2016年12月31日

みなさま、よいお年を!>来年も国際連帯税をよろしくお願いします

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昔々日本のどの大学にもセツルメント部というのがあり、貧しい人々のコミュニティに入り、識字運動とか、子ども会活動とかを、今で言うボランティア活動を行っていました(今でもあるとのことですが)。

しかし、日本がだんだん豊かになり1980年代に入ると、学生・青年たちは貧困に喘ぐ人々を支援するために大挙してアジアに出かけ、今日のNGO/NPOを基礎を作りました。

そして2000年が過ぎたら、また日本でもワーキングプア―が非正規雇用とともに大量に表れ、今年に入るや子ども食堂が全国に作られるなど貧困・格差が目に見えて現れてきました(相対的貧困率がOECD加盟30か国のうち下から4番目!)。

グローバリゼーション(経済のグローバル化)から取り残されているのは、これまでは圧倒的に途上国の人々でしたが、今や先進国の中流階層にまで及び、このことが英国のEUからの離脱や米国のトランプ新大統領を生み出した要因のひとつになりました。

確かにトランプ新大統領の誕生は、ひとりよがりの米国ファースト政策を推進しようとするでしょうから、国際協力・協調政治や経済を困難にさせるでしょう。しかし、こうしたある意味とんでもない政治家の登場はこれまでのグローバリゼーションとして体現されていた資本主義そのものの破壊というか自滅につながっていくのかもしれませんね。

時代は、一時バーバリズム(野蛮主義)に陥るかもしれませんが、その後はグローバリゼーションの時よりも理性的な世界を構築できるかもしれません。そのためにもグローバル連帯税(含むタックスヘイブン根絶)を求める運動は欠かせません。

それではみなさま、ご健康に留意され、よいお年をお迎えください。

田中徹二(グローバル連帯税フォーラム/日本リザルツ理事)
 ※このところ投稿が滞っていたことをお詫びします。来年はがんばります!!

★ポスターは【井上直行 弁護士ブログ」より】
http://kansaigodo.blog42.fc2.com/blog-entry-213.html
「懐かしいポスターが貼ってありました。30年前の全国学生セツルメント連合の新入生勧誘ポスターじゃないでしょうかね?」とのキャプション
posted by resultsjp at 21:47| Comment(3) | 国際連帯税の推進

2016年12月29日

[記事掲載]Q&AAA(トリプルエー)+プロジェクト、時事ドットコムに掲載

本日、時事ドットコムの記事に、Q&AAA(トリプルエー)+プロジェクトのことが紹介されました。

スナノミから子どもを守れ=ケニアに靴を

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 スナノミ症という感染症が、アフリカなどの貧困層の子どもたちを苦しめている。予防のため靴を履いて歩けるようにと、運動靴を集めて送る活動が日本で始まった。
 スナノミとは文字通り、砂にいるノミの一種で、人の指などに取り付くと皮膚の中に卵を産んで増殖。敗血症や破傷風、リンパ管炎、全身の壊死(えし)など深刻な症状を引き起こし、死に至ることも。靴を履き、スナノミが付いてもきれいな水で洗ったり、清潔な器具で治療を受けたりすれば治るが、貧しい地域ではままならない。結核やHIV、マラリアなどとともに恐ろしい感染症となっている。
 支援活動を始めたのは、飢餓と貧困の問題に取り組むアドボカシー(政策提言)型のNGO、日本リザルツ(白須紀子代表)。靴を送るため、必要な資金をインターネットで集めるクラウドファンディングで募り、期間内に目標の25万円を超える31万2000円が寄せられた。
 事務局の長坂優子さんは「国の経済協力や資金援助も、本当に貧しい人たちに行き渡らないという実態を、知ってほしい」と話している。集める靴は洗った運動靴に限り、革靴などは不可。送料は自己負担で、送り先は郵便番号100-0013 東京都千代田区霞が関3-6-14三久ビル503 日本リザルツ長坂さん宛て。問い合わせは電話03(6268)8744へ。(一部抜粋)

全文記事はこちらで読むことができます。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122900458&g=soc

Q&AAA(トリプルエー)+プロジェクトでは、早速、12月20日に代表の白須と長坂が靴を寄贈してきました。

そのときの様子はこちらのブログを参照。
[ケニア視察]Q&AAA+プロジジェクトのシューズ贈呈式!
http://resultsjp.sblo.jp/article/178130728.html

記事の掲載がきっかけで、スナノミ症抑止に向けた応援の輪が広がるといいですね。
(長介)
posted by resultsjp at 17:26| Comment(8) | 情報

結核の集団感染相次ぐ

皆様、こんにちは。

今月に入って、国内での結核集団感染のニュースが増えてきました。

26人が結核集団感染、東京(ロイター)
東京都は28日、杉並区に住む20代の外国籍の男性が肺結核を発症したほか、10〜50代の男女25人が集団感染したと発表した。全員が快方へ向かっているという。都は感染が拡大する可能性はないとしている。
 都によると、男性は6月からせきが続き、9月に肺結核と診断された。その後、接触者の健康診断で男性が通う日本語学校の関係者ら12人が発症し、さらに別の13人も感染していることが分かった。


広島市で結核の集団感染/広島(毎日新聞)
広島市保健医療課は27日、結核の集団感染が発生したと発表した。今月14日、市内の医療機関から50代男性が肺結核を発症したと届けがあり、家族や職場の同僚など20人の健康診断で2人が発病、14人が感染していた。1人が精密検査中。最初の男性のみ入院し、16人は周囲に感染させる状態ではないため通院治療中という。


1人の感染者から接触した方々に知らぬ間に一気に広がる結核。空気感染の恐ろしさはここにあります。

冬の寒さなどで免疫力や抵抗力が弱くなりやすいこの時期、我々も注意が必要です。

結核は誰でもかかる病気です。咳や痰が2週間以上止まらない、胸に痛みがあるなど、気になる症状をお持ちの方は一度検査をぜひ。


(いけのり)
posted by resultsjp at 10:57| Comment(3) | 情報

2016年12月28日

Stuntingの問題

栄養の抱える問題の一つに、「Stunting(発育阻害)」があります。
発育阻害とは、慢性的な栄養不良が原因で、子供の身長が標準より著しく低い状態のことです。世界の5歳未満の子どもの4人に1人がその状態にあると言われています。驚くほど多い数ですよね…

少し前の記事ですが、こんな情報を見つけました。

2015/5/13 WooRis
ママ必見!子どもにゼッタイ摂らせたい「脳の発達を助ける栄養素」とは
http://wooris.jp/archives/138591

「■頭を良くするには、まず体を健康に
ビタミンの摂取量が不足している子は、脳の機能以前に身長も低く、カゼもひきやすく、アレルギー症状を起こしやすい
頭を良くする栄養は、体も健康にするということですね。つまり言い換えると、頭を良くしたいなら、まずは健康でなければいけないということ!」(本文より)


十分な栄養を補給すること ⇒ 健康になる ⇒ 頭が良くなる!
非常にわかりやすい論理だなと思いました。

栄養不良を引き起こす原因には、もちろん環境的な要因もありますが、栄養に対する知識不足もあると聞きます。ただカロリーを摂りさえすれば良いと誤解されている場合もあるそうです。

世界の栄養改善に向けて、具体的なアクションを起こさなければなりません。
何か伝わりやすいメッセージがあると良いですね。皆さん、アイデアがありましたら、ぜひ私たちに共有してください!

ちなみに、日本の発育阻害の割合は7.1%(15位)です。
思っていたより高い割合で驚きました。

2016/11/24 朝日新聞DIGITAL
発育阻害、どんな問題なの?
http://www.asahi.com/articles/ASJCS4389JCSUBQU00P.html

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(Saho)
posted by resultsjp at 17:47| Comment(3) | 栄養問題

年末のご挨拶

2016年も間もなく終わろうとしています。いろいろなことを手掛けながら、まだやり遂げていないことの方が多いまま、あっという間の一年でした。
それでも新たにケニアでの感染症(結核他)への取り組みや、支援から取り残された人たちの存在を訴えるなどの海外活動、国内では熊本・東北の震災への復興支援や釜石市からの委託事業「こどもの相談室」開設にも関わってきました。

日本リザルツは、今後も貧困・飢餓の撲滅を目指し、劣悪な環境下に置かれた人々のため、支援の必要性を訴え続けて参ります。

皆様におかれましては、これまでのご支援、本公式ブログのご愛読に感謝いたすとともに、引き続き日本リザルツの活動にご関心を示していただきたくお願い申し上げます。

来年もより良い年でありますよう願っております。

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日本リザルツ職員一同


posted by resultsjp at 17:44| Comment(3) | 情報