2019年04月24日

多くの患者を結核診断できるTB-LAMP法

日本リザルツケニア事務所のアブタさんが書いたブログの邦訳をご紹介します。


多くの結核患者はTB-LAMP法が、見過ごされている症例を見つける診断方法であることに気づいていません。

診断が見過ごされる理由としては、1度しか検査を実施しないこと、そして検査時間が長く、手続きが煩雑であることが挙げられます。

TB-LAMP法は、短時間で一度に多くのサンプルを検査することができます。

これは、多くの患者が最初に訪れる地域のヘルスセンターで診断を行う際に、理想的な方法です。

つまり、患者は結核ではないと誤診されることがなくなります。

カメル―ンとハイチでは、TB-LAMP法が、結核の発見数を向上させることに寄与しました。そして、2か国で結核のまん延を抑えることにつながったのです。

もし、ケニアでも結核診断数が増えれば、結核抑止に大きな効果があります。

国家結核戦略プログラムでは、WHOが推奨した全ての結核診断機器を受け入れることが述べられています。

日本リザルツは顕微鏡検査の代わりとしてTB-LAMP法を普及できるよう、取り組みを続けていきます。

Abuta


アフリカのUHCSDGsを実現するために、企業単体ではなく、政府、JICANGO、国際機関、そして相手国が一丸となって、日本の知見を広めていける仕組みができるといいですね。

(はるか)
posted by resultsjp at 14:48| Comment(3) | 情報

SHARING SANITATION FACILITIES POSES HEALTH RISKS

Developing countries experience heightened poverty, poor housing and lack of basic sanitation. In the Kenyan slums, the situation is not different.

Among the challenges that affect the slums is lack of toilets and bathrooms, this results in the sharing of the facilities by various households in one area. This is a serious “loo-phole” that need to be addressed.

In most affected areas, for instance, the deeper regions of Kangemi, a toilet can be shared among 10 households. This situation poses several and serious health risks since there is no control of who uses the toilets, and no information on who is infected or not.

Recently, an outbreak of cholera was reported in Nairobi where more than 50 people were diagnosed with the infection. Other counties also have had their share of the same.

The danger created when sharing the facilities is that the toilets are left dirty without anyone, in particular, to clean them. A shared facility calls for shared responsibility but this fact is lacking in most of the slum settings.

Evidently there is a huge knowledge gap on how to manage sanitation not only at schools, but also in communities, this calls for interventions to eliminate infectious diseases.

Dicken

posted by resultsjp at 14:30| Comment(2) | 情報

カンゲミの多剤耐性結核患者が置かれた現状

日本リザルツケニアスタッフ事務所 Calvin によるブログ記事の和訳文をご紹介します。

ケニアは1.結核、2.多剤耐性結核、3.結核とHIVの重複感染という

3つの分類全てにおいて、疾病の負荷が高い国のリストに入っています。

薬剤耐性結核は、少なくとも一種類の一次抗結核薬に耐性を持った細菌により引き起こされ、耐性を持たない結核と比べて治療に長い期間を要します。

多剤耐性結核とは、リファンピシン及びイソニアジドという2大抗結核薬に耐性を持ったものを言います。

カンゲミヘルスセンターの結核診療所には、昨年10月から治療を受けている多剤耐性結核患者が一人います。

治療の経過は良く、喀痰検査の結果では大幅な改善を示し、抗結核薬に対する耐性を見極める培養試験においてもいい結果が出ています。

多剤耐性結核患者の治療を続けることは政府にとって高い出費となりますが、感染率を最小限に抑えるためには、国、地方といった各政府において、迅速な取組みとコミュニティーに対する結核の啓発を最優先課題とする必要があります。

患者のデイビッドさんは、結核コーディネーターのペレス夫人及び保健省の看護師であるメアリー夫人の支援を受けながら結核診療所での治療を全て受け入れましたが、そのことは、培養試験、GeneXpertによる試験の双方において喀痰試験結果が陰性であったことからも明らかです。

彼は体調も良く、治療の成果が表れていることから、4か月ほどで治療を完了するでしょう。


posted by resultsjp at 11:07| Comment(3) | 結核