2021年04月07日

4月7日「世界保健デー」

今日4月7日は「世界保健デー」です。
1948年、世界保健機関(WHO・本部ジュネーヴ)が発足した日です。

現在、世界各地で保健や医学などを専門とする約7,500名がWHOで働いています。
そのうちの一人で、日本人職員の進藤奈邦子氏は、2002年からWHOで感染症の警戒対策を担当されています。

進藤奈邦子氏は、学生時代、理工学部に入学され建築家を目指されていました。
最愛の弟を脳腫瘍で亡くされたのをきっかけに、医学部に入り直され、卒業後、脳外科医・内科医として大学病院に勤務されていました。1998年、日本リザルツとも関係の深い、国立感染症研究所感染症情報センターにて主任研究官として勤務後、2002年からWHOにて感染症対策を担当され、現在に至っています。

2004年末のスマトラ島沖地震・インド洋津波直後、コレラやマラリアなどの爆発的流行が懸念されたインド南東部、震源地近くのインドネシアのバンダアチェにおいて、衛生・医療環境の凄惨な現場を経験をされています。また、2005年、西アフリカ・シエラレオネの病院では、ラッサ熱の診察を行いました。2014年〜2015年エボラ出血熱感染症の現場では、防護服に身を固め、チームリーダーとして陣頭指揮を執り、致死率が高いウイルス性出血熱の封じ込めに尽力されました。

進藤先生は、「一番怖いのは病原菌ではなく、人間」とおっしゃっています。
「人間の行動が感染症にどのような影響を及ぼすか」を想像し今後に生かすことに最も力を入れていらっしゃるそうです。

私たちは、新型コロナウイルスによって、日常生活でどのような栄養素を摂取し、どのように行動すべきか、手洗い、うがい、マスク、少ない物資の分け合い等、見直しを迫られたのかもしれません。(Nom)

読売0407_1.jpg
読売0407_2.jpg

posted by resultsjp at 14:28| Comment(2) | 感染症

熊本城の天守閣復旧

4月26日から、熊本城の天守閣が復旧され一般公開がおこなわれます。
熊本地震は2016年4月でしたので、ちょうど5年後の公開になります。一度でも熊本城にいった方であれば、復旧した荘厳な天守閣を訪れたい、と考えるのではないでしょうか? 
また、日本リザルツは、九州地方広域災害被災者支援として、熊本市内で被さいした母親と子どものメンタルサポート及び生活再建支援事業を実施しており、この記事はたいへん喜ばしいことと感じております。

熊本城の復旧によりこの場所での地震の記憶はなくなるのでしょうが、熊本県では旧東海大学阿蘇キャンパスを昨年から「震災ミュージアム」として整備し見学を可能としております。地震により地表に現れた断層や、その断層の上にあって被害をうけた建物も保存されているとのことです。

将来へ向けて、復旧と遺構の整備とを組み合わせて、関係者の皆様が努力されていることをお伝えいたします。
kumamoto1.PNG
kumamoto2.PNG

(なかちゃん)

posted by resultsjp at 11:05| Comment(2) | 情報

デジタル庁設置法案が衆議院で可決

4月6日にデジタル庁設置に関する関連法案が衆議院で可決され衆議院に送付されました。また、これに併せて、「脱はんこ」法案も衆議院で可決され、行政手続きでのハンコ押印が軽減されることになり、デジタル化が加速するものと期待されます。
日本での情報の取り扱いを向上し、必要な時に必要なものを入手できる態勢を構築頂き、栄養や教育などのNGO活動においても活用できることを期待します。

なお、米国に目を向けると、4月5日に米最高裁にて、オラクル社がグーグル社を提訴したソフトウエア著作権をめぐる訴訟でグーグルが勝訴しています。データベースシステムの巨人であるオラクル社のソフト(JAVA)の一部を、グーグルがスマートフォン向けのソフトに組み込み、オープンなシステム開発を可能にしたことに端を発しています。この判決で、米国のオープンなシステム開発が勢いづくことになれば、デジタル化の競争で米国は一層の優位に立てる可能性があると思われます。

システム化による個人情報等の扱いなど検討すべき点もあるようですが、デジタル庁が9月1日に創設された後は、人材を集めて、世界に誇れる日本のデジタル化を担うお仕事に邁進していただきたいと考えます。

didital1.PNG

Digital2.PNG
(なかちゃん)
posted by resultsjp at 10:37| Comment(2) | 情報