2018年09月25日

環境改善意識醸成のためのカンゲミ地区ゴミ箱設置プロジェクト

日本リザルツでは、結核抑止へ向けて、『自らの環境を自らの手で改善していく』意識を育むため、ケニア保健省や地区長等と連携し、カンゲミ地区のゴミ箱設置プロジェクトに取り組んでいます。

カンゲミ地区の現状は、劣悪な環境にさらされている状況で、結核根絶に対する大きな障害となっています。地域住民の意識改革は、STOP TBの要諦です。

ケニア事務所は、ゴミ箱設置個所の選定について、保健省と地域住民の代表等と共に適切な設置場所の選定を目指して、実地調査に取り組んでいます。

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実際に面接した現場の方々、地域の代表者の真剣さは、特筆に値する事でした。環境を改善していくんだという人々の強いエネルギーを肌で感じています。

キリマンジャロの白い雪
posted by resultsjp at 20:40| Comment(3) | ケニア

河野外相「新興する課題…:開発のための国際協力の新たな視点」で国際連帯税に言及

              パラダイム:河野外相.JPG

9月18日から第73回国連総会が始まり、本日25日から各国代表の一般討論も行われ、また一般討論以外にも様々なハイレベルイベントが開催されます。24日「ネルソン・マンデラ・ピースサミット」、26日「結核に関するハイレベル会合」等々。

そのハイレベルイベントのひとつが、「新興する課題と変化するパラダイム:開発のための国際協力の新たな視点」という会合です(*)。ここに河野太郎外務大臣が出席し、国際連帯税に関して、次のように述べられました。

【河野外務大臣臨時会見記録 冒頭発言より】
…(前略)…「新興する課題と変化するパラダイム」に関する会合が行われましたが,国際連帯税を含む革新的な資金調達が必要だ,少なくともこの問題についての議論をする必要性に言及しながら,SDGsを推進し,国づくり,人づくりに日本として貢献をしていく考えを示しました。
 議長から,やはりこの国際的な連帯税,政府を経由してODAとしてサポートをするのではなく,なんらかの直接必要なところに財源としていく国際連帯税というものに非常に興味を示されました。…(後略)…

なお、この会合の外務省の報告は、次の通りです。

【外務省】「新興する課題と変化するパラダイム:開発のための国際協力の新たな視点」
ハイレベル会合への河野外務大臣の出席


(*)これは伝統的なODAの枠組みを越えた新しい開発協力のあり方について議論するハイレベル会合で、国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)、欧州委員会,OECD開発センターの共催で開催される。

★写真は、「新興する課題と変化するパラダイム:開発のための国際協力の新たな視点」会合で発言する河野外相(外務省のHPより)

(報告:田中徹二・グローバル連帯税フォーラム/日本リザルツ理事)
posted by resultsjp at 13:51| Comment(3) | 国際連帯税の推進

ナイロビの安全でない新生児の状況

日本リザルツの現地スタッフアブタのブログを邦訳しました。

ナイロビにいる1万人の新生児のうち50%は、適切な医療サービスや、必要なケアを受けられていないということがWHOのレポートにより明らかになった。
しかし、医療施設における出産率は、国全体が61.2%であるのに対し、ナイロビでは88.7%と国内で最も高い。
「ただ、新生児の死亡率はケニアの他の地域に比べ、非常に高い」と筆者は指摘する。
脆弱なインフラ環境、スタッフの不足、過労、医療施設内の患者の密集が、新生児の死亡をナイロビで引き起こしている。
この研究チームは、ナイロビにある最上級の私立の医療施設を含む、全ての医療施設が24時間体制で新生児の医療ケアを行うことを計画している。
21の医療施設(主に私立の施設)は、設備が乏しく、新生児によく見られるような病気でさえ適切に処置することができない。それらの施設は、機材が不足し、スペースや物資が足りず、職員のレベルも十分でない。
研究チームはナイロビにおける新生児の死亡数を減らすためには、マルチセクターによる長期的な計画を作成するとともに、新生児医療への巨額の投資が必要であると提言している。

Abuta

どんなに立派な計画、プランがあっても、マネジメントができる行政のキャパシティがなければ、子どもたちの健康を保つことはできません。ハード面はもちろん、ソフト面からの支援と事業の継続性を担保させることが必要だと思いました。
(はるか)
posted by resultsjp at 10:13| Comment(3) | 情報

カンゲミ地区でのLAMP法アドボカシー

現在、日本リザルツケニア事務所では、カンゲミ地区でのLAMP法アドボカシーを行っています。
これは、カンゲミヘルスセンターを訪れる患者さんやカンゲミ地区の住民にLAMP法について知ってもらい、結核の早期発見・治療に繋げてもらうための啓発活動です。
先日は、小学校でLAMP法アドボカシーをウエストランズ保健省と一緒に行いました。

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まずは、保健省と学校の先生の話し合いです。目的や内容を共有しました。

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朝のお祈りと朝礼後、先生が、保健省と日本リザルツについて紹介してくれました。「これからのお話は、みんなの健康のためです」と先生の言葉は、子供達の興味を引いてくれました。

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ウエストランズ保健省のジェーンさんです。アドボカシーの担当者です。難しい結核の話を子供達に分かりやすく説明してくれました。

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現地スタッフのアブタです。テンポの良い話し方で子供達の注意を引き、カンゲミヘルスセンターの新結核検査所やLAMP法について話してくれました。

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最後は、当事務所のヒルダがLAMP法のアドボカシーを行いました。子供に接しなれている彼女ならではの自然なコミュニケーションの取り方が印象的でした。

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活動終了後、カルヴィンが結核に関する啓発資料を学校の先生に渡しました。受け取った先生は、「このような取り組みが、子供だけでなく家族や先生達にも結核を学んでもらう機会となる」と喜んでいました。

日本リザルツケニア事務所では、一人でも多くの方が健康で、結核に苦しまないために、地道な情報発信を行っています。

(智貴)

posted by resultsjp at 01:14| Comment(3) | 情報