新型コロナウイルスまん延が依然として、世界各国で深刻な問題となっています。こうした中、世界銀行はコロナ対応などにおいて、最貧国を支援するため国際開発協会(IDA)の第20次増資(IDA20)交渉を前倒しして実施しています。IDA20は2021年12月の合意を目指して交渉されており、2022年7月から2025年6月を対象期間とする政策・資金パッケージになります。
増資会合前倒しについて
https://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2021/04/15/ida20-replenishment-launched
IDAは、世界の最貧国の貧困削減、格差是正、生活水準向上などのプログラムに融資する世界銀行のグループ機関です。出資国173か国が出資し、世界の74の最貧国に最大規模の融資や贈与などの資金援助を行っています。日本は最大級のドナー国です。
IDAとは?
https://ida-ja.worldbank.org/about/what-is-ida
ちなみに茂木大臣は先日の教育サミットにおいて、12月に日本でIDA20次増資会合が開催されることを発表。IDA、世界銀行とGPEとの連携を更に図っていくことを強調されています。
茂木大臣のスピーチ(速報)
http://resultsjp.sblo.jp/article/188881548.html
茂木大臣のスピーチ(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_000576.html
増資会合に向けた動きはこちらでも注視していきたいと思います。
(ぷりん)