2021年08月31日

IDA20次増資会合

新型コロナウイルスまん延が依然として、世界各国で深刻な問題となっています。こうした中、世界銀行はコロナ対応などにおいて、最貧国を支援するため国際開発協会(IDA)の第20次増資(IDA20)交渉を前倒しして実施しています。IDA20202112月の合意を目指して交渉されており、20227月から20256月を対象期間とする政策・資金パッケージになります。


増資会合前倒しについて

https://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2021/04/15/ida20-replenishment-launched


IDAは、世界の最貧国の貧困削減、格差是正、生活水準向上などのプログラムに融資する世界銀行のグループ機関です。出資国173か国が出資し、世界の74の最貧国に最大規模の融資や贈与などの資金援助を行っています。日本は最大級のドナー国です。


IDAとは?

https://ida-ja.worldbank.org/about/what-is-ida


ちなみに茂木大臣は先日の教育サミットにおいて、12月に日本でIDA20次増資会合が開催されることを発表。IDA、世界銀行とGPEとの連携を更に図っていくことを強調されています。


茂木大臣のスピーチ(速報)

http://resultsjp.sblo.jp/article/188881548.html

茂木大臣のスピーチ(外務省)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_000576.html


増資会合に向けた動きはこちらでも注視していきたいと思います。

(ぷりん)

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2021年08月28日

ワクチン接種会場の様子の報道

昨夜のNHKニュースで渋谷のワクチン接種会場の様子が報道されていましたので、以下にご紹介させていただきます。

本日28日、東京都では3581人の新型コロナウイルスの新規感染を確認し、重症者は297人と過去最高を記録しています。
こうした中、コロナワクチンの接種を希望する人たちは、まだまだいます。

若年層向けに設置された渋谷のワクチン接種会場では、想定を超える人が訪れたことで、接種が抽選方式に変更されました。
本日28日の朝早くから大勢の人たちが訪れて長い列ができたため、予定より40分ほど早く抽選券の配布が始まりました。

都によりますと、列の最後尾は一時、およそ1キロ離れたJR原宿駅の近くまで達したということです。
以下、NHK webの記事になります:

若い世代の感染者が増え続けているのでに、若年層にも不安がまん延しているようです。
私もいち20代として、感染の不安は勿論ですが、突然ワクチンが接種できなくなる状況が発生して、混乱が起きないか心配です。また、大学の授業や就活などに支障がでないか気になっています。若者も含めた、一日も早いワクチン接種の普及を願います。



ishi
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2021年08月27日

全寮制女子校教育継続のためアフガニスタン脱出

アフガニスタンでは緊迫した状況が続き、諸外国の輸送機により、アフガニスタン人と外国人の国外退避が行われています。

読売新聞によると、アフガニスタン唯一の全寮制女子校の生徒ら約250人が出国し、新学期をアフリカのルワンダでスタートさせるそうです。

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学校側は、タリバンの女性の教育に対する懐柔姿勢を信用せず、首都陥落直後に脱出しました。アフガニスタンを離れる際には、学校に保管されていた生徒の記録を焼却したそうです。
学校の設立者は、状況が許せばいつかアフガニスタンに帰還したいと話しているそうです。

国連児童基金(UNICEF)によると、現在約400万人の子どもが学校に通うことができない状況にあり、そのうちの6割が女子生徒となっています。

引き続き、アフガニスタンに残されている数百万人の女子生徒に関する状況を注視していきたいと思います。

アフガニスタン情勢に関する他の記事はこちら

(杉)

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河野太郎議員、最新刊『日本を前に進める』でしっかりと「国際連帯税」を記述

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河野太郎議員が最新本、『日本を前に進める』(PHP新書)が本日発売されるということで、街の本屋さんに出掛けました。もちろん、私の関心はこの本に国際連帯税がしっかりと記述されているかどうか、でした。

それは期待に反せずしっかりと述べられていました。「第三章 新しい国際秩序にどう対処するのか――安全保障・外交戦略」の「何のためのODAか」で(P104~105)。

【記述の要旨】

SDGsを達成するためには年間2.5兆ドルもの資金が不足している。ODAだけではとうていギャップを埋められない。グローバリゼーションの光が当たっている場所から手を差し伸べるべき。例えば、世界中の莫大な為替取引に0.0001%くらいの「国際連帯税」をかけ、その税収を直接国際機関に入れ、その国際機関が緊急の人道支援を行う。

外務大臣時代この課題を議論してもらうための有識者会議を立ち上げた。また国際的に議論するため「開発のための革新的資金資金調達リーディング・グループ」の議長国に就任し、国際社会における議論をリードした。■■

河野議員の国際連帯税に関する所論の背景等については、次のメールで報告します。


日本を前に進めるPHP新書)

目次

第一章 政治家・河野太郎の原点

第二章 父と私――生体肝移植をめぐって

第三章 新しい国際秩序にどう対処するのか――安全保障・外交戦略

第四章 防災4.0

第五章 エネルギー革命を起爆剤に

第六章 国民にわかる社会保障

第七章 必要とされる教育を

第八章 温もりを大切にするデジタル化


(報告:田中徹二・グローバル連帯税フォーラム/日本リザルツ理事)







posted by resultsjp at 18:04| Comment(1) | 国際連帯税の推進

モデルナ製ワクチン 異物混入

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今朝の日経新聞(令和3年8月27日掲載)の、「モデルナ製ワクチン 異物混入」という、見出しの記事が目に入りました。
今週末、大規模接種会場で、モデルナ製を接種する身だった私にとっては、少し心配なニュースです。

記事によりますと、日本向けのモデルナ製ワクチンは、スペインで製造されているそうです。
8月中旬以降から、武田薬品工業に、該当ロットを接種していた5都県8会場より報告があり、26日に、厚労省は、該当のロット番号のワクチンと、同時期の同一生産ラインでの製造された2つのロット番号の
ワクチンの使用を停止させているそうです。
尚、同省では、該当以外のロット番号のモデルナ製ワクチンに関しましては、問題が無いとしています。

コスト重視のグローバル競争の時代ですが、ワクチン供給においても、クオリティーコントロールの問題について、製造現場での責任が問われることは、言うまでもありません。


(kaji)





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