2017年04月29日

ナイロビ生活Vol8"生活に慣れてきました編"

皆さま、こんにちは。白石です。

前回のブログ"ナイロビ生活vol7"はこちらから
ナイロビ生活vol7 "CHV Profile編"

ナイロビ生活vol1 では、簡単に田舎町エスンバとナイロビの違いについて書きました。

@スーパーマーケットがある。
A街中で人達が英語を喋っている。

以上の2点をあげていましたが、1ヶ月経ち、ナイロビの生活にも慣れてきました。

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Bやっぱりなんでもある。
スーパーマーケットもですが、レストランや薬局など歩いてすぐのところにあります。エスンバでは決してありえないことでした。モールにジムがあってパーソナルエクササイズができると聞いた時はびっくりしました。「ナイロビなんでもあるな...」そう改めて感じます。

C政治色がものすごく濃い。
ケニアでは今年8月に大統領選を含む選挙があります。あまり詳しくありませんが、現大統領が所属する与党Jubilee(ジュビリー)とNASA(ナサ)という野党勢力が一騎打ちという格好です。(ケニア国内ではナサとよく聞きますがアメリカ航空宇宙局のことではありません。昨年末エスンバでみた新聞に"NASA is here"という見出しがあり、まさかNASAが?と読み進めたことがありました。)
5月には候補者が決定するということで、各政党のノミネートが取れるか取れないかというニュースを最近耳にします。アパートメントの目の前の道路には時折、選挙カーが通ります。が、日本のような候補者が声をあげるのではなく、ケニア人の若者に人気の音楽を耳が痛いほど大きな音で鳴らしています。

ちなみにその曲はこれです。どこでも流れています。
Kymo and Stigah - Thitima Anthem (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=CKSzunxXdrI

エスンバにいた時にはあまり感じなかった政治というものが常に近くにあり、ケニア人はよく政治の話をしています。よく行くレストランで働いている22歳の男性に聞いてみると「政治の話は好きだよ。ものすごく興味がある」とおっしゃっていました。ここは日本との違いかもしれません。

SNS上で政治アカウントを見ることが就活に不利であるとある記事で見ました。私はこれを読んで、わからなくはない、と思いました。

政治アカのフォローは就活に不利。 都議選候補予定者が若者の解説に ...
http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/20/story_n_16124188.html

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ナイロビにいると新たな発見がいろいろとあり、定期的に思ったことをお伝えしようと思います。

昨年の8月から伸ばしっぱなしだった髪の毛をやっと切りました。すっきりしました。エスンバで切ろうとしたときは「ハサミはない。」と門前払いされましたが、ナイロビでは日本と変わらない設備でした。ケニア人と髪の毛を切る話をすると"Cut"とはなく"Shave"になります。
ちなみに女性の髪型は、ウィッグを編み込んであります。彼女たちも短く"Shave"されています。

長くなってしまいました。次回はナイロビ生活vol.10 "カルヴィンと大親友になろう編"をお送りします。

しらいし
posted by resultsjp at 20:09| Comment(2) | 情報

途上国の肥満

ケニアは世界の中でも結核高まん延国30カ国の中に入るため、その予防・啓発は必須となっている。
世界的な感染症は、住環境の不衛生、一般住民の結核に対する知識の欠如、医療機関・サービスへの
アクセスの不備などの課題を、依然として抱えている。これらの問題を解決するべく、現在日本リザル
ツは、ナイロビ市内のスラム居住区Kangemi地区で「結核予防・啓発活動の拡大支援事業」を実施して
いる。また一方で、肥満に係る非感染症の問題もクローズアップされている。ケニアの女性の過体重/
肥満の割合は、都市部で2人に1人、農村部では4人に1人に上り、5歳未満でも約5%が過体重となって
いる、と2016年の世界栄養報告は述べている。ケニア政府は2015年に非感染症対策を発表、成人の肥満
と糖尿病の増加をゼロにする、目標も含まれている。確かにナイロビ市内では、男女に関係なく、多く
の肥満体形の人たちを見かける。嘗ては途上国の国民は、一般的に痩せているとのイメージが強かった
気がする。肥満体形は裕福な階層だけかと考えていたが、事業地のスラム街で生活を送っている住民にも、
肥満の人たちが多くいる。仮に手土産を持って行くとすると、喜ばれるのが砂糖や主食の一種“ウガリ”
の材料となる、トウモロコシの粉など糖類が多い。砂糖に関しては、ティーを飲む際、スプーン3杯位を
平気で入れるのを見ることがある。生活習慣が身についてしまい、本来の栄養そのもの、また摂取の仕方
も十分に理解していないように思う。我々の活動部隊であるCHVの人たちも、導入研修やフォローアップ
研修などで、結核に関する知識だけでなく、栄養に関する基本的知識も修得し、住民の相談に対応して
いる。

局チョー
posted by resultsjp at 18:33| Comment(2) | 情報

離婚と子供たち

昨日の新聞に、離婚で子供と離別した男性の苦悩をまとめた、ノンフィクションの紹介記事が出ていた。
約20名の男性にインタビューし、その生い立ちから、結婚、こどもの誕生、そして離婚した今の状況に
ついて書かれている。総じて、男性は女性(母親)が連れて行った子供に会えず、一人孤独な生活を送って
いるようだ。1990年代までは女性が一人で出ていくことが多かったが、DV防止法の施行や女性の社会進出、
地位向上も何らかの影響を与えているのではないかと思う。たとえDVが無かったとしても、世間の風潮と
相まって、女性側の権利を認めすぎる傾向にあるのではないかと、著者は語っていた。少子化が進む中で、
男性も子どもへの愛着、子どもを育てたいと自覚する傾向が強くなり、親権をめぐる争いが多くなって
いるようだ。しかし男性・女性それぞれが子どもに対し、強い愛情を持つほど、子どもの権利・意志が
軽んじられてしまう気がする。離婚後約70%の子供が別居親と面会交流していないとの調査結果もある。
H24年に民法が改正され、離婚に際し面会交流と養育費について、子供の利益を最優先にする旨定められ
たが、十分に効果が出ていないようだ。司法が家庭内にまで入り込むことの難しさを感じる。それでも、
子供の利益を考慮すれば、離婚後の両親が協力して子供を見守り、育てていくことが重要であり、
アメリカでは親に対する教育プログラムが義務付けられているそうだ。日本でも同じような仕組みは有る
が、家庭裁判所の基準は十分とは言えてない。リザルツが行っている事業の中にも、離婚と子どもに
関する相談などがあり、専門の相談員が対応している。子を思う気持ちが、独り歩きすることで、子供
を育む環境(家庭・家族など)が狭まり、歪んだ状態になっているのではないだろうか。我々の活動が、
より健全な環境の下で子どもたちを育てていく、一助になってくれればと願っている。

局チョー
posted by resultsjp at 16:35| Comment(2) | 情報