2017年09月04日

スラムの地域特性

2日にケニア共和国のナイロビに到着し、前年度からの引継ぎ作業を行っています。本日は、ナイロビのスラム街(カンゲミ地区やカワンガレ地区など)で地域に根差した活動を行ってきた看護師の方にお話しを伺いました。

ケニアのナイロビには、キベラ、カワンガレ、マザレ、カンゲミ、ダンドーラ等のスラムがあります。スラムと聞くと、貧しい人々が住んでいる場所と一括りにしがちですが、各スラムが抱える課題は異なるそうです。私たちが活動を行うカンゲミ地区では、住民の移動が頻回なことが結核の治療を難しくしているそうです。と言うのも、定職がないため、一時的な仕事を得ると職場の近くに居を移すため、住居が定着せず、CHVが訪問するともぬけの殻という状態がしばしば生じるそうです。そのため、電話番号や友人の名前などを聞き出すための信頼関係の構築が大事になります。

効果的なプロジェクトを行うためにも、カンゲミ地区の地域特性や課題を、自分の目で確認し、そして、地域の方々にお話を伺いながら、まずは理解を深めていきたいものです。(トミー)
posted by resultsjp at 21:09| Comment(3) | 情報

セミナー参加「共同養育と家族再統合のプログラムを学ぶ」

皆さまのご支援ご協力のおかげで、らぽーる事業のクラウドファンディングが、半分まで達成することができました。
ありがとうございます!

残り11日で、目標達成まであと46%まできました。

皆さまのお力添えを、どうかお願いいたします!!

https://readyfor.jp/projects/oyako-support

さて、先日は、「共同養育と家族再統合のプログラムを学ぶ」と題した国際セミナーに参加しました。

内容は、大きく2つで、「オンラインによる親教育プログラム」と「引き離された家族の再統合プログラム」でした。

アメリカでは、離婚がどの関係者にとっても苦痛な過程になることを認め、離婚当事者へのカウンセリングや仲裁サービスの重要性を強調しています。そして、12を超える州で、離婚する親に対して離婚教育の受講を義務化しているようです。

離婚後の共同養育を成功させるためのオンラインでの親教育プログラムは、無料で提供されるとのことで、離婚後の子どもの心的ダメージを少しでも軽減できることが期待されます。

日本では、FAIT−Japan研究会で、親教育プログラムが実践されていますが、少しずつでも広まってほしいです。

後半では、セラプレイという、愛着理論をベースとした親子間で行うセラピーを紹介いただきました。
連れ去られた子どもの事例で、子ども自身も自分は大丈夫だと言い、周りの大人たちも子どもは大丈夫だと言う中で、子どもの遊びの中に悲しみや孤独感などが表されていました。子どもは周りの大人の言葉を聞いて、自分は大丈夫だと信じますが、心の中ではトラウマを抱えていることがあるのだということです。とても興味深い内容であると共に、そのトラウマが解消されずに、長期に渡り影響することを考えると、とても痛ましいです。

親御さんには、子どもを突然引き離すことで、どれだけ子どもの心に影響を残してしまうのかを知って欲しいと思います。そして、そのようなことがない世の中になって欲しいです。(大川)
posted by resultsjp at 12:36| Comment(4) | らぽーる