2020年07月20日

診察は画面越し 薬はドローンで 

新型コロナウイルスの感染を避けるためにオンラインの遠隔診療が進んでいます。

北海道・旭川市での旭川医科大学の敷地内で19日、特別養護老人ホームの患者を遠隔で医師が診察、処方した薬をドローンで届ける実証実験が行われたことが、20日付朝日新聞で紹介されました。

 ドローンの飛行処理は500メートル。無事、患者のもとに薬を届けました。GGG+も参加、質問してくださったANAの信田光寿さんが関わっているプロジェクトです。

 ドローンは、日本の地方だけではなく、開発途上国の医療や農業、物流にも可能性を拓きます。日本リザルツもそのコーディネートを行っているところです。新型コロナが生み出す逆境を逆手にとり、ベターワールドにつなげたいと思います。

 個人的には、北海道にかつて駐在していました。僻地の医師不足、医療の偏在は深刻です。そこを補完してくださっていたのが陸上自衛隊の方々でした。九州の災害でも活躍していますが僻地や離島などの急患を命を懸けて搬送してくださいます。実際に2017年、悪天候の中を患者移送に向かう途中だったLR2が墜落、4人の隊員の生命が失われました。遠隔医療やドローンがそこを代替するにはハードルがいくつもあるでしょうが、ドローン、遠隔医療が一助になることを願いたいと思います。(杉)


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2020年07月19日

リザルツパートナーシップ会議

先週は米国リザルツ主催のパートナーシップ会議が開かれていました。
こちらは、世界各国のアドボカシーを実施しているNGOが年に数回集まって、お互いの活動報告や直近の課題に関して意見交換を行うものです。日本リザルツもメンバーの一員です。

今回は新型コロナウイルスの影響もあり、バーチャルで行われました。
時差があるにも関わらず、オーストラリア、インド、ケニア、ザンビア、フランス、イギリス、カナダ、アメリカなどから60人以上の仲間が参加しました。

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ジョアンさんが冒頭、コロナ禍で保健分野がますます重要になっている中、各国のパートナーの皆さんが積極的に政府に働きかけをおこなっており、Gaviなどでは大幅な増資を獲得できたことを挙げ、取り組みに感謝の意を示していらっしゃいました。

今回の話題は新型コロナウイルス。コロナ禍においても三大感染症、栄養、公衆衛生などに資本を確保するためにどのように各国政府にアドボカシーを行うのが効果的か?、途上国で保健分野に一定の財政を確保するためにドナーはどのような協力をしていけばいいのか?など、様々な視点から議論がなされました。

パートナーはドナー国から享受国、お医者さんやメディア出身の方まで多種多様。さまざまな意見がでました。
各国との意見交換を行い、イギリスやカナダは市民社会の力が強く、政府とオープンに意見交換をしている印象を受けました。

今回の議論がきっかけとなり、各国でのアドボカシーがより効果的なものになることを期待しています。
(かめ)


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2020年07月16日

GGG+フォーラム東京 〜思いやりサミット2020〜

今回のGGG+フォーラム東京、副題は「思いやりサミット2020」

多くの国会議員の方々、国際機関、ステークホルダーの方々、遠方からお越し下さった大學の先生方々、
そして学生の皆様、積極的にご参加・ご発言ありがとうございました。

コロナ禍、みなさまから逆に思いやりを感じた次第です。 (Nom)

公明党新聞の記事にも掲載されておりました。                     
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GGG+公明新聞.PNG


posted by resultsjp at 16:03| Comment(2) | GGG+フォーラム

「GGG+フォーラム東京・思いやりサミット2020」(下)栄養から考える食の安全保障 

13日にルポール麹町で開催した「GGG+フォーラム東京思いやりサミット2020」。午前10時から午後6時までの長時間にわたり、熱い議論を戦わせました。

午前の前半に続き、ランチセッションと午後について報告します。

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ランチセッションのハイライトは西村康稔・経済再生担当相のご挨拶でした。


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西村大臣(左)もご着席。


西村大臣は新型コロナの経済対策などについて言及。この後、医学博士でもある、秋野公造・議員をモデレーターに、保富康弘・医薬基盤・健康・栄養研究所霊長医科学研究センター長、大曲貴夫・国立国際医療研究センター病院・国際感染症センター長、山本太郎・長崎大教授がパネリストに登壇、新型コロナの現状と対策について討論しました。

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上から大曲氏、保富氏。

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山本氏(中央)


保富氏は、無菌状態のカニクイザルをはじめとしたサルでのワクチン実験について説明。

大曲氏は予防のための「3密」の効果に言及、山本氏は過去のスペイン風邪を始めとしたパンデミックの歴史を紐解き、新型コロナの現状について説明しました。



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質問する柿沢議員 

質疑応答では、カニクイザルの無菌状況や「3密」の定義、GGG+を開催するうえでの新型コロナ対策についてなど、学生だけではなく小田原潔議員、柿沢未途議員も質問されました。

 午後の第3―1部のテーマは「栄養と企業連携」。冒頭に山東昭子・参院議長がご挨拶。今井絵理子議員、竹谷とし子議員らも登壇されました。

山東参院議長 今井えりこ議員.JPGご挨拶される山東参院議長。隣は今井氏



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ご挨拶される竹谷氏

 重宗之雄・味の素ファンデーション専務理事が司会となり、鷲見学・外務省国際保健政策室長、神田宜宏・農水省課長、西野健・経産省参事官、細田修一・財務省課長が各省庁の栄養の取り組みについて説明され、科学学術誌ネーチャーのシュプリンガーネーチャー・アジアのアントワーン・ブーケ社長のレターをコマーシャルディレクターの大場郁子氏が読み上げられました。


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外務省の鷲見氏




説明される農水省の神田課長


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ローソンセンターの四方田氏




 続いて、NJPPPの山口隆司・事務局次長、四方田美穂・ローソンセンター長代行、久住嘉和・NTT部長が企業の取り組みについて説明しました。

 同部の最後には、児島宏之・味の素専務執行役員が総括を行ったあと、逢沢一郎・衆院議員が総括コメントをしてくださいました。児島氏は「今日ここで共有された問題意識や取り組むべき方向がより良い価値の実現に役立つだろう」と話されました。逢沢氏は、まず、特に立場の弱い人々に新型コロナの影響が出てしまうこと、COVID-19によりポリオ対策等の今までの成果が後戻りしてしまうことへの懸念を表明されました。そして、各企業によるビジネスを通じた知見を大切にしていきたいと述べられました。最後に「日本はODAの割合が少ない」とし、財源として国際連帯税のような仕組みを作るべきであるとし、日本はその運動の先頭に立つべきだろうと述べられました。

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総括をされる児島氏



 コーヒーセッションをはさみ第3−2部「世界と栄養」で、自見はな子・厚生労働省政務官がご挨拶。続いて、横倉義武・日本医師会名誉会長が、空港から駆けつけてくださり、この日欠席となった日本リザルツの浅野茂隆・理事長との思い出もまじえて、振り返ってくださいました。


横倉名誉会長・自見はなこ議員.JPG横倉名誉会長.jpg


ご挨拶される横倉氏。隣は自見氏

オンライン山本氏と渋谷氏.JPG

オンラインで登場する山本氏と渋谷氏


 ジュネーブの山本尚子・WHO事務局長補、ロンドンの渋谷健司・インペリアルカレッジロンドン教授とオンラインで結び、横倉氏とご挨拶。

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モデレーターの戸田氏



 ホテルのネット回線のトラブルで、オンラインにつながるまでに時間がかかりましたが、モデレーターの戸田隆夫・JICA上級審議役が巧みな話術で、場をつなげてくださいました。


 清野富久江・厚労省健康局栄養指導室長が「誰一人取り残さない日本の栄養政策」を説明。続いて、佐藤正・JICA上級審議役がGNR2020を説明、焼家直絵・WFP日本事務所長がWFPの取り組みを説明されました。


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WFPの焼家氏

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説明される清野氏


2017年ミス日本でみどりの女神の飯塚帆波さんが清田明宏・UNRWA保健局長のメッセージを読み上げました。ドイツの大学院でサステナブル金融の勉強をする予定の秀島真奈さんが、国際食糧政策研究所(IFPRI)のシニア・リサーチャーの山内太氏のレターを披露しました。
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真剣にメモをとる秀島さん



 牧島かれん・国際母子栄養改善議員連盟事務局長も来られ、ご挨拶くださいました。

 来年9月に東京で栄養のサイエンス部門の最大の国際会議(ICN2021)が開かれます。組織委員長でもある加藤久典・東大特任教授がICN2021について説明されました。

 最後に、塚田玉樹・外務省地球規模課題審議官が来年12月に延期になった、東京栄養サミットについて総括。「日本がこれまで貢献してきたグローバルヘルスの中に栄養を位置づけることは良い流れにつながる。政府が税金を使って栄養を届けることは持続可能でなく、民間の力をどう使うのかが大切になる。栄養サミット延期にあたり、日本がサミットを単独で開催することについて多くの方から賛同をいただいた。ワクワクするような栄養サミットにしましょう」。

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総括される塚田氏



 閉会では、ジョアン・カーター・リザルツ教育基金代表がビデオメッセージの中で、関係者と日本政府への感謝を述べた後、世界のすべての人々に必要な医療サービスを確保するために日本政府のさらなるリーダーシップに期待感を示されました。

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ジョアンカーター氏.JPG
ジョアン・カーター氏のビデオメッセージが披露されました


 今年12月17日には、同じルポール麹町を会場に通常の規模での「GGG+」を実施し、栄養保健教育だけではなく水衛生にもフォーカスすることを発表しました。新型コロナ感染が広がっている状況ですが、12月17日に元気に再会することを誓って、長い会議を終了しました(杉)



posted by resultsjp at 15:50| Comment(2) | GGG+フォーラム

アマビエの新聞マンガ

本日の毎日新聞朝刊のマンガの題材はアマビエでした。
ちょっと面白いなと思いましたので、皆様にも紹介いたします。

7月13日(月)に開催しましたGGG+フォーラムでは、金太郎飴本舗さんのアマビエ飴も用意され会場の皆様にも配られました。
又、フォーラム開始前には、金太郎飴本舗さんがテレビ取材を受けた際の映像が流されました。
(か)

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posted by resultsjp at 15:30| Comment(2) | 情報