2018年02月26日

【岩手日報・論説】出国税 一人占めしていいの?

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論説では、「国内外の旅行客から集めたお金を日本が一人占めして使ってしまってもいいのだろうか」と問うていますが、租税法の大家である金子宏東京大学名誉教授も言うように、出国=日本の領土外での課税による収入は、原則的には国際的課題(感染症とか飢餓とか気候変動対策等の途上国支援)に使うべきでしょう。

【岩手日報・論説】出国税 一人占めしていいの?
 連日の熱戦に沸く平昌(ピョンチャン)冬季五輪、続くパラリンピックで多くの外国人観光客が韓国を訪れている。韓国を離れるとき、千ウォン(約百円)上乗せして航空運賃を払っていることはご存じだろうか。

 韓国人も含めて出国する国際線にかけられる航空券連帯税。2005年にフランスのシラク大統領が提唱し、フランス、韓国、チリのほか、カメルーン、モロッコなどのアフリカ諸国を含め十数カ国が導入している。

 税収は途上国のエイズ、マラリア、結核の感染症対策に使われている。フランスや韓国を訪れれば、意識しなくても少額ながら途上国支援をしていることになる。

 日本では外務省が2010年度以降、「伝統的な政府開発援助(ODA)だけでは資金量が十分でない」として、税制改正に国際連帯税の導入を要望している。有力な選択肢として挙げているのが航空券連帯税だ。

 これに対し負担と受益の関係が不透明、観光政策に反する−などの反対論が根強く実現していない。航空業界も国際競争力低下を招くとして抵抗している。

 ところが、18年度税制改正では新税「国際観光旅客税」(出国税)が盛り込まれた。19年1月から、訪日外国人や日本人が出国する際に1人千円を徴収する。仕組みは航空券連帯税と変わらない。

 使途は快適な旅行環境の整備、海外への情報発信、観光資源の開発。年明けには公衆無線LAN「Wi−Fi」整備を新税で整備する法案を閣議決定した。

 17年で計算すると、訪日外国人2869万人と出国する日本人1789万人で税収は年465億円余。今後は、東京五輪・パラリンピックを控えてさらに多くの税収が見込める。

 でも疑問が残る。旅行環境の整備などは税で賄うべきものか。そして、国内外の旅行客から集めたお金を日本が一人占めして使ってしまってもいいのだろうか。

 ODAも負担と受益の関係は薄いが、税金から多くのお金を出す国際貢献だ。まだ間に合う。制度設計を変更し、ほんの一部を途上国支援に回してはどうか。納税者から不満は出るだろうか。

 ベストセラー「世界がもし100人の村だったら」の最新刊「お金篇」に「もしも国際線のチケットに税をかけたら」という一節がある。

 この10年間で集まったのは15億ドル。本書は「もしもすべての国が加わったら1年に少なくとも14億ドルがあつまります」と指摘する。

 「分断される世界では分かち合い、お裾分けの経済が求められている」。著者池田香代子さんの言葉は重い。
(2018.2.22)

★上記のバナーは岩手日報のWEBのトップページの一部です。なぜ大谷翔平選手の特集が組まれているのかというと、大谷選手は岩手県奥州市出身だからのようです。

(報告:田中徹二・グローバル連帯税フォーラム/日本リザルツ理事)

posted by resultsjp at 22:53| Comment(1) | 国際連帯税の推進

UNRWAのクラウドファンディングがスタート!#尊厳を守る

日本リザルツは国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のキャンペーン事務局をしています。

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2018年の国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に対する支援を米国が大幅に凍結したことを受けて、UNRWAは5億ドル(約555億円)の調達を目標とした世界的な資金調達キャンペーンを開始しました。ピエール・クレヘンビュールUNRWA事務局長は「医療や教育、食料支援が滞り、数百万人の脆弱なパレスチナ難民の尊厳ある暮らしが脅かされる」と米国の拠出凍結による及ぼす影響を指摘しました。セキュリテはこの「#尊厳を守る」キャンペーンに賛同し、寄付サイトを立ち上げました。本サイトで集まった寄付金は全額UNRWAへ送付させていただきます。パレスチナ難民の尊厳と希望を守るため、ご賛同頂ければ幸いです。

ご寄付は下記URLより
https://www.securite.jp/unrwa

しらいし
posted by resultsjp at 16:05| Comment(1) | 情報

世界凧揚げ交流会@春日部@

世界凧揚げ交流会@春日部を開催します。

日時:3月18日(日) 13:00〜15:00
会場:庄和総合公園 

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‣春日部から世界へ!
毎年5月3日、5日に大凧揚げ祭りが開催される『大凧の里 春日部』。
春日部の伝統文化を活かし、その魅力を日本、そして世界に発信しましょう!

‣結核のない世界へ!
かつて日本でも亡国病と呼ばれた結核。今こそ、世界中から結核を根絶しようというメッセージを発信しましょう。
3月24日は「世界結核の日」です。日本は2020年までに結核低まん延国にすることを目標としています。

‣世界中の人たちの心を一つに!
遠く離れた世界中の人たちと、この凧揚げイベントを通して、空と心で繋がりましょう!

当日会場では、企業PR出店、飲食・物品販売が可能です。

PR出店などご希望の方はご連絡ください。
世界凧揚げ交流会@春日部に関する問い合わせなどは担当の白石(riku.s@resultsjp.org)まで。

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posted by resultsjp at 15:58| Comment(1) | 情報

Maggy's effort to make article

Over the last week, Margaret got deeply engaged in making the article to collect information from TB patients.
She had collected the information, which is a commendable thing. However, it was really hard for her to type them up as required. As such, revising them was one the hardest things. Basically, everything had to be rewritten for it to read well.
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But in the spirit of teamwork, we support her to make articles. Calvin and I showed her how to write good articles for the TB book. We shared with her some of the edited articles, and she could clearly see the difference in terms of how they had been written.
A revised PV.png Revised Article
She try to do her best for typing. From today, we see how she handles the rest of the remaining patient voices. Her articles is totally changed before.
Thank you so much for her effort!
posted by resultsjp at 14:30| Comment(1) | 情報

工事がどんどん進みます!

日本リザルツでは、現在、カンゲミ地区の結核検査所の建築を行っています。
建設業者の皆さんのご厚意で、土日も基礎工事が行われています。

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まず、材料となるコンクリートを作ります。

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掘削した場所に鉄筋で作った支柱を、地面に垂直に立てます。
支柱が曲がっていないか、1つ1つ確認します。
私たちもお手伝いしました。

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写真は、毎日、カンゲミに帯同して下さっている警察官のデニスさんです。
彼らのお陰で、毎日、安全に活動ができています。

手作りのコンクリートを一番下に敷いた後は、固い石を積んでいきます。地震が起きた時でも壊れないような、耐久性のある建物を作るためです。
こちらも全ての石の高さが同じになるように気を付けながら作業を進めます。

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現場責任者のモゼスさん。あっという間に石の高さを揃えていくその職人技に、感動してしまいました!

基礎工事は2月末には終了する予定です。
(はるか)
posted by resultsjp at 12:56| Comment(1) | 情報