2018年10月10日

10月16日は世界食料デー(World Food Day )

国際連合食糧農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations:FAO)は、1979年の第20回FAO総会の決議に基づき、1981年から、10月16日を「世界食料デ―」として定めました。この日には、ローマのほか世界各地で、飢餓からの解放、全ての人の食料安全保障、栄養のある食事を確保するための知識の普及と活動を目的として様々な行事が行なわれます。
ローマ本部では、各国首脳、閣僚、民間部門や市民社会関係者も参加する記念式典が行われるほか、専門家による高級パネルも開催されます。パネリストは、飢餓ゼロに向けた取り組みとして、気候変動、紛争、移民、貧困、飢餓と肥満の二重負荷、栄養教育、改善された食料システム、農業と環境、生物多様性の維持、家族農業の強化など様々な課題を話し合います。FAOの年報である「世界食料農業白書」も公表されます。
2018年のテーマは、「2030年までに飢餓のない世界は達成できる〜私たちのアクションが未来をつくる〜」です。SDGsの2を意識したテーマと言えます。世界の栄養不良については、子どもについてみると、5歳未満の1億5500万人が発育阻害の状態にありますが、同時に、子どもの過体重も増加傾向にあります。
貧困層の80%は農村部に住み、農林水産業で生計を立てており、小規模農家は生産性と収入を向上させるため、持続可能な農法に適応していくことが求められています。環境に配慮しながら、技術イノベーションを活用し、安定かつやりがいのある雇用を創出するアプローチが必要となっています。
こうした世界の動きにも注目していきたいと思います。
MK


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鎌倉市のゴミ対策

    ケニアのカンゲミ地区では、リザルツのイニシアチブでゴミ対策が始まっています。鉄製の立派なゴミ箱が設置されました。住民が自主的にこのゴミ箱を使用するようになればと思います。今後の成果が期待されるところです。
      ところで、筆者の住む住宅地では自治会内の地区ごとにゴミ箱が置かれ、住民は日々出るゴミを分別して袋詰めして出しています。30年以上も使われ住民に愛着のあったゴミ箱も老朽化し、新しいゴミ箱に代わりつつあります。ユニークなのは、カラスが入り込むのを防ぐカラス・バリアもついていることです。我々はこれをゴミ・ステーションと呼んでいます。毎朝、市が契約しているゴミ回収車が回収に来ます。
      ゴミ・ステーション自体は特段珍しい制度ではなく全国各地にあります。鎌倉市のユニークなのは、3年前から始まった有料化です。我々は燃やすゴミ・燃えないゴミ共通袋をコンビニ等で購入します。LL袋(40リットル相当)は1枚80円です。燃やすゴミと燃えないゴミは有料袋に入れて出すことが義務付けられています。制度導入当時、ゴミ有料化には反対もありましたが、最近は定着してきたようです。この取り組みで事業に係る市の収益は年間2.5億円程度あるとのことです。収益は市のゴミ焼却事業に活用されているようです。ゴミの量が多い家庭ほど有料袋の使用量も高まるので、各家庭はおのずとゴミの量を減らす行動をとる傾向があります。この結果、制度導入の1年後には、ゴミの量は毎月15〜16%程度減ったとのことです。経済原理が機能していると言えます。
     また、市では、循環型社会形成推進基本法の精神に沿って、ごみの発生抑制を目的として、3R運動、「発生抑制(リデュース)」、「再使用(リユース)」、「再生利用(リサイクル)」の取組みも始めており、循環型社会を形成するために必要な事業として、市が、自治・町内会が自主的に行う「ゴミの発生抑制、減量化及び資源化事業」に対して、奨励金を交付する制度もあります。充実した取り組みが進められているといえます。
     以上簡単ですが、鎌倉市の取り組みをご紹介させていただきました。制度がゴミの減量化という人間の行動変容を齎す一つの事例と言えるかと思います。因みに、我が家では他の家庭と比べて週2回の燃えるゴミの袋が毎回はち切れるほど大きいです。要反省です。
                                    MK
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posted by resultsjp at 11:14| Comment(3) | 情報