2021年04月05日

ミャンマー問題が深刻化A

 昨日、4日付のAFPBBニュースにて、国連のブルゲナー事務総長特使がミャンマー問題について、”内戦と「大量殺りく」が起きるリスクがある”と指摘しているとの報道がありました。
【AFPBBニュース】https://www.afpbb.com/articles/-/3340440

 内戦の懸念の背景は、国民民主連盟の議員が組織した「連邦議会代表委員会」と少数民族武装組織との協調にあるとのこと。そして、10の少数民族武装勢力が、民主派によるクーデターへの抗議運動を支持するとのことでした。
 国軍vs民主派+少数民族武装勢力といった対立の構造、また、多くの国民が犠牲を強いられている状況において、アセアン諸国並びに国際社会が、”武力”ではなく”対話”による問題解決に向けて、どのようなかかわり方を行っていくか、引き続き注視していきたい。

そのだ
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年金基金のESG運用、気候変動に関する動向について

日経新聞にESG運用の実施・検討が71%に上ることの記事があり、その理由の60%が「長期安定運用が見込める」とのことでした。
ここには課題もあり、ESG色の強い商品を提供する金融機関が限られている、との運用者からの声もあるようです。

また、同じく気候変動では、環境NGOは株主として大手企業に対し、地球温暖化の国際的枠組みである「パリ協定」の目標と事業活動を総合させた事業戦略を示した計画策定や開示を求めています。そのなかで、株主提案書などを企業に提出し改善を求めたNGOもあります。

米国の「パリ協定」への復帰も考慮すると、ESGや地球の気候変動の動きは日本にとっても重要な事項です。栄養や教育などとの関連で、この動きを注視してゆくことも必要と思われます。

また、達成すべき最終ゴールへ向けての段階的なマイルストーンを想定し行動することが大切であること、これらの記事を読んで考えさせられました。

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(なかちゃん)
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