2017年06月01日

新スタッフを迎えて

今日から6月に入り、一般家庭にとって影響が大きい食品などが値上げされる中、当団体に新たなスタ
ッフが入ってきました。いずれ、現在リザルツが結核予防などの事業を行っているケニアで活躍して
もらうことになります。自身が学んできたことを活かし、海外でのキャリアアップを図る、頼もしく
且つ羨ましく思いつつ、暫くは当団体の活動内容やケニア・ナイロビでの事業を、少しでも理解・修得
してもらうよう、全力でサポートしたい。他国に比し日本からの海外留学生数は少ないと
言われているが、将来海外で働きたいと意欲を持っている人は、まだ多くいる。特に海外での協力・
支援活動に興味を抱いている方たちにとっては、現地に滞在する中で合理/非合理を知り、悩みながら
その対処法を考える良い機会になるのではと思う。また、一方で昨今頻発しているテロにも警戒が
欠かせない。ケニアの場合隣国ソマリアからのイスラム武装勢力が、数年前から事件を起こしているが、
現在は8月の大統領選挙を含む総選挙に向けた熱気の方が、一般民衆にとって心配の種かも知れない。
先進国だから治安は良いだろう、などと思っている人は殆どいない。世界で安心してどんな場所でも
歩ける都市や地域は年々限られてきたように思う。“貧困と飢餓をなくす”気持ちを抱く人たちの邪魔を
してほしくはない。

局チョー
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釜石生活65 〜子育てセミナー〜

5月27日(土)10〜12時、「子育てセミナー」を行いました。
いつもは、「青葉通り こどもの相談室」の入っている青葉ビル内の研修室で行いますが、今回は目先を変えて、中妻地区公民館の多目的室をお借りして開催してみました。
あいにく、朝から大雨でした。
今回は広報活動をいろいろとがんばりましたが、いろいろなスポーツ・観光イベントと重なってしまったり、6月3日相談会、6月10日親子交流会と同時期の募集となり、「楽しい」とか「癒される」という修飾語が似合うイベントへ予約が集まり、子育てセミナー参加者はとても少なかったことが残念でなりません。
当日、会場まで来られて「友人が急逝し、これから駆けつける。お話しを聞きたかったがやむを得ない。せめてご挨拶だけでも、と思って立ち寄った」という方もいらっしゃいました。

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講師は石垣秀之先生で、いつもながら、石垣先生の資料はポイントの置き所やまとめ方が素晴らしくて、何かを結論付けるにも、統計学的な理論や実証に基づいているので、重みがあります。

釜石新聞にも掲載されました。
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石垣先生の次回は7月8日、そちらの方はあるオファーもきています。
しっかりと打合せをして、参加者のニーズに応えられる勉強会にしたいと思います。(鈴木)


posted by resultsjp at 18:46| Comment(3) | 東北復興支援

結核患者さんにお会いしました-3

日本リザルツの長坂は5月20日からケニアに滞在しています。
5月30日も結核抑止プロジェクトを行っているカンゲミ地区を訪問し、患者さんの生の声を聴いてきました。
現地スタッフのカルヴィンと一緒に、警官2人を帯同し、万全の体制で視察を行っています。

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エリザベスは、アルコールとドラッグの中毒を抱えています。
多量の違法アルコールとドラッグが彼女の身体を蝕み、免疫力が低下しています。

今年4月に結核と診断され、治療を開始しました。脊椎にも痛みがあり、現在、精密検査をしていますが、結核菌が脊椎に転移し、脊椎カリエスになっている可能性が高いと言われています。

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彼女の住むKibagareは、違法アルコールやドラッグがまん延している地域です。

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母親はここに住んでいると、彼女の身体を根本から治すことはできないと判断し、彼女の姉を身元引受人にし、別の場所に引っ越しをさせようと考えています。引っ越し先などをカルヴィンが親身になって相談に乗っている姿が印象的でした。

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ジュディは「BrainTB」を発症しています。
日本では結核性髄膜炎と言われる病気です。
昨年8月に田舎の実家で突如倒れ、救急搬送されました。一命を取りとめ、最初の2週間は集中治療室に、2か月間の入院を経て、現在は在宅で治療を続けています。
ジュディ自身は、病気の影響で節々が痛く、歩くことができません。妹さんが身の回りの世話を行っています。
通常の肺結核と違い、結核性髄膜炎「BrainTB」の投薬治療は1年かかります。
昨年11月から合計5錠の薬を飲み続けています。

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1年間の投薬治療を終えれば、ジュディはまた歩けるようになるそうです。
彼女は言います。「治療を終えたら、田舎に戻って、子どもや孫と農作業をして暮らしたい」と。

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この日は、患者さんが結核クリニックに薬を取りに来る日でした。クリニックでも患者の方にお話を伺うことができました。

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ベンソンは今年1月から結核の治療を開始しました。あと1か月で6か月間の投薬治療を終了します。
症状も以前に比べ改善してきているそうです。
「治療を終えて、仕事を始めるのが楽しみ」と、残りの投薬治療に向け意欲を見せていました。

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今日から結核治療を始めるエリザベート。HIVも陽性です。
それまでは一般企業で仕事をしていましたが、咳が酷くなり、仕事を辞めざるを得ませんでした。
現在は貯金を切り崩して生計を立てています。
彼女の望みは1つ。「きちんと治療をして、普通の生活に戻りたい」と。

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街を歩いていて、学校に行けない多くの子どもたちを目にしました。
スラム街のカンゲミ地区では、生活環境と教育が結核抑止の大きな壁となっています。

学校に行けない子どもたちも多い上、親の健康や医療に関する知識の不足もあり、家庭で健康に関して子どもに教育がなされる機会はとても少ないそうです。それが、結核を含めた感染症のまん延につながっています。

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日本リザルツの結核抑止プロジェクトが継続的に続くことで、カンゲミ地区の結核抑止はもちろん、全ての住民の方がより健やかに笑顔で暮らせる日々が来ることを期待しています。
(はるか)

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国際NGOによる栄養アドボカシー活動

本日午後、財務省に伺い、国際NGO三銃士(セーブザチルドレンジャパン、ワールドビジョンジャパン、日本リザルツ)7名にて栄養アドボカシー活動を行いました。国際局総務課長有泉氏に、4月の世界栄養報告会議(東京開催)、5月のIFNAパートナーシップ会議(エチオピア開催)等の状況を報告するとともに、今後の予算や適切な予算運用に関する意見交換の場を持つことができました。

栄養分野では、日本はトップドナーとしての役割を世界から期待されています。官と民が連携しながら『顔の見える支援』を効果的に行うために、どのような枠組みが必要なのか、具体例を示しながら活発な議論が繰り広げられました。途上国で栄養不良に苦しんでいる方々に、本当に必要なサポートが行き渡るよう、国際NGOは草の根レベルで顔の見える活動を行いながらも、拠出された予算への責任を果たせるフレークワークの構築にも努めていきたいと考えています。帰り際、顔の見える関係性を維持するため、栄養に関するプロジェクトでお世話になっている主計局の担当者にもご挨拶してきました。 (トミー)
posted by resultsjp at 17:44| Comment(3) | 情報