3月30日、参議院本会議にて、国際開発協会(IDA)20次増資法案が全会一致で可決されました。
国際開発協会は、世界銀行グループの1つで、最貧国に超長期・低利での融資を行います。IDAは3年に1度資金調達のための増資会合を行っていますが、前倒しで昨年12月に開催された20次増資会合では、日本政府は過去最大の貢献額である3,767億円の拠出を表明しました。
IDAの支援を受ける74の国では紛争、パンデミックに加え、気候変動による災害が多発しています。協会によれば、IDA支援国では1980年代と比べ過去10年で約8倍の自然災害が発生しています。コロナや気候変動においても、最も被害を受けるのは最貧国であることを忘れてはいけません。
日本リザルツは今後もIDAや支援国での公衆衛生に関わる動向に注目し、引き続き発信していきたいと思います。
20次増資会合に関する過去のブログ:
http://resultsjp.sblo.jp/article/189202872.html
(杉)