2018年11月17日

マイクロプラスチック

海洋汚染が深刻な問題として騒がれていますが、それに関連してマイクロプラスチックに関する話題が頻繁に取り上げられます。先日開かれた東アジアサミットでも議長声明案の中で廃プラスチック問題が言及され、マイクロプラスチックなどによる海洋汚染が世界的な懸念事項となっている事を「認識」し、海を漂流するプラスチックごみの根本原因に本気で取り組む事の重要性に「留意」するとしています。

昨日のNHKニュースによると、環境省では来年から海だけでは無く、河川や湖で実態調査を行う方向で調整を進めているそうです。
同省によると国内の河川や湖では、これまで大学の研究グループや企業が調査を行っていて、このうち、東京の環境ベンチャー企業が今年東京湾は大阪湾に流れ込む11の河川を調べたところ、全ての河川からマイクロプラスチックが見つかったそうです。
河川や湖は人々の暮らしにより近く、発生源を特定し、プラスチックごみの削減をどう進めるかが、課題となっています。

アメリカではスターバック・コーヒーが2020までにプラスチック・ストローの使用を廃止され、又ケニア等の様にレジ袋の国内使用を禁止し違反者には罰金を科す等、プラスチック袋の規制を設ける国も増えています。

私達の生活も、ペット・ボトル、食品の包装、ゴミ袋等 プラスチックにあふれています。どうやってプラスチックの使用を減らせるか、これから真剣に考えなくてはならない問題です。

HS
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第141回GII/IDIに関する外務省/NGO懇談会

11月15日に財務省で標記懇談会が開催され、国連総会関連の報告を中心に、次のような内容が話し合われました。

国連総会関連報告については、結核に関するハイレベル会合の報告、結核に関する国連ハイレベル会合サイドイベント報告、NCDsに関するハイレベル会合の情報共有、UHCサイドイベントの報告が行われました。また、G20保健大臣会合については、会合(10/4)の報告とその後のG20保健関連の進捗・情報共有がありました。
その他のトピックスとしては、「国別開発協力方針」、最近日本で設立された「顧みられない熱帯病ネットワーク(JAGntd)」、「UHCデー」についての報告がありました。

9月26日に行なわれた国連総会結核に関するハイレベル会合に関しては、結核対策の強化に係る資金、開発、仕組を内容とする首脳のコミットメントが取り纏められたこと、その作成プロセスにおいて尽力された共同議長を務めた別所国連大使に対する高い評価が各国からあったといった報告がありました。また参加者から、NCDsについてはハイレベル会合の対象となってはいるものの、結核と比較するとその成果が明確に伝わってこないことを懸念する意見もありました。その背景には、発展途上国における死亡率の70%はNCDsによるものと言われる中で、その対象範囲が非常に広いこともあり、結核と比較すると資金メカニズムといった具体的な施策には至っていないといった議論もありました。予防措置をどうするかという議論も今後重要になりそうです。
MK
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ケニアにおける肺炎の脅威

日本リザルツケニア事務所のスタッフであるPaulineのブログ記事の邦訳を紹介します。

肺炎は、治療を行うことが最も可能な感染症の一つであるが、いまだ世界中の5歳以下の子供の感染症による死亡の主な要因である。

2016年世界保健機関によれば、2015年に肺炎は920,136人の子供の命を奪い、それは5歳以下の全死者数の16%にのぼる。

ケニアにおける最近のデータでは、毎年10,628の人が肺炎で亡くなり、その中では地方に住む人の数が最も多い。

ケニア政府がワクチンや肺炎治療の抗生物質を無償で提供しているが、全ての子どもたちが医療サービスを受けられる訳ではなく、特に地方に住む子供達でサービスを受けられない子どもが多いことから、死亡率が未だに高い。

地元の人々は、自動車運転手が通行不能な道路を避けることから長距離を歩かなければならず、このことが治療を受ける気を失わせている。

ケニア国内の周辺に住む地元の人々の90%以上は、字の読み書きが出来なく、それにより病気が悪化するまで受診しないということが起こっている。言語の壁は大きな課題で、情報のほとんどが翻訳中に失われるか、又は誤解が生じている。

両親又は保護者には、彼らの子供たちが咳や呼吸困難の症状といった肺炎の治療においてとても重要な症状を見せた場合、早期の治療を求めることを強く推奨する。

Pauline

(智貴)






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