先週から、ケニアでも大統領がリモートワークを推奨するなどの措置が始まりました。学校も休校になりました。
普段活動しているカンゲミのヘルスセンターにも変化が。
各施設に手洗い場、もしくは手の消毒薬の設置が要請されたことを受け、入り口には手洗い場が設けられました。
また、家族計画、母子保健に関するサービスなどは休止されていました。院内感染を防ぐこととコロナ対策に特化することが要因ということです。
保健省からの指示では、医療施設へ不要に立ち入ることを禁止していますが、ケニア国内でのウイルス確認に伴い、パニックになったカンゲミの住民の皆さんでヘルスセンターの入り口は溢れかえっていました。
カンゲミやスラム居住区でコロナウイルスが確認されれば、瞬く間にまん延してしまう可能性があります。その上、住民の皆さんは適切に医療サービスを受けられるお金もありません。
すでに、蚊がコロナを媒介するとか、アルコールを飲めばコロナが防げるなど誤った情報も流れており、保健省の皆さんも正しい情報を全ての皆さんに伝えられるように、尽力されています。
私たちも冷静に行動する必要があると実感しました。
(かめ)