2018年04月29日

仕組みを変えるということ

日本リザルツの仕事は草の根から政府、あらゆるステークホルダーに働きかけを行い、国の制度、仕組みを変えることです。時に既存の政策、方針を変えるのには軋轢が生じます。

日本リザルツに来て1年8か月。代表の白須を通じて学んだことが、アイデア次第で何でも変えられるということです。

一番の思い出が運動靴の輸送です。今日はこの例を事例にアドボカシーとは何か?を振り返りたいと思います。

昨年5月。日本リザルツは日本の皆さまから集めた運動靴1.1トンをケニアに輸送しました。
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本日現在も運動靴の山です。

しかし、ケニア政府は、中古の運動靴にも多額の関税をかけてきました。

皆さまからの善意。ケニア政府にもご理解をいただきたい!という白須と長坂の信念のもと、「関税&倉庫料をゼロにする」ミッションが始まりました。

長坂のパートナーに選ばれたのは、当時日本リザルツのドライバーだったアブタさんでした。

毎日、朝、6時から夜、8時まで空港に居座り、ひたすら「税金をゼロにしてほしい」と訴え続けました。ケニアでは前例のない試み。時には、誹謗中傷も浴びせられました。

それでも、白須と私の信念、「皆さまの善意の塊である運動靴を届けたい」という想いを実現したく、アブタさんとともに奮闘し、3週間の交渉を得て、特例で免税の措置&倉庫料の免除をいただきました。

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左がアブタさんです。

また、自国ではないエチオピア航空様には運送で大変お世話になりました。なんと無料で輸送をしてくださいました。

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感謝状授与式の様子。右がイエルガ支社長。

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なんと、このミッションがきっかけで、アブタさんは日本リザルツの職員となり、今は、プロジェクトマネージャーとして事業の統括を行っています。

今、日本リザルツケニア事務所は結核抑止プロジェクトの改善を図るため、ケニア保健行政の大革命を実施中です。壁も多々ありますが、スタッフには、アブタさんと私でいつも運動靴のお話をし、不可能が可能にできることを共有しています。
数々の苦難に負けずに、職員一丸となって、結核で亡くなる患者さんをゼロにしたいと思います。
(はるか)


posted by resultsjp at 02:07| Comment(4) | 情報