2022年03月30日

参議院本会議にてIDA20次増資法案が可決!

330日、参議院本会議にて、国際開発協会(IDA20次増資法案が全会一致で可決されました。

国際開発協会は、世界銀行グループの1つで、最貧国に超長期・低利での融資を行います。IDAは3年に1度資金調達のための増資会合を行っていますが、前倒しで昨年12月に開催された20次増資会合では、日本政府は過去最大の貢献額である3,767億円の拠出を表明しました。

IDAの支援を受ける74の国では紛争、パンデミックに加え、気候変動による災害が多発しています。協会によれば、IDA支援国では1980年代と比べ過去10年で約8倍の自然災害が発生しています。コロナや気候変動においても、最も被害を受けるのは最貧国であることを忘れてはいけません。

日本リザルツは今後もIDAや支援国での公衆衛生に関わる動向に注目し、引き続き発信していきたいと思います。



20次増資会合に関する過去のブログ:

http://resultsjp.sblo.jp/article/189202872.html


(杉)

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2022年03月29日

Gavi:セス・バークレーCEOが公明党山口代表と面会

Gaviワクチンアライアンスのセス・バークレーCEOが訪日されていました。

http://resultsjp.sblo.jp/article/189428328.html

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28日に公明党の山口那津男代表と会談された様子が公明新聞に掲載されていました。

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記事によりますと、セス氏はCOVAX発足の際に日本政府がドナーに先駆けて参加を表明したのは公明党の支援のお陰だと、謝意を表明。感謝を表す盾を贈呈されました。

その上で、4月のAMCサミットに向け、セス氏が「追加で5億ドルの拠出をお願いしたい」と要請したのに対し、山口代表は「日本政府のリーダーシップを重ねて求めていく。引き続き力を合わせて、世界の人々のために貢献していきたい」と力強い返答をされていました。


記事はこちらのリンクからご覧いただけます。

https://www.komei.or.jp/komeinews/p233655/


AMCサミットに向けて、今後の動きを日本リザルツも注視していきたいと思います。

(ぽにょ)

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難民は人材の宝庫 未来つくる仲間

2022年3月29日(火)朝日新聞に日本へ来られた難民の方々に対して、NPOの就職支援が成果があげていることを紹介した記事が掲載されていました。

朝日新聞(一部有料記事):

難民認定の結果を待ちながら不本意な仕事に甘んじている状況を変えようと、WELgee(ウェルジー)と言うNPOが仲介役として、企業と当事者に丁寧に伴走し、これまでに15人もの就労の場を見つけています。
ウェルジーを訪ねる8割はアフリカ出身の方ですが、アフガニスタンやミャンマー、シリアなど、言語も文化も異なる様々な方がいらっしゃるそうです。

このNPOの方が「難民の人たちは未来を一緒につくる私たちの仲間」として接し、難民の方からも「ウェルジーに出会って、初めて希望をもつことができた」と感謝されていることに、頭がさがる思いです。

日本は地理的に難民を受け入れやすい国ではありませんが、難民認定率が0.5%と先進国の中で著しく低いのが実態です。くしくも日本もウクライナからの難民受け入れを表明はしておりますが、日本で希望が持てるような環境づくりが早急に必要ではないかと痛感します。

(一)



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2022年03月28日

祝!ケニア政府がTB-LAMPを公式に発注!

日本リザルツが応援を続けている結核診断機器TB-LAMP。今日、とびっきり嬉しいニュースが舞い込みました。ケニア保健省のレビューが終わり、ケニア政府から公式にTB-LAMPの発注があったのです。なんと、機器26台と試薬約3万テスト分がケニア国内に導入されるそうです。


TB-LAMPのケニア進出に関しては、日本リザルツは予てより、栄研化学さんを応援しており、カンゲミ地区をはじめとした地域でのパイロットプロジェクトの運営や各種許認可取得のサポートをしてきました。

また、保健省のプログラムにTB-LAMPが組み込まれるよう、CSPSをはじめとする幹部の方へのアドボカシーもお手伝いしてきた経緯があります。

ケニアの医務技監との面談:

http://resultsjp.sblo.jp/article/186826388.html

CSPSとの面会:

http://resultsjp.sblo.jp/article/186436613.html

MDRサミット:

http://resultsjp.sblo.jp/article/188500924.html


ケニア保健省はすでに国のプログラム内にTB-LAMPを入れ込み、診断機器として今後も普及させていく考えです。TICAD8の目前にこのような進展が得られ、日本リザルツとしても非常に嬉しいです。今後、ますます、TB-LAMPがケニア、そしてアフリカに普及されることを楽しみにしています。

(ぽにょ)

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Gavi:セス・バークレーCEOが訪日

日本リザルツが予てより連携をしているGaviワクチンアライアンスのセス・バークレーCEOが日本を訪問されています。


セス氏は、訪日の際は財務省や外務省をはじめとする関係省庁、国会議員の先生などを積極的に訪問されており、当時の安倍総理大臣や菅官房長官、公明党の山口代表にもお会いしたことがあります。

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2013年訪日の様子(日本リザルツブログ):

http://resultsjp.sblo.jp/article/69181476.html

2014年訪日の様子(日本リザルツブログ):

http://resultsjp.sblo.jp/article/101958059.html

2015年訪日の様子(日本リザルツブログ):

http://resultsjp.sblo.jp/article/105280672.html

2017年訪日の様子:

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ghp/page4_003548.html


外務省の発表によると、セス氏は本日外務省の鈴木貴子副大臣に面会しました。セス氏はこれまで日本がCOVAXに対し、総額10億ドルもの拠出をCOVAXにしていることに謝意を表明した上で、今後も日本と緊密にワクチン関連支援で連携していきたいと述べました。また、セス氏は48日に開催が予定されている「COVAX増資会合」における、日本の支援に対する期待が表明されたそうです。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_000806.html


公式発表が更新され次第、最新の情報をアップデートします。

(ぽにょ)

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