2019年11月05日

栄養学と ドイツの詩人フリードリッヒ・フォン・シラーと

秋も深まってまいりました。お変わりないですか?

さて、1030(水曜日)13:30-16:30まで、国際新赤坂ビル東館14Bにおいて、

一般社団法人 食品産業センター主催により「国際栄養サミット2020に向けて」というタイトルで、栄養改善事業セミナーが行われました。


アジェンダは次の通りです。(敬称役職名略)

・開会挨拶

  村上秀徳(食品産業センター)  

  黒岩 卓(農林水産省)

講演

・国際栄養サミット2020の概要

  鷲見学 (外務省)

・世界に発信すべき日本の栄養

  中村丁次 (神奈川県立保健福祉大学)

・世界の栄養課題と潮流

  野村真利香 (JICA

Private Sector Partnerships for Nutrition

  Kamel CHIDA (BillMelinda GATESfoundation


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中村丁次先生は次のことを発表の最後におっしゃいました。

「日本の自然と風土のなかで育まれた持続可能な伝統的食文化を大切にしながらも、医学、栄養学等の科学的根拠に基づいた栄養改善により、誰もが健康で、快適で、幸せを感じる日本食を創造した日本の栄養:Japan Nutritionを世界に発信する」

2020: Nutrition Summit

2021: International Congress of Nutrition(Tokyo)

2022: Asian Congress of Dietetics(Yokohama)


そして中村丁次先生は、横浜のみなとみらい駅にオブジェとして掲げられているドイツのシラーの詩を「自然界で栄養と生命の循環する躍動感を謳っている」として紹介されました。



Friedrich von Schiller

https://www.wissen-im-netz.info/literatur/index.htmより)

図1.png

この「詩」の作者は第九の原詞を作ったフォン・シラーである。

みなとみらい駅の黒い壁に刻むことを考えたのは美術家のジョセフ・コスースである。

(作品名:The Boundaries of the Limitless , 1997年)。シラーが、デンマーク王子アウグステンブルク公にあてた「美学的なことに関する書簡27号」からの一部引用ということである。(http://zak.asablo.jp/blog/2008/12/16/4011613 より)



件の「詩」に特に題名はありません。京ちゃまだったら、

Nahrung食べ物’と名付けるかなと思います。以下の翻訳(by 京ちゃま)



樹木は、未発達な状態から脱しようと、多くの根、小枝、葉を広げ、無数の細菌を養分とし、その個と種の保存に使用する。

Der Baum treibt unzählige Keime,die unentwickelt verderben, und streckt weit mehr Wurzeln, Zweige und Blätter nach Nahrung aus, als zu Erhaltung seines Individuums und seiner Gattung verwendet werden.

樹木は使用されていない過剰な養分を元素の領域にまで戻すが、それはまた動物が喜びに満ちた躍動をする元となる。

Was er von seiner verschwenderischen Fülle ungebraucht und ungenossen dem Elementarreich zurückgibt, das darf das Lebendige in fröhlicher Bewegung verschwelgen.

自然はこのように初源からの生命の物質領域に無限への序曲を与えてくれる。物質は束縛を解かれ、自由に姿を変えていくのである。

So gibt uns die Naturschon in ihrem materiellen Reich ein Vorspiel des Unbegrenzten und hebt hier schon zum Teil die Fesseln auf, deren sie sich im Reich der Form ganz und gar entledigt.

フリードリヒ・フォン・シラー

Friedrich von Schiller

posted by resultsjp at 17:13| Comment(2) | 栄養改善事業