2018年11月01日

LIXILのグリーントイレシステム

一LIXILは持続可能な衛生ソリューション「グリーントイレシステム(GTS)」の技術を
ケニアのエース・エンバイロメンタル・コンサルタンシーに譲渡すると発表した。一
との記事が10月24日付の化学工業日報に載っていた。

GTSは水を使わずに安全に排泄物を処理し肥料として再資源化できるシステム。ケニアでは既に国連ハビタットを通じてケニアのカロアイベイ難民居住地に導入されている。
今回の技術譲渡はLIXILが掲げる「2020年までに世界で1億人の衛生環境を改善する」という目標達成に向けて実施される。

日本リザルツは現在進行中のナイロビのスラム地区におけるコミュニティ主導の結核・予防・啓発活動の拡大支援事業の次期プロジェクト計画の中に衛生環境の改善を目標に掲げLIXILの協力でトイレの整備を予定している。

HS

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グローバルファンドのヴァンニ渉外局長との懇談会

今年9月にグローバルファンドの渉外局長に就任されたフランソワーズ・ヴァンニ氏が来日しています。
今日は市民社会との懇談会が行われ、日本リザルツからは長坂が出席しました。

グローバルファンドでは、来年(2019年)に第6回増資会合が控えています。増資会合に向けた動きについて説明を受けたほか、日本政府へ期待することなどを共有していただきました。

市民社会からは個別疾病(HIV/AIDs、結核、マラリア)に関する質問や、UHCの実現に向けたグローバルファンドへの役割に関する質問が寄せられていました。

私も、今年7月実施したGGG+フォーラムケニア版でケニアの皆さんが「マネジメント能力やアカウンタビリティを向上したい」というお話をしていたことを挙げ、日本政府とグローバルファンドがどのように連携してサポートができるのかお知恵をお借りしたいという質問をさせていただきました。

ヴァンニ渉外局長は、一方的にドナーがお金を出すのではなく、受け入れ国側にも一定の資本を確保してもらい一緒にプログラムを行う共同投資が有効であることを指摘されていました。
また、現場の経験が長い、医師の國井修戦略投資効果局長からは、ドナーがただシステムをトップダウンで支援を行うのではなく、途上国側の能力を活かしてボトムアップアプローチで支援を行うことが重要であるというアドバイスをいただきました。

日本リザルツもケニアで結核抑止プロジェクトを行っているので、こうしたアドバイスは非常に参考になりました。

ヴァンニ渉外局長の前職は、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の渉外兼広報局長です。日本リザルツがUNRWAのキャンペーン事務局をしていることを伝えると「あら!偶然!これも何かのご縁ね」と喜んでいらっしゃいました。
(はるか)
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Kangemi Health Center 検査室から、こんにちは!

初めまして、この度短期のコンサルタントとしてケニア「ナイロビ市のスラム居住区におけるコミュニティ主導の結核予防・啓発活動の拡大支援事業」に派遣されました三浦です。2017年6月までケニアでJICA派遣専門家として活動しており、今回一年ぶりの里帰りとなります。今週月曜日から活動を開始しましたが、すでに何人かの懐かしい顔に出会いました。
この3日間は、検査室に特化して活動を行いました。特に衆目を集めているLAMP法の有効性について検証を試みました。検査室に記録されている検査件数と陽性数およびその率を図に示しました。8月よりLAMP法による検査サービスを開始していますが、その前後で陽性率が大きく改善されているのが確認できます。加えて検査件数も2,3年前の状況から大きく改善されており、まさに期待されていた通りの結果が得られています。本事業に関わった人達の努力の賜物と思います。
然しながら、この陽性率の改善をより確かなものにするためには、そう少し長期の観察が必要であり、また他施設でも同様な結果が得られるか検証する必要があると考えています。その方法について、来週(11月7日)の合同巡回指導(ナイロビ・カウンティ―およびWestland サブカウンティ―の結核担当官、検査コーディネーターが参加予定)の場で話し合われる予定です。
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運動靴輸送クラウドファンディング開始

日本リザルツが行っている運動靴輸送プロジェクト。
運動靴の輸送費用を確保するため、クラウドファンディングを開始しました!

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このプロジェクトは、日本の皆さんの履かなくなった運動靴をきれいに洗って、貧しい村の子どもたちに届ける取り組みです。
日本の多くの皆さんのご厚意のお陰で、すでに1万3000足、5トンもの運動靴が、日本リザルツの事務所に届いています。また、ケニアのNGO「Ahadi Kenya」のご協力のもと、関税なしでケニアに運動靴を運ぶ手続きも取ってきました。

しかし課題があります。
5トンの運動靴を運ぶのにはトラック代、船便などの輸送料が莫大にかかるのです。
このため、私たちは、1人でも多くのケニアの子どもたちに早く運動靴を届けるため、輸送費用の100万円を集めるクラウドファンディングを始めました。
https://readyfor.jp/projects/kamaishigaza2018

費用詳細:
船便費用2回分 1回40万円×2
国内トラック輸送費用 5万円×2
輸出書類手続き費用 2万円
梱包等の経費 6万円
合計:100万円
(足りない分は日本リザルツに寄せられた運動靴輸送への寄付で対応予定)

集めたお金はどうするのか?
日本ではひな祭りにあたる3月3日は、ケニアでは「スナノミの日」です。
2019年3月3日までに、受け入れNGOであるAhadi Kenyaを通じ、運動靴1万足(5トン)をケニアの貧しい子どもたちに寄贈する予定です。

★詳細
寄贈するもの:運動靴(スニーカー)
個数:1万足
寄贈先:Ahadi Kenya(ケニアのNGO)
住所:J2, Jamhuri Cres, ナイロビ, ケニア.

貧しいケニアの子どもたちは、運動靴が届くのを今か今かと楽しみにしています。
どうか1人でも多くの皆さんのお力添えをいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
(はるか)
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SDGsとケニアの衛生事情

ケニアスタッフHildaのブログ記事和訳文をご紹介します。

持続可能な開発目標(SDGs)6.2は、十分かつ公平な公衆衛生及び個人の衛生環境整備を達成し、屋外での排泄を無くすよう各国に求めています。
この目標の下、ケニアは2020年までに屋外排泄ゼロ(ODF)を完遂することを目指し、ODFキャンペーンを2011年に発足しました。
改善が必要なのは手洗いです。石鹸を使って水道水で手を洗うというのは簡単な習慣ですが、それにより命を守ることができます。
手洗いにより、下痢に伴う死者数をおよそ半分に減らすことができ、呼吸器系疾患の感染を4分の1程度に減らすことができます。適切な手洗いにより、子どもたちは学習の機会を得て、健康に育ち、地域の力となります。
手を洗うことの重要性について、ケニアでは多くの人が知っています。しかしながら、実際にそれを行動に移すためには課題があります。
ケニア政府により2015年に行われた調査によると、水道水と石鹸を備えた手洗い場を利用できる人は人口の14%しかいません。
学校や各家庭は、水道水及び石鹸を備えたトイレ及び手洗い場を利用できるようにしなくてはなりません。それにより、防ぐことが可能な疾病や死からの保護を倍に強めることができるのです。

トイレ
地域を全面的に鼓舞し、手洗い設備を備えたトイレを作り、使用するための地域ごとの方策及び専心を引き出す必要があります。
子ども、親及びその他の保護者は個人や公衆の衛生に関する習慣を変えなくてはなりません。
保健行政官、地域の保健事業従事者及びCHVは各家庭をフォローアップにより支援し、好ましい習慣の変化を強化し、新たな社会規範を作り出さなくてはなりません。
村の年配者たち、地域行政や宗教の主導者たちは分け隔てなく支援の手を差し伸べなくてはなりません。
保健、衛生やその他の地域発展に携わる親たちが果たす特別な役割を、積極的に活用しなくてはなりません。
Hilda

衛生状態を良好に保つための環境と、人々の知識や意識という両方が揃わないと、持続可能な開発目標の6.2を達成するのは難しいということなのだと思います。他の目標についても同様のことが言えるのではないかと感じます。
UME
posted by resultsjp at 09:48| Comment(3) | ケニア