2019年10月13日

ケニアの子どもたちの食生活

日本リザルツケニア事務所では、ウエストランズサブカウンティの8つの小学校で栄養指導を実施しています。

子どもたちの食生活を分析したところ、以下の課題が浮き彫りになってきました。栄養士のペリスさんが結果をまとめてくれました。

@タンパク質不足
栄養不良の子どもはタンパク質の摂取量が不足している。またタンパク質を摂っていたとしても植物性タンパク質しか摂取していない子どもが多い。なぜならケニアでは動物性タンパク質(肉や卵)より、植物性タンパク質の方が安いからである。しかし、豆に含まれるタンパク質の量は動物性のものより少ない上、摂取できるアミノ酸の種類も限られてくる。
成長期の子どもにとって、タンパク質は身体をつくるための重要な栄養素になる。肉や卵は必須アミノ酸が摂取できる優良なタンパク質であるので積極的に摂って欲しい。

A野菜の摂取不足
栄養不良の子どもたちは野菜や果物をほとんど摂取していなかった。なぜなら、炭水化物(ウガリや米)に比べて、それらが高価であるからだ。学校、子どもたちはもちろん、母親への知識啓発も必要である。

貧しい世帯の子どもたちは、甘いチャイとウガリやパン、マンダジ(日本のドーナツ)だけでお腹を満たす傾向にあり、食べているものの種類も少なかったです。これらが安価に手に入るからです。
栄養不良の子どもたちと面談したペリスさんは同じものばかりではなく、色々な物を食べることが大切であると、子どもたちに伝えていました。

一連の取り組みを通じて、子どもの栄養改善は子どもだけでなく、ご飯を用意するお父さんやお母さんの知識と意識の啓発も重要であることを実感しました。
(かめ)
posted by resultsjp at 14:58| Comment(3) | 情報