2016年11月06日

Essumba視察

先日、凧揚げ大使の白石と共にエスンバ(Essumba)の視察に行って参りました。

まずはナイロビからバスで約9時間かけてキスムに移動。
キスムはナイロビ、モンバサに次いでケニアで三番目に人口の多い街です。
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キスムの夜明け

そこからマタツに揺られること1時間半、ルアンダという小さな町を通って、エスンバに到着しました。
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エスンバはビヒガ(Vihiga)カウンティの中のエムハヤ(Emuhaya)サブ・カウンティに属する、全世帯数220程度の小さな村です。今回は白石が泊まっていたエドワードのお家に、私もお世話になりました。

エドワードは近所で幼い子どもを持つ家庭や、一人暮らしの高齢者の方々に、自分の畑で取れた野菜や食料を定期的に配り歩いています。エスンバの生活を知るため、私もエドワードが支援している方々の家を一緒にまわらせていただきました。

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この方はお子さんと二人暮らし。お子さんはスナノミ症にかかっており、元気がありません。お父さんは先週結核で兄弟を亡くし、自分も結核にかかっているのではないかと話されていました。以前受けた喀痰検査では陰性でしたが、慢性的に体調が悪く一日中椅子に座って過ごされています。より精密な検査を受けようにも、交通費と検査代を支払うことが出来ません。検査を受けても医師から結核の診断が下されたとしても、完治まで薬を買い続けるお金もありません。
今は仕方なく薬局で買った高血圧用の薬だけを飲んでいますが、話されている間も非常に辛そうでした。

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ここは両親と子どもの10人家族。土と木材でできた非常に簡素な家に家族全員で暮らしています。子どもたちは学校に通っていません。中は暑くて狭い上、家全体が大きく傾いており、いつ崩れてもおかしくありません。寝てる間に天井が崩れたら、と考えるとぞっとしますが、建て直す余裕はなく、この家で生活し続けるしかないのです。
ケニアで学校に行くと笑顔いっぱいの子ども達に囲まれることが多いのですが、ここの子どもたちは伏し目がちで声にも力がありませんでした。

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他にも数件のお宅を周り、多くのスナノミ患者の方とお会いしました。大変な状況の中で話をしてくれたお礼の意味も込めて、先日代表の白須が持ってきた日本のお菓子や魚肉ソーセージ等を渡すと、皆さまとても嬉しそうでした。

エスンバはのどかな田舎町で、皆とても気さくで良い方ばかりです。しかしその生活の実態を垣間見ると、結核やコレラ、スナノミ症等の病気が村に蔓延していることがすぐに分かります。
そしてその理由は、結核は十分な栄養が摂取できず免疫力が落ちているから、コレラは清潔なトイレがないから、スナノミは靴を履いていないから、と全てが貧困に起因しているのです。
食料を買うこともままならない経済状態で治療を受けられるはずはなく、病気や空腹のため仕事が出来ずお金を稼ぐことが出来ない、という負のスパイラルに陥っています。

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翌日は、エスンバから最も近い、エムハヤ・サブ・カウンティ病院を訪問しました。エスンバから近いと言ってもバスを乗り継いで優に一時間半はかかります。公立病院ですが無料ではなく、政府からの薬の供給も十分に行われていないそうです。私立病院の方が設備は充実していますが、診察や治療が高額でエスンバの方々はとても通うことが出来ません。

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エスンバに滞在したのはほんの数日でしたが、ナイロビと比べて時間がゆったりと流れており、自然が多く空気は綺麗だし、物価は安いし、エドワードの家族は温かくて優しいし、すぐに好きになってしまいました。
一方で、エスンバが抱える問題を目の当たりにし、エドワードの「自分の村で苦しんでいる人々を救いたい」という熱い想いにも触れて、自分も何かしなければ、という衝動に駆り立てられました。エドワード、白石と共にその道を模索していきたいと思います。
猟犬
posted by resultsjp at 20:19| Comment(3) | ケニア

肋骨考

唐突ですが、肋骨を骨折してしまいました。
喧嘩や格闘技をしたわけでも、転んだり事故に遭ったわけでもありません。
10月の中旬ごろに風邪をひき、すぐに治ったのに、咳だけが残るというよくあるパターンだったのですが、夜に激しく咳き込んだとき、妙にあばらに響く感じがして違和感を覚えました。それ以降、手があがりにくい、呼吸がしぶい(スキューバダイビングで「レギュレーターがしぶい」と言ったりしますが、息を吸うのに力が要る感じのこと)、咳き込んだとき以外も鈍い痛みがある、などの症状が出て、それでも、自然に治るだろうと思っていました。
ところが、何気なく触ってみた右のあばらの下の方に、左にはない骨の出っ張りがあって、それを触ると「わっ」と声が出る痛みが走ります。
金曜日、子ども課の入っているビルにある整形外科に、締切り10分前に滑り込み、レントゲンを撮っていただき、右の第9肋骨の骨折と診断されました。
くしゃみした瞬間にぎっくり腰になる人も結構多いそうですが、咳で肋骨が折れる人もまた、結構いるそうです。驚きですね。
幸い、痛み止めを飲むほどでなく、コルセットで固定して過ごしています。
調べてみると、肋骨が担う3つの役割は下記の通りでした。
1、内臓を保護している
  肋骨は、内臓を覆うようにあるため外力から内臓を守っている。
2、呼吸に関与する
  息を吸うと肋骨を肋骨の間が広がり肺に空気を取り込むことが出来る。
  息を吐くと肋骨と肋骨の間が狭くなり息を吐くことが出来る。
3、動きに関与する
  腕を上げる時に肋骨と肋骨の間が広がるように動く。
  肋骨が動かないと、腕を真上まで上げることが出来ない。
  カラダを捻るときにも動いており、様々な動きに肋骨は関与している。
これを見ると、手があがりにくかったり、呼吸がしぶかった症状と結びつきますね。
カルシウムを摂って、早く治します。(車(セダン)
posted by resultsjp at 15:37| Comment(3) | 情報

清田保健局長の表敬が、安倍夫人のフェイスブックに!

日本リザルツは国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のキャンペーン事務局をしています。

10月末、清田明宏保健局長が、安倍晋三首相の奥様である安倍昭恵夫人のもとを表敬訪問したことは、日本リザルツのブログでも取り上げられています。

その時のブログはこちらを参照。
清田保健局長、安倍夫人を表敬訪問
http://resultsjp.sblo.jp/article/177431737.html

昭恵夫人は清田保健局長の話に真剣に耳を傾け、日本の協力でできたシリアの学校再建の様子の動画を、目に涙を浮かべてご覧になっていたのが印象的でした。

その動画がこちら。


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昭恵夫人が、表敬の様子と清田保健局長の著書「ガザ 戦争しか知らないこどもたち」について、ご自身のフェイスブックで紹介してくださったのです。

フェイスブックの記事はこちらを参照。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10154613946636779&set=a.10150535122366779.425408.698041778&type=3&theater

昭恵夫人のフェイスブックのフォロワーは10万人以上。
多くの「いいね!」やコメントが寄せられていました。

少しでもパレスチナ難民問題とUNRWAの活動について、1人でも多くの方に知ってもらうきっかけになるといいですね。
(長介)
posted by resultsjp at 08:00| Comment(3) | UNRWA