2018年08月01日

日経フォーラム

昨日は日経ホールで行われた日経SDGsフォーラム シンポジウムに行ってきた。
外務省の甲木国際協力局、地球規模課題総括課長を始め各界からSDGsに関して多彩なゲストの話を聞くことができ、大変勉強になった。

甲木課長からはSDGsについて以下の説明があった。
「2001年に国連で採択されたMDGsが一定の成果を挙げ、その後国際環境等の変化による様々な課題に対する取組として2015に新たに始められたのがSDGsで2030年をゴールとする。
SDGsに掲げられた目標は包括的かつグローバルなものであり、国家間のみならず国内の格差是正の解決を目指すものであり、SDGsは企業にとって12兆円を生みだすチャンスであり、3.8億人の雇用を生み出す。
尚、政府の方針として下記を挙げる。  
@ STIによる生産性革命、技術イノベーション 
A 29都市をSDGs推進都市、その内の10都市をモデル事業都市としてSDGsの普及活動をはかる。(本日最後のパネル・ディスカッションでモデル都市の代表が発表された。)
B 次世代や女性の活力を生かす働き方改革。
SDGsを単なるCSRとしてとらえるのではなく、利益を増大させるビジネスチャンスとして考えて欲しい。又、中長期を見据えた日本型経営は持続発展性があり
中小企業に見られる伝統的はファミリー・ビジネスにも可能性がある。
日本政府は6月に国連で開かれたSTIフォーラムの共同議長も務め、日本独自の(もったいない精神、自然との共生)を生かした独自の取り組みでリーダーシップを発揮していきたい。」

その他、経団連、GPIF、大和証券、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン、
等の方々、一橋大学大学院の伊藤教授の講演があり、最後に2組のパネル・ディスカッションがあった。

最後に行われたパネル・ディスカッションは神奈川県の黒岩知事、横浜市の林市長、北海道ニセコ町の片山町長、岡山県真庭市の太田市長が登壇され、SDGs未来都市として政府によりトップ10に選定された街づくりの実例を説明してくれた。
これまで地方創生についての政府がどの様な取り組みをしていたかをあまり知らなかったので、とても興味深く拝聴した。
藤沢市に於ける太陽光発電、ITとAIを利用した住宅、最新技術を取り入れた未病ハウス・ラボ等は既に海外に紹介され称賛されているそうである。この他文化芸術創造都市としての横浜の取り組み、ニセコ町の住民自治による町のブランディングの在り方、真庭市の山林を生かしたバイオマス・エネルギー発電所。等 様々な事例を伺い日本の市町村のパワーを感じた。

尚今回のフォーラムは参加者が主に企業を対象としていたせいか、SDGsの目標の内最初に掲げられた貧困、飢餓という言葉が余り聞かれなかったことは少し寂しい気がした。

HS

posted by resultsjp at 10:28| Comment(3) | 情報