2021年09月30日

第5回栄養セミナーを終えて

本日、急遽、第五回栄養セミナーに参加させていただくことになりました。大変貴重な機会をいただき、本当にありがとうございます。ラウンドテーブル形式の議論を通じて、さまざまな立場の方が活き活きと発言されていました。非常に興味深く、勉強になりました。特に、武見先生の総括にあった、「人間の安全保障論をよりミクロに捉え、さらには人類社会というマクロな考えを組み合わせる」というご意見は印象に残っています。


私自身、コロナウイルスの影響により、個々人が、精神的にも、物理的にも分断されてしまったと感じております。人間の安全保障のゴールは、個人は勿論のこと、人類規模、ひいてはプラネタリーな思想に立ち返り、地球/人間のワンチームとしての意識を持つこととの重要性を深く実感いたしました。



セミナーを通して、改めて栄養セミナーの意義深さを痛感するとともに、今回の素晴らしいシナリオを作成したのが学生である杉田さんであることに驚かされます。しかし、元来あれば、私が責任者でした。結果的に皆さまを裏切るかたちになってしまい、複雑な思いです。今後、この悔しさを忘れず、チャレンジ精神で、日本リザルツの助けになる活動ができるよう、一生懸命やらせていただきます!



 杉田さん、園田さん、本当にお疲れ様でした!!


ishi


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インターンの皆さんが大活躍

本日、第5回:栄養の目覚めセミナー「東京栄養サミットに向けて:栄養とUHC」を終えて、出席した白須代表をはじめインターン生たちが9時半過ぎに事務所に戻ってきました。彼らの表情がとても明るくて、今回のセミナーは大成功だったのだと感じました。

セミナーの準備はインターンの園田さん、杉田さん、石川さんの学生3人だけで行っていました。しかし、しっかりと段取りをしてくれており、見ていてとても頼もしかったです。彼らの頑張りが今回の大成功につながったのだと思います。

日本リザルツは職員、インターン、ボランティアの垣根なく、それぞれが責任を持って業務を遂行しますので、インターンさん達もすぐに実力が付くようです。もともと優秀な人達ですが、更なる成長を感じました。

若い彼らと一緒に仕事をし、成長を肌で感じることができ、とても楽しみです。
(か)


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第5回 栄養の目覚めセミナー「東京栄養サミットに向けて:栄養とUHC」

 本日9月30日、午前7時30分から、栄養の目覚めシリーズ第5回、「東京栄養サミットに向けて:栄養とUHC」をラウンドテーブル形式で開催しました。

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 セミナーには、国会議員の先生方をはじめ、省庁関係者、企業、アカデミア、国際機関などから計40名の方々にご参加いただきました。今回のモデレーターは、相馬市新型コロナウイルスワクチン接種メディカルセンター・センター長の渋谷健司先生に務めていただきました。

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 冒頭、国際母子栄養改善議員連盟の事務局長である今井絵理子参議院議員から、日本が栄養分野で世界の国々を牽引していけるよう、資金面を含めて日本政府に働きかけていきたいという力強いメッセージをいただきました。

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 その後、国際医療福祉大学・副学長の鈴木康裕先生から、栄養の二重負荷などの栄養課題に触れられた上で、議論の問題提起をしていただきました。

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 企業からは、味の素株式会社の西井社長が登壇され、環境負荷を低減しながら、味の素の栄養へのアプローチである「妥協なき栄養」をさらに進めていく、とのお話をいただきました。

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 学術界からは、日本栄養士会の中村会長、国立健康・栄養研究所の津金所長からお話をいただきました。

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 その後、国際母子栄養改善議員連盟で顧問を務められている塩崎恭久衆議院議員、同議連の寺田静参議院議員をはじめ、財務省や厚労省、外務省、農水省などの省庁関係者、国連WFPや世界銀行などの国際機関、日本財団やJICAの方々からもご発言をいただきました。誠に恐縮ではございましたが、日本リザルツからは大学生インターンの杉田と園田が発言しました。

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 セミナー終盤には、熊野正士農林水産大臣政務官、横山信一復興副大臣からご挨拶を頂きました。

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 最後に、財務省の神田財務官、国際母子栄養改善議員連盟で会長代行を務められている武見敬三参議院議員より総括を頂戴し、栄養の目覚めシリーズは盛会のうちに幕を閉じました。

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 なお、セミナー終盤に栗脇副代表が東京栄養サミットに向けた日本リザルツのコミットメントを発表しました。

世界の栄養改善に向けたコミットメント:日本リザルツ

一、世界の栄養改善に向けて、日本政府が真水の部分を一千億円拠出するよう働きかける

一、「国際母子栄養改善議員連盟」を中心に、栄養改善に関心と熱意のある世界の国会議員ネットワークをつくる

一、栄養改善に民間企業の強みや技術が最大限発揮できるよう、働きかける

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 上記のコミットメントをしっかり果たせるよう、日本リザルツは引き続き世界の栄養改善に向けて尽力してまいります。

 早朝よりご参加を賜りました皆様に心から感謝申し上げます。また、全5回シリーズの「栄養の目覚めシリーズ」は今回をもって完結となりますが、これまでの栄養の目覚めセミナーにご参加、ご尽力をいただきましたすべての方々に心より御礼申し上げます。

 約2か月後に迫る東京栄養サミットに向けて、日本リザルツ一同、最後まで頑張ってまいります!

そのだ
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2021年09月29日

国連食料システムサミット

9月23日から25日にかけて、国連食料システムサミットがオンラインで開催されました。

オンラインサミットでは、各国の首脳や国連機関の幹部からのステートメントが発信されたか、マルチステークホルダーによるパネルディスカッションが行われました。

私が一番心に残った発言は、食料システムとジェンダーに関するスアクティビストである、 Sophie Healy Thow 氏の発言でした。彼女は若者の代表として、閉会の部にて、安全で栄養価の高い食料へのアクセス、脆弱な環境におかれている人々のためのレジリエントなフードシステム等を達成するためには、国連のリーダーシップが必要であることを訴えていました。また、ユースである若い世代にも "Co-Leader" として活動する機会を与えてほしいと強く求めていました。
彼女の力強いメッセージから、特に、若者が自分たちのこととして考えることの大切さに私自身も気づかされ、感銘を受けました。

食料システムサミット オンデマンドセッションはこちらから:

(杉)
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2021年09月28日

第8回 日経・FT感染症会議 開催




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【第8回 日経・FT感染症会議】10月27日(水)・28日(木)

この度、第8回日経・FT感染症会議が10月27日と28日の2日間に渡って開催されます。
本会議には、日本リザルツがいつもお世話になっている先生方もご登壇されるようです。

下記のURLから登録していただくとオンラインで会議を視聴することが可能ですので、興味がある方は是非ご登録ください。


また、昨日9月27日付の日経新聞22面には、Gaviワクチンアライアンス事務局長のセスバークレー氏、川崎市健康安全研究所長の岡部信彦氏のインタビュー記事が大きく掲載されていました。
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岡部先生は、コロナワクチンの3回目の接種について、まずは2回目接種の完了が大事であり、3回目については医学的研究調査を続けるべきであるとの見解を示されています。
また、バークレー氏は、COVAXファシリティ―への日本の巨額の資金拠出に対して謝意を表す一方、先進国と途上国におけるワクチン供給量の偏りに言及しています。

アフリカ諸国では、9月中旬までに2回目のワクチン接種が完了した人の割合は人口比で約3.6%にとどまっています。一方、多くの先進国では3回目のワクチン接種が議論されており、イギリスでも3回目の接種が始まりました。
バークレー氏はインタビュー記事で、「ワクチンをめぐっては、より合理的な市場にしていく必要がある」と述べられていますが、ワクチン分配が公平に行われるような議論がもっともっと行わなければならないと感じます。自分の国さえ助かればよいとの考えのままでは、解決に国家間協力が欠かせない次なる感染症や気候危機などの地球規模課題に対応することはできないのではないでしょうか。

ワクチン接種を希望する全ての人にワクチンが行き届き、その人たちが安心して生活できる日を心待ちにしています。

そのだ
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