先週、ナイロビカウンティでは、公立のヘルスセンターに勤める医療従事者(医師やナース)などが、ストライキを実施していました。
カウンティに対し、賃金の上昇を求めるために行ったものです。
現地の報道によると、労働組合とカウンティ側で話し合いがもたれ、一時的にストライキは中止となった模様です。
カンゲミヘルスセンターもがらがらでした。
一部の事務職員やボランティアさんはきていたので、一緒に普段できない場所をきれいにすることにしました。
この日はみなさんと一緒にカーテン洗いをしました。
1週間のストライキの期間、ナイロビカウンティの全ての公立のヘルスセンターが閉まっていました。私立病院は開いていましたが、医療費が高く、一般の人、特にカンゲミなどに住む低所得者層の人は利用することができません。
UHCはケニヤッタ大統領が掲げるBig4アジェンダの1つです。また日本もJICAがUHCを達成すべく、円借款をするなどの支援をしています。全ての人が医療サービスを受けられるような行政サービスを構築するにはどうしたらよいか、知恵を絞っていきたいと思います。
(かめ)