2021年04月23日

気候サミット開幕

78%:21%:1% 皆様、何の数字かわかりますか?

⇒【ヒント】乾燥した空気の成分の割合です。

⇒【答え】窒素:酸素:その他のガス(アルゴン・二酸化炭素など)、の割合です。

4月22日に開幕された米国政府が主催する「気候変動に関する首脳会議(気候サミット)」のなかで、日本は、2030年に向けた温暖化ガスの削減目標として、2013年度比で46%減らすと表明しました。
その後、削減目標を各国が国際連合に提出し、11月の英国にて行われる予定の第26回「国際気候変動枠組み条約締約国会議」(COP26)にて進捗状況確認をする予定です。

温暖化ガス.PNG

その温暖化ガスの中でよく知られているものは二酸化炭素ですが、「その他のガス」の1%の中に含まれます。こう記載すると、「空気中の二酸化炭素はこんなに少ないの?」と考える方は多いでしょう。空気中の割合は少ないながらも、二酸化炭素などは地球の気候を安定化させるために必要不可欠な温室効果ガスと云われておりますが、その濃度が増えすぎれば地球温暖化を招いてしまいます。

温暖化の日本への影響については、熱帯地方にのみ生息する昆虫などの生物が日本にも入ってきており、日本では馴染みのない感染症の発症も危惧されるところです。また、植生の変化により食材などの栄養素の変化も考えられます。

温暖化ガス対応は政府・民間を挙げてのこととなると想定しますが、まずは、この目標に向けた政府の対応計画をお示しいただき、安心・安全を考慮した具体策をみんなで施行していきたいと考えます。


(なかちゃん)

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