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2021年12月12日

12月7日、8日に開催された東京栄養サミットでは、66か国及び19企業を含む148のステークホルダーから300以上のコミットメントが提出され、約270億ドル（3兆618億円）栄養関連の資金拠出が表明されました（12月7日現在）。

今日は主なドナーのコミットメントを紹介します。

日本は冒頭の岸田総理大臣の挨拶で、28億ドル超、3,000億円の資金拠出を発表しました。

岸田総理大臣のスピーチの様子

岸田総理大臣のスピーチはこちらを参照（日本語）

カナダは 2020年に520 million CAD(約463.37億円)を公表していましたが、195 million CAD （約173.76億円）の追加コミットメントを発表しました。

カナダ　ハージット・サージャン　国際開発大臣兼太平洋（BC州）経済開発庁担当大臣のスピーチの様子

欧州連合（EU）は、2024年までに25億ユーロ（約3208.5億円）の大規模なコミットメントを行うことを公表しました。

EU　ユッタ・ウルピライネン　国際パートナーシップ担当欧州委員のスピーチの様子

EUのプレスリリースはこちらを参照（英語）

米国は、今後3年間で110億ドル（1兆2474億円）を栄養不良に、そのうち30億ドル（3402億円）を緊急人道支援にコミットすることを公表しました。

米国　サマンサ・パワー　USAID長官

USAIDのプレスリリースはこちらを参照（英語）

国以外ではゲイツ財団がUNICEFに対し、1,000万ドルの支援を発表しています。

フランスは最後に2024年栄養サミットの開催を正式に公表しました。

フランス　ジャン＝イヴ・ル・ドリアン　欧州・外務大臣

一方、N4Gサミットを立ち上げた英国は資金拠出について明言がなく、すでにメディアでも報道されています。

英国の市民社会も「深く憂慮すべき」とすでに反応するなどの動きが出ています。今後の動向も注視していきたいです。

ハイレベルセッションのスピーカーはこちらから確認いただけます。

（ぴんく）

posted by resultsjp at 16:27| Comment(1) | 情報