよいよCHVの方たちとトレーニングの一環として結核クリニックを訪れる予定です。CHVの方々は、今後クリニックに頻繁に通うことになる為、修復作業の完成を本当に楽しみにしています。

演劇
タグ:結核 ケニア
posted by resultsjp at 21:11| Comment(0) | ケニア

栄養改善をさらに推進すべく!

世界の栄養改善に向けて、今、日本でも様々な動きが起きています。

先月の第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)で、安倍総理の基調演説の中でJICAの新しい取組「食と栄養のアフリカ・イニシアチブ(IFNA)」が言及されたことは、以前ご紹介しました。
http://resultsjp.sblo.jp/article/176667538.html

IFNAとは別に、産官学連携の新しい栄養に関する枠組「栄養改善事業推進プラットフォームも昨日正式に発足されました!日本リザルツは、運営委員の一員として第1回運営委員会に出席いたしました。
栄養改善事業推進プラットフォームでは、日本の技術と知見を生かし、途上国の栄養改善に向けて具体的な事業案件を実施していきます。事業案件は基礎情報や栄養ニーズを調査した上で進められますが、現在構想中の案件については、発足記念セミナーにて紹介されます!

栄養改善事業推進プラットフォーム発足記念セミナー
日 時:2016年9月21日(金)13:30-16:10
場 所:JICA研究所(国際協力機構市ヶ谷ビル)
http://www.shokusan.or.jp/sys/upload/823pdf1.pdf


そして、本日も栄養をテーマに、外務省、農林水産省、JICAの方々とNGOとの会議を日本リザルツ事務所にて開催いたしました。

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会議の冒頭では、農林水産省 大屋様、JICA 榎本様・稲田様、外務省 網島様よりTICAD VIのサイドイベントや展示会、本会合の様子についてご報告をしていただきました。

農林水産省とJICAのサイドイベントでは、代表の白須もスピーチを行いましたが、どちらも予想人数を超える多くの方々が参加し、大変盛り上がっていました。

【農林水産省】TICAD VI サイドイベント@ケニア国立博物館
http://resultsjp.sblo.jp/article/176637271.html

【JICA】TICAD Y サイドイベント@Sarova Panafric Hotel
http://resultsjp.sblo.jp/article/176677698.html

農林水産省 大屋様は、参加された方の食と栄養に関する関心の高さに驚いたとおっしゃっていましたが、私も実際にサイドイベントの場で同じことを思いました。講演会場の外に設置されていた展示の周りで、アフリカの方が熱心に質問されていたことを覚えています。

また、IFNAについては、「アフリカの飢餓や栄養不良の問題に取り組む新しい枠組であり、賛同するパートナーには広くオープンになっている」とJICA 榎本様よりお話しいただきました。具体的な計画やターゲット国はこれからアナウンスされますが、現地のネットワークを持っているNGOがどのように貢献できるか、私たちも考えなければなりません。

外務省 網島様からは、本会合についてご説明いただきました。アフリカ諸国からの要望があり、“質の高い生活のための強靭な保健システム促進”が一つの大きな柱として、ナイロビ宣言にも含まれたとお話されました。
【ナイロビ宣言】
http://www.mofa.go.jp/mofaj/af/af1/page3_001784.html

また、内閣官房 吉岡様には、経協インフラ戦略会議で議論されたアフリカ支援策についてご説明いただきました。支援策の中には、「衛生確保等栄養改善の総合的取組」が含まれています。IFNAや産官学連携のプラットフォーム等とどう関連づけられていくのか、今後の施策に注目したいです。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keikyou/dai25/siryou1.pdf

皆様お忙しい中お時間を調整してくださり、大変有意義な会合となりました。
このような栄養の盛り上がりを、持続的な成果に結びつけられるようこれからさらに頑張りたいと思います。

(Saho)
posted by resultsjp at 19:23| Comment(2) | 栄養問題

[告知]熊本地震復興くまモン塗り絵、初お披露目

熊本地震から今日で5か月。
住民のみなさんは今も物資が充分でない環境での生活を余儀なくされています。

日本リザルツも地震発生直後から熊本で支援活動を行っています。
中でも、好評なのが熊本の子供たちを元気づけるために作成した「震災復興くまモン塗り絵」です。

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塗り絵はテレビゲームと違い、クレヨンや色鉛筆があれば出来ます。インフラが不十分な中でも、子供たちが楽しめるからと作成しました。

塗り絵をしているのは熊本の子供たちだけではありません。
今、「くまモン塗り絵大会」と称し、日本リザルツが事業をしている世界各国の子供たちにも塗り絵を行ってもらっているのです。

9月上旬には早速、ケニアの小学校で大会が開かれました。
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その時の様子はこちらを参照。
くまもん塗り絵大会@ケニア【PARTT】
http://resultsjp.sblo.jp/article/176804014.html
くまもん塗り絵大会@ケニア【PARTU】
http://resultsjp.sblo.jp/article/176804241.html

ヨルダンの子供たちからも絵が集まっています。
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そして、熊本地震から5か月の節目ということで、復興への願いを込めて日本リザルツでも塗り絵大会を開催しました。
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やってみると大人でも楽しく、スタッフ一同が思い思いの色を塗っていました。

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こんな感じになりました。

国内外から集めた塗り絵の様子は今週土曜日(17日)に熊本市で初お披露目します。

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日時: 2016年9月17日(土) 13:00-15:30
場所: 飽田公民館 生活工房室(熊本市 南区会富町 1333-1)
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当日は同時に弁護士や税理士、それに小児科医など、プロのアドバイスを受けることが出来る「専門家無料相談会」も実施しています。こちらは17時まで開催します。
熊本近郊にお住まいのみなさんは、是非お立ち寄り下さいね。

専門家無料相談会の詳しい内容はこちら。
熊本だよりE 会場下見 ~続き~
http://resultsjp.sblo.jp/article/176809882.html
(長介)
posted by resultsjp at 17:43| Comment(1) | 情報

CHVトレーニング for Central CU【一日目】

カンゲミにある教会A.C.K. St. John Church Kangemi Parishにて、コミュニティ・ヘルス・ボランティア(CHV)を対象にした結核のトレーニングを実施しました。

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カンゲミにはCentral 、Gichagi A、Gichagi B 、Kibagareの4つのコミュニティ・ユニット(CU)があり、本日はCentralで3日間開催される研修の1日目です。老若男女、約20人のCHVと、ナイロビ・カウンティから3人の講師が出席しました。

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携帯電話をマナーモードにする、勝手に歩き回らない、他の参加者の意見を尊重する、など研修中のルールもしっかり決めました。

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まずは各CHVが自己紹介を行いました。「研修を通して結核に関する知識をつけたい」、「結核患者を自分で発見できるようになってコミュニティに貢献したい」など皆さん熱い思いを語ってくれました。意気込み十分です。

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私たちからは、日本リザルツのプロジェクトの紹介や、トレーニングを通してCHVの方々と良い関係を築いていきたいことをお伝えました。

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次に、現時点でCHVが結核に関する知識をどれだけもっているかを測るための簡単なテストを実施しました。「結核は感染者と食事を分けあうことでも感染するか?」「長引く咳など、結核が疑われる症状が出たら、真っ先にすべきことは何か?」など、中々の難問も。これまで結核に関する専門的なトレーニングを受けたことのないCHVの方々は頭を抱えていました。

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3日間の研修を終える頃には、これらの問題に簡単に答えられるくらいの十分な知識を習得し、ぜひ結核のリソース・パーソンになってほしい!と講師がCHVに激励を送ります。


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セッション1では、ケニアの保健省が2006年に策定したコミュニティ・ヘルス戦略(CHS)を中心に、国が実施している結核対策に関する説明が行われました。本戦略では、ケニアの各コミュニティにおいて5000人が1次レベルの保健医療サービスを受けることを目指している一方、カンゲミではその10倍にあたる50000人が医療サービスを受けることを目標にしているそうです。

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セッション2では、結核の定義、症状、感染方法について紹介されました。結核は空気感染のため、食器の共有では感染しないこと、母子で遺伝もしないし、魔術によって引き起こされる病気でもないことを強調されていました。結核の話で魔術やヒーラーという単語が出てくるあたりは、さすがケニアです。

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結核は肺だけの病気ではありません。リンパ腺、腎臓などに発症する肺外結核の話には、CHV一同驚いていました。

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セッション3は、結核の診断方法や治療方法に関する説明です。初めての治療には6か月、再治療の場合には8か月間薬を飲み続けること、そしてCHVは結核患者が投薬を中断しないよう、最期まで見届けることの重要性が強調されました。これはDOTS(Directly Observed Treatment、Short-course、直視監視下短期化学療法)と呼ばれ、日本の古知新先生が発案し、世界中に普及した治療法です。
http://resultsjp.sblo.jp/article/174952208.html

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セッション4は薬剤耐性結核、セッション5は結核と関連の深いHIVに関するレクチャーでした。症状や感染方法、治療法について説明が行われ、CHVとして正しい知識を持ち、偏見を持たずに患者と接することの重要性が繰り返し伝えられました。

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講師の方々はただ説明するだけでなく、会場内を歩き回って参加者に質問しながら進めたり、途中でストレッチを挟むなど、中だるみしないように様々な工夫と配慮が。そのかいもあってか、参加者も研修中は真剣な面持ちで講師の話に耳を傾け、ワークショップでは議論がはずみ、とても良い雰囲気で一日目のトレーニングを終えることが出来ました。
研修を成功させるため、私たちも最期まで気を抜かずしっかりとコーディネートしてきたいと思います。

(本事業は、日本NGO連携無償資金協力事業として外務省から助成をいただき実施しています)
猟犬
posted by resultsjp at 03:33| Comment(2) | ケニア