2018年06月15日

カンゲミヘルスセンターの新結核検査所の完成に向けて

日本リザルツは、2016年からコミュニティ主導の結核予防活動を支援しております。今回は、その活動の1つの新結核検査所の建設について紹介させて頂きます。

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上に見えます写真は、本年の5月末に撮影した新結核検査所の外観です。まだ完成しておりませんが、建物の外観の主な様子が伺えると思います。以前、ケニアの建物は、レンガを積み上げて出来た模様が1つの特徴だと聞きました。この建物は、2階建てとなっており、カンゲミヘルスセンターの現結核検査所では難しい、幅広いスペースを用いた検査、書類作業、その他必要業務が可能になります。

内装作業.JPG

地固め作業.JPG

皆さまは、建設作業にどれほどお詳しいでしょうか。自分は、こちらの結核検査所の建設に携わるまで建築から遠い人間でした。上に見えます写真は、建設現場の方々がプラスタリングと呼ばれる内装とハッキングと呼ばれる地固めの行程作業を行っている様子です。

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今回の新結核検査所の建設において、多くのケニア人が毎日の作業に集中しておられます。現在、ケニアの気温は下降傾向にあります。それでも、建物の素早い完成に向けて、作業員達は頑張っておられます。上に見えます写真は、日本リザルツの代表の白須がケニアへ来られ、建設状況の確認を行われている時に作業員達と撮影したものです。

皆さま、カンゲミヘルスセンターの新結核検査所の完成模様とそこで行われる新たな結核検査活動の様子を届けますので、ご期待ください。

(智貴)

posted by resultsjp at 12:01| Comment(3) | ケニア

住所:ボトムライン〜スラムの結核患者

カンゲミ診療所に結核の薬を取りにきたグレイス(仮名)。
昨年12月からDOTSという結核治療を受けています。

DOTSとは、directly observed treatment short-courseの略で
日本語にすると、直接服薬確認治療とか、直接監視下短期化学療法と呼ばれ
薬の処方だけでなくちゃんと服用するところまで目の前で確認する方法です。
結核菌を最後まで叩きるために、半年にわたり定期的に病院に通い治療を
継続しなければなりません。

グレースは、治療の初めから処方された薬をきちんと飲んでいて
診療所へも毎週決まった曜日に欠かさずやってきて治療を続けています。
もうまもなく辛い結核治療も終了です。

そんなグレースに聞き取りをしたリザルツスタッフの記録をみると
住所:ボトムライン(どん底)となっています。
不思議に思って確認したところ、「トップがナイロビの事務所としたら
カンゲミはボトム。グレースの家はボトムラインという場所にあるのよ」
という答えが返ってきました。

リザルツのケニア事業1期目で実施したアンケート及び個別調査の結果、
カンゲミ地区において 結核・治療の課題が貧困と深く結びついていることが
わかっています。

写真はカンゲミ地区
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結核患者であるグレースには 13歳、8歳、2歳の3人のこどもがいます。
診療所に来たグレースに聞き取り調査をしたリザルツスタッフは
グレースの子供たち全員の結核検査を提案しました。
近々子供たち全員に対してカンゲミ診療所で喀痰検査が行われます。
万一陽性の場合でも、すぐに治療を始められるからです。

また、グレースの夫は先月他界していて日々生活が厳しくなっているようです。
結核治療を受けながら近所で家政婦をし、僅かなお金で暮らしています。
結核が完治してもグレース一家は貧困という病と闘っていかなければなりません。
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課題が山積しているカンゲミでの事業は、医療体制だけでなく、住民の生活全体の改善など
色々な側面に目を配りコミュニティが持っているリソースの活用、同じ思いで改善に取り組む
コミュニティを基盤とした団体とのネットワークを構築しながら進めていくことが
持続可能な活動になっていくのかもしれないと、ふと思いました。
chako
posted by resultsjp at 04:07| Comment(4) | 情報