2018年08月05日

初開催!GGG+フォーラムケニア版

7月31日(火)、「GGG+フォーラムinケニア:アフリカにおけるUHCとSDGsの実現に向けて」がケニア・ナイロビのジャカランダホテルで開催されました。

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ケニア国内はもちろん、日本、ニューヨーク、ジュネーブ、アンマンなどから総勢240人の方が参加してくださいました。メンバーも日・ケニア政府、ケニア国会議員、元駐日ケニア大使、国際機関、民間企業、アカデミア、市民社会など多種多様です。

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今回は長寿と平和の象徴である日本の折り鶴を机に置いて、おもてなしをしました。
作ったのは日本リザルツケニア事務所スタッフです。

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総合司会は、エヴァリン・キブチ ストップ結核パートナーシップケニア代表です。

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植澤利次在ケニア駐日ケニア大使の流暢なスワヒリ語のご挨拶で開会しました。ケニアはサブサハラ・アフリカにおいて、日本のODAの一番の拠出国であることを挙げ、アフリカのUHCとSDGsの実現に向けて、この会議がキックオフになることを期待するという力強いお言葉をいただきました。

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続いて、シシリー・カリウキケニア保健省長官は、ケニヤッタ大統領の陣頭指揮のもとUHCの実現に向けて、ケニア保健省は保健行政改革に取り組んでいることを紹介されました。その一方、ケニアでは依然として三大感染症などが深刻な問題になっていることを指摘されました。こうした課題を解決すべく、プライマリーヘルスケアの拡充を地方分権で進めることを提唱しました。その上で、このような会議が初めてケニアで開催されることに喜びの念を表しました。

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次に、元駐日ケニア大使、ケニア・トヨタCEOのデニス・アウォリ氏がご登壇され、健康がいかに経済発展に寄与するかを述べ、労働生産性を向上させるためにも人々の健康を維持することが大切だという力強いお言葉をいただきました。

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最後に、第一回野口英世アフリカ賞を受賞されたミリアム・ウェレ博士から、自分の孫を例に挙げ、将来を担う子どもや若者が健やかな生活を送れるよう、この会議を実りのあるものにしてほしいと提言されました。

第一部は、GGG(GF、Gavi、GHIT)、結核、GDF、ポリオ、IAVI、ワクチン接種について討議を行いました。

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司会は山口郁子UNICEF上席アドバイザーです。様々な人が入れ替わる中、フレキシブルなご対応をいただき、本当に有難うございました。

最初はもちろんGGGの方々のスピーチです。
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グローバルファンドからは國井修戦略・投資局長がご自身のアフリカでの体験をもとにお話下さいました。

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Gaviワクチンアライアンスの北島千佳上級資金調達官がフライトが遅れ、来られなかったため、柏倉美保子ビル&メリンダゲイツ財団日本代表がメッセージを読んでくださいました。Gaviでは1マイルアプローチを実現するため、アフリカでドローンを使った取り組みをしているそうです。

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最後のGはGHITファンド。山部清明COOがGHITの取り組みとアフリカでの今後の展望についてご紹介下さいました。

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カンゲミのCHVの方が結核抑止の重要性について寸劇を披露。会場は大いに盛り上がりました。

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ケニアはWHOが指定する結核高まん延国の1つです。特にHIV/AIDsと結核の併発で亡くなる人が増えています。また、生ワクチンの接種によるポリオの発生も問題になっています。
ここでは、創薬開発に向けて官民連携が重要であることや、より、日本の知見を活かすにはどうすればよいか議論がなされました。

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また、子どものころ、ポリオにかかったベスさんにお越しいただき、体験談をお話いただきました。ベスさんは自分のような人をもう生み出したくないと訴えてらっしゃいました。


第二部は栄養と難民について議論がなされました。

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司会は清田明宏UNRWA保健局長です。
なんと0泊2日の強硬スケジュールで来ていただきました。清田先生の面白く、テンポの良い名司会者ぶりに会場では笑いが絶えず、参加者の距離が縮まります。

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ここでは、ケニア政府からの課題を踏まえ、栄養がなぜ重要なのかを草の根レベルでお母さんたちに教える教育啓発活動が必要だという結論になりました。

第三部はこれまでの議論をもとにどうUHCとSDGsを実現すべきかを議論しました。

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司会はWHOの山本尚子先生です。チャーミングな人柄が表れる司会で、会場も温かな雰囲気に包まれていました。

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第三部は、前駐日ケニア大使で、外務大臣代行であるベン・オグトゥ氏のご挨拶から始まりました。人間だけでなく、生物多様性の面から、全ての生き物が健やかに暮らすためにもUHCがSDGsの中で重要な項目であることを改めて指摘してくださいました。

ここではどうケニアが外国からの援助に依存をせずに、自国資本で保健行政を運営していけるのかという課題に関しても議論がなされました。
日本からは技術や製品はもちろんのこと、国民皆保険を達成している日本からマネジメントシステムに関するアドバイスやアカウンタビリティの強化に向けた知見を共有してほしいという要望がでました。

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日本から鷲見学外務省国際協力局国際保健政策室長もお越し下さり、TICAD Zや2020年に日本で開かれる栄養サミットもあるので、日本としても国際保健に尽力を入れ、世界をけん引していきたいという力強いお言葉をいただきました。

初めての試みでしたが、多くの方にご参加をいただき、有意義な議論ができました。会の参加にご協力いただいた、外務省、在ケニア日本国大使館、JICAなど関係各機関の皆さま、そしてデニス・アウォリケニア・トヨタCEO、本当に有難うございました。

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次回のGGG+フォーラムin東京は12月3日(月)です!
是非、皆さまにお会いできることを楽しみにしています。

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電通バッグは今回も大人気でした。

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ケニアのポリオ患者のベス・ニョロゲさんとUNICEFでポリオ・アドボカシーをされている山口郁子さん(第一部司会)、そして白須で記念写真。

(はるか)

posted by resultsjp at 13:57| Comment(3) | 情報