2021年07月31日

ADB浅川総裁の教育サミットスピーチ全文

ADBの公式サイトに浅川総裁のスピーチ全文が掲載されました。
現在は英語のみの更新となっています。
サイトはこちら:

以下全文です。

Remarks by Masatsugu Asakawa, President, Asian Development Bank, at the Global Education Summit – Financing the Global Partnership for Education (GPE) 2021–2025, 29 July 2021


Distinguished participants, warm greetings from the Asian Development Bank.

ADB recognizes that human capital development is vital to the wellbeing and empowerment of people, equitable economic growth, and resilient and sustainable societies.

However, due to the severe impacts of the coronavirus disease (COVID-19) pandemic, the hard-earned gains that many developing countries have made are at risk of being reversed. Now more than ever, we must redouble our efforts with investments in education that provide effective and innovative solutions to the challenges they face.

To meet the immense needs across the Asia and Pacific region, ADB aims to significantly increase its financing for education. Our target is to double the percentage of our support to education to up to 10% of our total annual commitments by 2024.

As we make progress toward this goal, I am proud of ADB’s partnership with the Global Partnership for Education (GPE), which provides cutting-edge knowledge and precious grant resources.

For example, in collaboration with GPE, ADB supports open and evidence-based policy dialogue with key stakeholders to improve the quality of education.

By blending GPE’s grants with ADB’s loans, we can provide clients with access to increased financing on more concessional terms, along with opportunities to invest in best-in-class education programs developed through joint ADB-GPE expertise.

Continued collaboration between ADB and GPE will make a tangible difference for education in the 29 countries in Asia and the Pacific, including small island countries, eligible for our joint support.

I believe this important event will empower GPE and its development partners, including ADB, to further expand our collaboration and maximize our impact on education for our beneficiaries.

My sincere wishes for the best outcomes.


2021年7月29日開催の「世界教育サミット-教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE)2021-2025年の資金調達」におけるアジア開発銀行総裁・浅川正嗣の発言:


ご列席の皆様、アジア開発銀行からご挨拶を申し上げます。


ADBは、人的資本の開発が、人々のウェルビーイングとエンパワーメント、公平な経済成長、そして回復力のある持続可能な社会の実現に不可欠であると認識しています。


しかし、コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行により、多くの開発途上国が苦労して得た成果が覆される危険性があります。私たちは、これまで以上に、途上国が直面する課題に効果的かつ革新的な解決策を提供するための教育への投資に力を注がなければなりません。


アジア太平洋地域の膨大なニーズに応えるため、ADBは教育への融資を大幅に増やすことを目指しています。私たちの目標は、2024年までに教育への支援の割合を倍増させ、年間コミットメント総額の最大10%とすることです。


この目標に向けて前進するにあたり、私は、最先端の知識と貴重な助成資源を提供してくれるGPE(Global Partnership for Education)とADBのパートナーシップを誇りに思っています。


例えば、ADBはGPEとの連携により、教育の質を向上させるために、主要なステークホルダーとのオープンでエビデンスに基づく政策対話を支援しています。


GPEのグラントとADBのローンを組み合わせることで、より譲歩的な条件での資金調達が可能になるとともに、ADBとGPEの共同研究によって開発されたクラス最高の教育プログラムへの投資機会をお客様に提供することができます。


ADBとGPEの継続的な協力関係は、アジア太平洋地域の29カ国(小島嶼国を含む)の教育に具体的な変化をもたらします。


この重要なイベントが、GPEとADBを含む開発パートナーの協力関係をさらに拡大し、受益者のために教育への影響を最大化するための力になると信じています。


最高の結果が得られることを心より願っています。

(ぷりん)

posted by resultsjp at 18:00| Comment(1) | 情報

2021年07月30日

茂木外務大臣の教育サミットスピーチ詳細:外務省発表より

茂木外務大臣の教育サミットでのスピーチについて、外務省から正式発表がありました。
詳細は以下の通りです(以下引用):

7月28日から29日まで、英国及びケニア共催による世界教育サミットが開催され(ロンドン、ハイブリッド形式)、茂木敏充外務大臣が日本政府を代表してビデオメッセージを発出しました。

  1. 教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE)増資会合である本サミットは、途上国の基礎教育支援を行っているGPEの資金調達を目的として開催されました。
  2. 茂木大臣は、日本として教育分野において、GPEへの支援の継続を含め、今後5年間で15億ドルを超える支援を行っていくことを表明するとともに、G7外相会合で合意された女子教育宣言も踏まえ、750万人の途上国の女子の教育及び人材育成のための支援を約束しました。
外務省のサイトはこちら:

(ぷりん)
posted by resultsjp at 22:06| Comment(1) | 情報

教育サミット終了:総括編

2日間にわたる教育サミットが29日終了しました。

サミットを通じて、過去最大の40億米ドルが集まったそうです。


GPEのニュースレターはこちらを参照:

https://www.globalpartnership.org/news/global-education-summit-london-raises-us4-billion-global-partnership-education-help-175


マロンさんは、最後のジョンソン英国首相の熱意の伝わるスピーチが素晴らしかったと振り返っています。

スクリーンショット (73).png

「人々を教育せよ。教育格差は許しがたい問題です。同じ人間として不正義です。人々の潜在能力を引き出すために教育は不可欠。教育は人類に最大の投資効果をもたらします」

マロンさんは、アフガニスタン教育大臣のスピーチにも感銘を受けたそうです。

「自分はパキスタンの難民キャンプで育ちました。ご存じの通り、私たちの国は戦争が続いています。でも私が生きている限り20%予算を確保します」。


最後のセッションでは、GPEパートナー国の首脳が、教育の成果を変えるための今後の方向性を議論しました。

スクリーンショット (67).png

メンバーは以下の通りです。

ナナ・アクフォ・アッドー ガーナ共和国大統領

ウフル・ケニヤッタ ケニア大統領

ラザロ・チャクウェラ マラウイ共和国大統領

ムハマド・ブハリ、ナイジェリア大統領

フォーレ・グナッシェベ トーゴ共和国大統領


印象的だったのは、ケニヤッタ大統領をはじめ、レシピエントの各国の首脳の皆さんが支援に依存するのでなく、自立して教育行政を運営するためにはどうすればいいか?を率先して議論されていたことでした。

サミット内ではドナー各国のプレッジ表明はもちろん、レシピエントの各国の皆さんも「国内予算の20%を教育予算に割り当てる」と力強く表明されていました。


スクリーンショット (66).png

「ケニアは自国予算の4分の1を教育に充てる」とケニヤッタ大統領自らが発言されていました。


ジョンソン首相が仰る通り、教育を受ける権利は全ての人に平等に与えられるべきものだと思います。世界中の皆さんが「ぴんと手を挙げられる」ように、日本リザルツも引き続き、GPEの活動を応援していきます。


(マロンとぷりん)


posted by resultsjp at 17:13| Comment(1) | 情報

農業の幸せを広める:東京農業大学・末松広行教授

本日7月30日の日本経済新聞の交遊抄に、作家の佐藤優さんが元農林水産省事務次官で、現東京農業大学末松広行教授に関する記事を書かれていました。

E697A5E69CACE7B58CE6B888E696B0E8819E_page-0001 (1).jpg
高校の同級生である末松教授のことを「人の気持ちに立って行動し、頑張り屋だが決して威張らない」。佐藤さんはそう振り返っています。

末松教授は「インドが小麦を輸出制限するなど食糧輸入が難しい時代が来る」と農水省で強調。貧困問題の解消にむけたフードバンク制度の整備や、障がい者と農業の支援をつなぐ農福連携にも積極的に取り組まれました。
「教育を通じて自分の知識を社会のために活かしたい」というのが、末松教授の展望だそうです。

折しも、先日の、教育サミットで茂木外務大臣も「教育は要」とスピーチされていました。

話は変わりますが、私の名前の一部に「穂」があります。
母は、病室から眺めた畑一面に広がった稲穂が美しく、私の名前に「穂」という漢字を入れたそうです。
稲穂は、実りあるほど、頭を下げます。人も、実りがあるほど、深々と、人に対する感謝の思いで、頭を下げます。
学ぶことの感謝で、実りある人生、真の豊かな社会づくりに、日本も貢献できればと思います。

(kaji)


posted by resultsjp at 13:29| Comment(1) | 情報

2021年07月29日

速報:茂木外務大臣が教育サミットでスピーチ

先ほど、教育サミットで茂木外務大臣のスピーチが流れました。

スクリーンショット (59).png

茂木大臣は「教育は国づくりの要」とし、日本が100年以上前から教育政策を国を挙げて実施していることを紹介し、これが日本の経済発展につながったと説明しました。

その上で、JICAや国際機関を通じてコミットメントを継続的に教育支援を実施していることを紹介しました。

その上で、今後5年間でGPEを含めた関連機関に対して、教育支援のために15億ドルを超えるコミットメントを行うことを表明されました。

特に日本が持つ算数教育、そして就労確保のためのスキル育成、ドロップアウトの抑止などのノウハウを提供することで750万人の途上国の女子教育に貢献すると述べました。

また、12月に日本でIDA20次増資会合が開催されることを発表し、ここでIDA、世界銀行とGPEとの連携を更に図っていくことを強調しました。


これに対して、GPEユースの司会者はこのように反応していました。

「支援をありがとう。でも、GPEへの支援をもっと具体的に聞きたいところです」。


外務省の公式発表はこちらを参照:

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_000576.html


まだまだサミットは続きます。

(マロンとぷりん)

posted by resultsjp at 23:42| Comment(1) | 情報