2016年09月27日

CHVトレーニング for GichagiA CU【一日目】

本日から、Gichaghi Aというコミュニティ・ユニット(CU)で活動するコミュニティ・ヘルス・ボランティア(CHV)を対象にした、結核トレーニングが始まりました。

IMG_2023.JPG

IMG_2016.JPG
IMG_2001.JPG
まずは、本トレーニングに参加した20名のCHVが自己紹介を行いました。多剤耐性結核について知識をつけたい、住民に結核のことを教えられるようになりたい等、各自が意気込みを発表し、私からはプロジェクトの全体像について説明を行いました。

IMG_2008.JPG
結核の知識を確認するプレテストでは、やはり皆さん苦戦している様子。トレーニング最終日に再び同じテストを受け、どれだけ点数が上がるか楽しみです。

IMG_2018.JPG

ちなみにレクチャーやディスカッションは英語7割、スワヒリ語3割ほどで行われます。一つのセンテンスでも、英語で話していたと思ったらいきなりスワヒリ語に切り替わることがあって面白いです。講師もCHVも両言語を自在に使いこなしますが、議論が白熱するとスワヒリ語になる傾向があるようです。

IMG_2036.JPG
研修の流れや内容は、先々週に実施したものと同じですが、参加者が異なるとトレーニング全体の雰囲気も変わります。Gichagi Aは、前回のCentralのCHVと比べると、少し静かでおとなしめの印象。しかし、トレーニングが進むにつれて、積極的に発言する方々が増えてきました。

IMG_2038.JPG
IMG_2042.JPG

レクチャーの間に挟まれる、ミニゲームや体操などのレクリエーションも今回は違います。興味深かったのが、自分の秘密を紙に書き出し、それを畳んで見えないようにして周りの人と交換する、というゲーム(?)。
隠し事が周囲にばれてしまうかもしれないというスリルの中で最初は盛り上がっていましたが、講師の方が「これが結核やHIVに感染しているという情報だったら?」と話すと会場が一気に静まりかえりました。

各家庭を訪問し、住民の健康状態を把握することがCHVの任務ですが、その情報をもし漏らしてしまったら、担当の住民が周囲から差別や偏見の対象にされてしまうかもしれない。責任の重い仕事です。

そして、その仕事をサポートする我々も、責任重大。初心を忘れず、住民の一人ひとりに寄り添った事業にしていきたいと思います。

(本事業は、日本NGO連携無償資金協力事業として外務省から助成をいただき実施しています)
猟犬
posted by resultsjp at 23:27| Comment(3) | ケニア

[開催間近]10月1日、2日はグローバルフェスタJAPAN2016

国内最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN2016」の開催が、今週末(10月1日〜2日)に迫ってきました。

今年の目玉は、世界中の子供たちによる熊本地震復興「くまモンの塗り絵」お披露目会です。

IMG_0362-2a25e-thumbnail2.jpg

結核アドボカシー・キャンペーンを実施しているケニアはもちろん、熊本、東京、パレスチナから、すでに300近い絵が集まってきています。

IMG_0367-48199-thumbnail2.jpg

日本リザルツが東日本大震災以降、復興の願いを込めて実施している「凧揚げ事業」と、「凧で世界をつなぎたい」と世界一周の旅に出た青年白石の最新状況も写真とともにご報告致します。

Screen20Shot202016-09-2220at2012.55.08-thumbnail2.png

ケニアで一回りもふた回りも成長した白石。頼もしいです!

世界一周青年の活動の様子はこちらのブログを参照。
旅便りvol1@ケニア
http://resultsjp.sblo.jp/article/176965632.html
旅便りvol2@ケニア Essumba特集@
http://resultsjp.sblo.jp/article/176971381.html
旅便りvol3@ケニア Essumba特集A
http://resultsjp.sblo.jp/article/176981239.html
旅便りvol4@ケニア ナイロビタウン
http://resultsjp.sblo.jp/article/177038814.html

また、今回のイベント企業の方々にもノベルティグッズのご協力をいただいております。
栄研化学株式会社様、株式会社グランバー様、株式会社フードランド様、株式会社トライフ様、日本ビーシージー製造株式会社、日本ベクトン・ディッキンソン社様、本当に有難うございます。

日本リザルツでは当日、私たちと一緒にイベントに参加してくださるお手伝いの方を募集しています。
みなさんも、私たちと一緒に「We love Japan」Tシャツを着て、国内最大級の国際協力イベントに参加しませんか。当日、1日〜2日10:00から18:00でご都合が付く方は、是非、日本リザルツ(results.japan@gmail.com)までご連絡下さいませ。
(長介)
posted by resultsjp at 15:41| Comment(2) | 情報

TICAD VI市民社会報告シンポジウム 日本とアフリカの新たな歴史の始まり =TICAD VIを越えて=

アフリカン.jpg
昨日は、「TICAD VI市民社会報告シンポジウム」に参加してまいりました。
イベントの主催は、市民ネットワーク for TICADです。日本とアフリカの市民の声を届けようという趣旨で設立されたネットワークで、日本のNGO30団体(日本リザルツも!)が参加しています。
http://afri-can-ticad.org/

「(アフリカ開発会議が)ただ終わっただけではなく、どうだったのか、これからどう実施していくのか…今日は皆さんと考える場にしたい」と話すのは、司会を務めたウォーターエイドジャパン・高橋さん。

IMG_3461.JPG
市民社会の立場から振り返るTICAD VIについて、パネリストのみなさんから貴重なお話を聞くことができました。
シンポジウムはテーマ別に第一部と第二部に分かれていました。

第一部:日本とアフリカの新たな歴史の始まり=TICAD VIを出発点に=
パネル発題:はじめてのTICADアフリカ開催!その成果と課題とは?
(ファシリテーター:稲場 雅紀氏 アフリカ日本協議会国際保健部門ディレクター)
・外務省アフリカ部(藤田 順三氏 アフリカ開発会議(TICAD)、アフリカにおける地域経済共同体(RECs)・平和・安全保障担当大使)
・在京アフリカ外交団(フランソワ・ウビダ駐日ブルキナファソ大使)
・ケニア市民社会の取組み(米良 彰子 ハンガー・フリー・ワールド地域開発・アドボカシー担当)
・日・アフリカ市民社会の取組み(近藤 光氏 ACEガーナ・プロジェクトマネージャー)

12.jpg
今回のTICADはある意味で次元の違う会議だった、と語られたTICAD担当大使の藤田氏。初のアフリカ開催で、参加者およそ11,000人(日本からは3,000人)とこの種の会議では最大級規模だったそうです。アフリカ諸国、日本、国際機関、民間企業やNGO等、すべての参加者のオーナーシップを尊重し、どう今後盛り上げていくか考えたいとお話されていました。

フランソワ・ウビダ駐日ブルキナファソ大使からは、「(アフリカ側の)要請を盛り込んでいただけた。何が足りなかったかを主張するのではなく、やれることを今取り組むことが大事だと思う」と力強い言葉がありました。
今回から5年から3年ごとの開催に変わったアフリカ開発会議。つまり次は3年後、あっという間にやってきます。宣言内容がどう実施されるか、今後しっかりモニタリングしていく必要があります。


第二部:新たな時代の日本・アフリカ市民社会=TICAD VIを踏まえて
パネル発題:安倍総理スピーチと「ナイロビ宣言」、市民社会はどう評価する?
(ファシリテーター:高橋郁 ウォーターエイドジャパン事務局長)
・雨宮 知子氏 難民を助ける会AAR Japan支援事業部主任
・稲場 雅紀氏 アフリカ日本協議会 国際保健部門ディレクター
・津山 直子氏 アフリカ日本協議会 代表理事
・福田 友子氏 ジョイセフ アドボカシーグループ チーフ
・米良 彰子氏 ハンガー・フリー・ワールド地域開発・アドボカシー担当

IMG_3468.JPG
第二部では、市民社会から見たTICAD VIをテーマにパネルディスカッションが行われました。
安倍総理からは、「アフリカに3年で300億ドル」「インフラ投資100億ドル」「1,000万人に人材育成、5万人に職業訓練」「5億ドルの保健支援」などいくつかのプレッジがありました。これに対し、パネリストからは実施プランが不明瞭だという意見や、内容がFOCACと似ているという声がありました。

会議は終わりましたが、今後の動きに注目したいと思います。

(Saho)
posted by resultsjp at 13:16| Comment(2) | 情報