2018年10月24日

結核対策は薬だけでは不十分

日本リザルツケニアスタッフHildaのブログ記事の和訳文をご紹介します。

多くのケースにおいて、心理学的手法が結核治療による経過に好ましい結果を生んでいます。
結核により数百万人が世界中で亡くなっており、結核は命を奪う病気の上位に位置しています。それにもかかわらず、結核が患者の精神状態に与える影響や、心理学的見地から治療の成果を向上させるための取組みについては目を向けられることがなく、そのことは途上国において顕著でした。
心理学的手法が結核治療に及ぼす影響についての研究から、とても興味深い結果が得られています。結核患者は大きなストレスを感じているというものです。
ケニアにおける事例では、結核患者は他の地域の患者と同様に巨大なストレスにさらされていました。心理学的手法により患者は人生に対する新たな希望を見出し、服薬をしっかり行うようになり、それにより治療結果が向上しています。そのような心理学的手法はケニアの診療所では行われていません。
私の見たところ、政府とNGOが協力して、心理学的手法を結核治療に必須の要素とするための戦略を練る必要があると思います。心理学的手法なくして、ケニアにおける結核との闘いを完遂することはできないでしょう。
Hilda

結核との闘いには、今までと同じ人達だけでなく、これまで結核とあまり関わってこなかった人を巻き込む必要があると、ストップ結核パートナーシップのルチカ事務局長が話していたことを思い出しました。より多角的な手法により、結核治療に革新がもたらされたら素晴らしいと思います。
また、結核に対する迷信や偏見をなくすための活動も、患者のストレスを軽減することに寄与するのではないかと思いました。
UME
posted by resultsjp at 14:48| Comment(4) | 結核

結核検査所に冷蔵庫を設置しました

日本リザルツは、STOP TB(結核根絶)へ向けて活動しています。
ケニア・オフィスでも、結核検査での正確な検査のため、より良い環境を提供できるよう取り組んでいます。

この度、結核検査所に,検体の変質を防ぐために重要な役割を果たす、冷蔵庫を設置しました。

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検体保管の温度管理をしっかりやっています。

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キリマンジャロの白い雪
posted by resultsjp at 14:01| Comment(3) | ケニア

TB-LAMP法研修第3弾

先日、日本リザルツケニア事務所では、栄研化学の協力のもと、3回目のTB-LAMP法研修をしました。
今回の研修では、今までの技術研修とは違い、参加者がTB-LAMP法を検査する技術を身に付けられたのか、習得度を測る試験が行われました。TB-LAMP法を開発した栄研化学から3名の講師が、カンゲミヘルスセンターの検査技師たちの能力を審査しました。参加した技師たちは、とても真剣な表情で試験に臨んでいました。研修では、ウエストランズ準郡・ナイロビ郡の保健省の人々も参加して、技師たちの試験の様子を確認しました。

試験後の結果発表では、栄研化学の講師から参加者たちに対し、丁寧なフィードバックが与えられました。こうした意見は、ヘルスセンターの検査技師たちがTB-LAMP法をより正確に行うために、とても有意義なものになります。試験を受けた技師は全員合格し、栄研化学の講師から合格証明書を受け取りました。
今年6月の1回目の研修から今回の研修まで、一連の経過を見た私にとって、この日はとても感慨深く、今後TB-LAMP法をケニアの人々に更に役立てるために弾みのつく1日となりました。

(智貴)

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posted by resultsjp at 05:29| Comment(3) | 情報