2017年10月07日

スラムでの事業例を参考に

我々が結核予防・啓発活動を行っているナイロビ市内のカンゲミ地区は、貧困層の多いスラム
居住区で、保健、教育、生活環境面でも多くの課題を抱えています。ナイロビにはこのような
スラム街が他にもいくつか存在しています。世界最大ともいわれるキベラをはじめ、何十万の
人々が暮らす人口密集地がいくつかあります。
その中で2番目に人口が多い(約60万人)マザレスラム街で、3年前に日本のNPOが「民族間の
対立抑止のためのコミュニティ平和構築事業」を実施した時の活動報告書が目に留まり、同じ
スラム居住区での活動で、どのような対策、運営を行っていたのか、何か参考になる事柄があれば
と思い読んでみました。対象分野やスラムの内容は異なり、一概に比較はできませんが、参考に
なりそうと思われる点もありました。平和構築の具体例としては、犯罪防止、民族間対立の抑制
等が含まれています。
まず、地域住民の中で活動の担い手となるリーダーの育成。各関連先組織(コミュニティ・行政・
学校など)間のネットワーク構築。活動に携わる人たちの経済的自立。住民同士及び住民と活動組織
との信頼関係。これらの基礎要件を固めたうえで、最終的には自立した組織、制度・規範・約束事
に基づく運営で、持続させていく。
この事業で、これらが全て上手く達成出来たかは分かりませんが、目指す方向はかなり似ているように
思います。これから予定されている2期目の活動に活かしていければと考えています。
局チョー
posted by resultsjp at 04:16| Comment(3) | 情報