2017年02月24日

健康に係る支援の成果記事

先日ケニアのmajor newspaper である、”THE STANDARD” に、「知っておくべき
健康に関する10の(統計)数字」と題した記事が載っていた。これはマイクロソフト
創設者Bill and Melinda Gates 基金の年次報告の一部で、著名な投資家で博愛主義者
でもある、Warren Buffet 氏に対し述べられている。Buffet 氏は2006年に、同基金
に$30 billion(300億ドル)の寄付をしている。この報告書では、過去25年間に子供の
死亡数が半減した、具体的には1990年以降1億2,200万人の子供の命が、世界的な
(医療科学等)進歩に救われてきた、と書かれている。更にアフリカで人の健康において、
ドラマチックな進歩を遂げてきたと、同基金の功績にも触れている。その内の10項目
について、THE STANDARDが取り上げているので、一部を紹介する。
1.DPTワクチンの接種率86%(過去最高)
三種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)、最富裕国と最貧国との接種率格差が最も  
小さくなった。
2.子供の死亡原因の45%は栄養失調症(不良)から来ている。
栄養失調の子供は、カロリーは取れても、必要な栄養が摂取されてない。このことは
肺炎や下痢になり易く、更にこれらによって死に至ることにもなる。
3.ポリオの新規患者数35人
1988年世界的なポリオ撲滅キャンペーンが始まり、当時35万人に登った患者数は
ほぼ100%近くまで減少。この35名は北部ナイジェリアとアフガニスタン及びパキスタン
の一部地域に見られる。
4.2030年までに最貧層の人はいなくなる。
過去25年間に最貧層の人数が半減し、現状のまま推移すれば、次の15年で達成できる
見込。
勿論Gates基金だけの功績ではなく、世界の様々な支援の輪が成し遂げてきた結果に
他ならない。日本リザルツもここに少しだけ加わっているのだろう。

局チョー
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2017年02月23日

イボンヌ・チャカチャカさん再び日本へ

南アフリカの有名な歌手で、Gaviワクチンアライアンスのチャンピオンや東北被災地の釜石応援ふるさと大使を務められるイボンヌ・チャカチャカさんが、今週末から(2月26日〜)来日されます。

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安倍首相にもお会いしたことがある著名な方です!

イボンヌさんは、あしなが育英会が運営する「賢人達人会」のアドバイザーに任命され、その会議のために訪日されるそうです。
賢人達人会について詳しく知りたい方はこちらを参照。
http://ashinaga100-yearvision.org/masters/

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その他、熊本地震の被さい地である益城町への視察やくまモンへの表敬も行うようですよ。
わくわくする1週間になりそうですね。

イボンヌさん登場の過去記事の一部はこちら↓

【GGG+フォーラム】海外ゲスト編
2016年02月08日
http://resultsjp.sblo.jp/article/173671196.html

リザルツ国際会議2015
2015年07月17日
http://resultsjp.sblo.jp/article/153355154.html

イボンヌ・チャカチャカが釜石を再訪問します!
2014年06月06日
http://resultsjp.sblo.jp/article/99059216.html

(長介)
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スナノミ症の写真

皆様、本日はスナノミ症の写真を4点アップいたします。

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写真提供は後藤健介氏(大阪教育大学)

スナノミ症は、文字どおり、砂の中にいるノミが足や指の爪の間から人間の皮膚に入り込むことから始まります。メスのノミは卵を産み付けるので、被害がもっとひどくなります。靴を履けばノミの侵入がかなり防げるので靴を履くのが大事です。

日本リザルツでは現在、スナノミ症の発症を防ぐために運動靴を集めてケニアに送るQ&AAA+プロジェクトを行っています。賛同していただける方々から続々と靴が集まってきていて、嬉しい悲鳴を上げています。
まだまだ受け付けておりますので、皆様のご協力をどうぞよろしくお願いします。

【お知らせ】Q&AAA+プロジェクトで靴をお送りいただく際の注意点について。
以下、靴を送付していただく際の注意点となります。靴をお送りいただく際には、御一読をお願いいたします。

【注意点】
-きれいに洗った運動靴であること
-上履きやバレエシューズは不可です
-サイズに制限はありません
-送料はご自身で負担となります

【発送先住所】
〒 100-0013 東京都千代田区霞が関3-6-14 三久ビル503
日本リザルツ長坂宛

詳しくは日本リザルツの公式WEBサイトのトップページをご覧くださいませ。
http://resultsjp.org/top-japanese

みなさまからの1足をお待ちしております!
(か)
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2017年02月22日

旅便りvol22"ケニア社会とは"

皆さま、こんにちは。
白石です。

ブログアップが遅れてしまい申し訳ありません。

昨日更新された事務局長のブログはご覧になりましたでしょうか。

ナイロビの一般人(民)とは
http://resultsjp.sblo.jp/article/178852564.html

国際協力に限らず、すべての分野において異国の地で活動する場合には、相手をしっかりと観察し分析、理解しなければいけません。
私はケニアに6ヶ月いることになります。ケニア生活の中でわかったこと、ケニア社会とはどんな構造かについて自分なりの意見を書いてみます。

※またまた写真なしです。申し訳ありません。
===

事務局長が言及されていた「一般人(民)とは、ケニアの標準的な民とは」
これを読み、頭に浮かんだのは、どこかで読んだ梅棹忠夫教授のことについてです。梅棹先生は日本における文化人類学の権威です。
梅棹先生の意見は直接的にケニアの一般人を答えるものではありませんが、なにか頭に引っかかるものがありました。

・社会は人の集まりであり、サルがヒトになって以来、ずっとヒト同士で階層があった。
・単層社会→重層社会→無層社会と時代が進む。現在、日本は無層社会に突入した。(かなり古い書籍かもしれません)

すべてうろ覚えですが、このような内容だったと記憶しています。

単層とは一つの階層の中での社会、重層とは管理するものと管理され働くものが2つ3つと分けられた社会、無層とは階級がなく、それぞれの判断で階層を無視することができる社会だそうです。

この説が正しい、誤っているのかについては何とも言えません。ただ、ずっと私の頭の片隅に残っており、
「あぁ確かにな、そうなのかもしれないな。」と思います。

ケニア社会に目を向けてみると、もっと複雑に絡まっていると感じます。

ナイロビのような都市部では、スーツ着たビジネスマンもいれば、物乞いする人もいます。
ただし、これがケニア全体の縮図であるとは思えません。

ナイロビはアフリカで1、2を争うグローバルシティーです。ナイロビには大きなビジネスが存在し、多くのビジネスマンがいます。そしてお金を手に入れたいというナイロビドリームを抱き地方から人が集まってきます。
しかし、ナイロビに来ても職が得られず、次第にスラム街に住むようになっていきます。これもケニアです。職があるかないかは重層社会に見えます。

一方エスンバのような農村部は、全く様子が違います。求めるものがお金ではなく、明日の食べ物であり、家であり、洋服です。そこから抜け出そうとナイロビへ飛び出していく方もいますが、多くは食べ物と少しのお金を得るために畑を耕し、家畜の世話をします。これもまたケニアです。純粋な単層社会に見えます。

スラムの貧困と農村部の貧困の差は、求めるものの違いです。農村部は衣食住、スラムはそれに加えお金です。
特にスラム街の住民は隣には高層ビルが立ち並び、スーツを着たビジネスマンがやってくるわけですから、ますますお金へ執着していくように思えます。

私はエスンバ村のような農村部の支援をしています。それはスラム拡大問題にも関係があります。地方から出てきて、結果的にスラムに移り住む人が多い背景を考えると、スラムの根本的な解決には地方が輝き住みやすくなることが必要だと考えています。

しかし、農村部での支援故に難しい点がたくさんあります。特に教育問題はそうです。衣食住を求める彼らにとって子どもは労働力であり、1番に守るべき対象ではないと考えている人も少なからずいます。農業や家畜の世話は自分たちで教えられる。お金を払って質の良い教育を受けさせるのは無駄だと考えています。これは女性差別の問題にも繋がります、労働力として欲しいのは「いっぱい働いてくれる男の子」だからです。

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自分は、支援を行う上で最も重要なのは、誰が主体になるか、主役になるかだと考えています。それはもちろん現地住民であるべきです。そのためには現地住民をどう巻き込み、どう奮い立たせるかが鍵になります。

「誰でも持っている人は更に与えられ豊かになるが、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる」

マタイによる福音書の一節です。
経済学や経営学で引用されたり、自己啓発本でも引用されています。その場合、持っている人とは「お金を多く持つ人」で、そういう人の元にお金は集まってくるのだと書かれます。
この考え方は格差問題であったり、貧困問題にも直結します。富裕層8人が全人口の下位50%の資産を所有するという衝撃的なニュースもありましたが、これはあらゆる場で思い当たる節があるかと思います。

人はお金以上に、もっと素晴らしいものを持ってると思います。
それは熱意であり、やる気・根気です。それは現地住民を動かすことができます。
私はこれからも熱意・やる気・根気を持ち続け、同じ思いを持ったエスンバ住民を巻き込んでいきます。

しらいし
posted by resultsjp at 19:32| Comment(2) | 情報

釜石生活41 〜放課後児童支援員研修会(後半)〜

2月22日(水)10:00〜12:00「放課後児童支援員研修会(後半)」を実施しました。
前半の様子は、こちらにアップいたしましたとおりです。
http://resultsjp.sblo.jp/article/178788579.html

今回は、9か所の学童育成クラブから、21名の先生方が参加してくださいました。
会場も、机のレイアウトも、前回と同様ですが、こちら、今回の写真です。
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今回のメインテーマは「片親疎外」でした。
私は、「親の離婚と子どもの気持ち」とか、「子どもを中心に据えた離婚」について考える時、「片親疎外」の理論を認識していることは、非常に大事なことだと思っています。
参加者の皆さんにとって、初めて耳にされる「片親疎外」の理論は衝撃的だったようで、講演が終わってもどなたも席を立たず、10分くらい全員がアンケート用紙に向かい、感じたことなどを記入されていました。
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アンケートには、
・このような現場のニーズに直結した研修をもっと受けたい
・これまで、女同士なので、母親だけの話で判断してきたが、双方の話をきちんと聴くことが問題解決の第一歩だと改めて確認した。
・これからは、物事を多面的に見ることができそう。
・自身が離婚協議中で、子どもの気持ちは常に自分と一緒だと思い込んでいたことに気付かされた。子どももひとりの人間として尊重していきたい。
などなど、貴重な講演に対して、主催者冥利に尽きる貴重な感想があがっていました。(鈴木)

posted by resultsjp at 16:15| Comment(2) | 東北復興支援