2018年12月20日

河野太郎外相、日本記者クラブ会見やT20会合で国際連帯税を披瀝

河野外相:記者クラブ会見.JPG
毎日・連帯税.JPG

河野太郎外相は、去る12月19日日本記者クラブで会見し、国際連帯税についても言及しました。毎日地新聞は、そのもようを次のように報じています(12月20日付朝刊)。

「河野太郎外相は…難民や災害被災者らの支援を目的とする『国際連帯税』の導入に意欲を示した。世界の為替取引などに低率の税をかけ国際機関の財源とする構想。河野氏は来年大阪で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議で取り上げる考えも示した。…」(上に新聞記事があります) 

この会見については、日本記者クラブのYouTube会見動画で見ることができます。22分20秒頃から国際連帯税の話に入ります

河野外相はまた、12月4日にG20サミットのエンゲージメント・グループ(*)の一つであるT20(Think20)に出席し、あいさつされました。T20とはG20各国のシンクタンク関係者等から構成されるグループです。

このあいさつは、次のようなもので、国際連帯税に関しての部分が約3分の1を占めました。その部分を紹介します。

T20キックオフ会合(12月4日) 河野大臣主催レセプション 冒頭挨拶

…前略…
 国際社会は,政府のみでは解決できない課題に直面しています。学術界,ビジネス界,市民社会の知恵と知見がこれまで以上に必要とされています。

 本日は,G20 大阪サミット及び G20 外相会合に向けて,日本が議論を主導していく課題のいくつかについてお話させていただきます。

 今日の世界では,専制政治や政権崩壊,自然災害から逃れてきた難民の数が増加しています。約 7000 万人の難民・国内避難民が支援を必要としています。
 持続可能な開発目標(SDGs)の目的は,「誰ひとり取り残さない」社会の実現であり,日本が長年に渡り推進してきた「人間の安全保障」の考え方と大きく共通します。
 日本は,SDGs と「人間の安全保障」の達成のため,来年の G20 大阪サミット及び 8 月に横浜で開催される TICAD7 を通じ,保健や教育等の幅広い分野において取組を加速化する考えです。また,来年 9 月にニューヨークで開催される SDGs 首脳級会合において,これらの取組を通じた具体的な成果を示したいと考えています。

(気候変動問題…省略)

 国際社会は,2030 年までに SDGs を達成するために埋めなければならない年間 2.5 兆ドルの資金ギャップへの対策を真剣に考える必要があります。官民連携の力を借りたとしても,政府開発援助を通じてこのギャップに対応することは容易ではありません。
 我々は,グローバリゼーションの恩恵を享受している人々に何かを還元するよう要請してもいいかもしれません。為替取引に対し広く薄く課税し,国際機関による人道支援に充てられる国際連帯税の導入は,実現可能な長期的解決策の一つの案です。
 私は,国連総会や APEC など最近の国際会議において,地球規模課題の推進への取組に必要な資金を確保するため,人道支援のための革新的な資金調達の重要性を強調してきました。これに対し,複数の参加者から前向きな反応を得ています。
 日本は,革新的な資金調達に関する国際的な議論に向け貢献し,機運を高めていく考えです。T20 を含め世界の専門家の意見を求めていきたいと考えています。
…後略…

全文は、こちらから 
 
(*)エンゲージメント(つながり)・グループとは
G20は首脳会合がメインですが、外相会合とか財務相会合など関係閣僚会合も1年かけて開催されます。また「エンゲージメント・グループ」という国際社会におけるステークホルダーにより形成された政府とは独立した団体も関連行事を主催します。これらのグループは、経済団体(B20)、市民社会(C20)、労働組合(L20)、科学者(S20)、シンクタンク(T20)、都市(U20)、女性(W20)、ユース(Y20)などの各国団体の代表から構成され、G20で議論される各関心分野について、提言を発表するなどの貢献を行っています。

●インフォメーション
「国際連帯税をG20大阪サミットで主要議題に」キャンペーンはじまっています!
⇒みなさまの賛同署名をお願いします。署名は、https://bit.ly/2DmxyVa から。

・詳細は、http://isl-forum.jp/archives/2517 をご覧ください。

◆写真は、日本記者クラブのWebサイトからお借りしました。

(報告:田中徹二・グローバル連帯税フォーラム/日本リザルツ理事)


posted by resultsjp at 23:55| Comment(3) | 国際連帯税の推進

ストップ結核ジャパン・アクションプラン第20回フォローアップ会合

12月19日午後4時から、厚労省会議室において開催された「ストップ結核ジャパン・アクションプラン第20回フォローアップ会合」に参加しました。会議の目的は、ストップ結核ジャパン・アクションプランのフォローとして、外務省、厚労省、JICA、結核予防会、NGO等関係者による現状報告でした。主要議題としては、1)高蔓延国の結核対策支援、2)UHC達成への貢献、3)技術革新、4)日本の技術のグローバル展開、5)創造的国際的官民連携の推進、6)結核に関わるNGOの役割、7)日本国内の結核対策、でした。

このうち、日本のUHC達成への貢献に関しては、外務省から、9月26日の結核に関するハイレベル会合で別所国連大使が共同ファシリテーターとして難航する交渉を統率・採択に導かれたこと、加藤前厚労大臣が結核に対する日本の経験、世界の結核対策に対する技術協力及び国際機関等を通じた貢献とG20やTICADに向けた考えをご説明されたこと、それに加えて、4月下旬の世界結核議連におけるストップ結核パートナーシップ推進議員連盟のあべ俊子議員がご出席されたこと等を報告されました。

以上の各団体の報告を踏まえて、白須代表から、日本リザルツの行うケニア・カンゲミでの結核検査事業に関する現状とケニア保健省との連携強化の動向、各国における保健省との連携の重要性について説明するとともに、関連事項として、UNICEFの結核対策、GDFとの連携、デラマニドの展開動向についての対応について指摘したほか、ハイレベル会合における別所大使の貢献をさらにフォローすべきことを強調しました。
                                           MK
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2018年12月19日

ケニア人と帽子

ケニア人スタッフ達はよく帽子を被って仕事をしています。
最近、ケニアでは雨が連日続いており、私は「雨避けの帽子」なのかなと思っていました。

ところが本当は違いました。同僚によると「ケニアの人達は、熱を頭から逃さないために帽子を被っている」ということです。
私は、以前ネパールにいた時に、ニット帽を被ったり布を頭に巻いている人がとても多いのを見て、「ネパールの人達は頭を何かで覆うのが好きなの」と友人に聞いたことがありました。その時、「これは、頭を冷やさないため」と言われたことを思い出しました。
国によっては頭は神聖な場所なので、ケニア人が帽子を被っていることも、文化的に重要な意味があるのかもしれません。ただのファッションなのかもしれません。今度詳しく聞いてみようと思います。
ちなみにこの日は、同僚も真似をして帽子を被っていたので、私以外の事務所のみんなが帽子を被って業務に励んでいました。帽子の効果で、作業能率も上がっているといいですね。

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あと2日:日本リザルツのクラウドファンディング

日本リザルツでは現在、運動靴輸送のためにクラウドファンディングを実施をしております。
皆様のお力添えもあり、徐々に資金がたまってきていますが、5トンの運動靴を輸送するためには100万円の資金が必要です。
クラウドファンディングも残り2日となり、1人でも多くの方のお力添えが必要です。
毎日新着情報を更新しています!
https://readyfor.jp/projects/kamaishigaza2018/comments

つきましては、目標達成まで、あと少しです。ご協力をいただけけますと幸いです。また、目標達成のために広くご周知をいただけますと幸いです。SNS、Facebookでの呼びかけも大歓迎です。
何卒よろしくお願いいたします。

日本リザルツ職員一同
posted by resultsjp at 15:28| Comment(2) | 情報