本日、日本リザルツオフィスで勉強会を行いました。
テーマはアフガニスタンの現状で、アフガニスタンの簡単な歴史や問題背景の説明の後、如何にして国際社会はタリバン政権に対応していくべきかを話し合いました。
また、現在のウクライナの状況も織り交ぜながら議論を繰り広げました。
話題として挙がったのが、参考図書として読んでいた国際開発ジャーナル2022年5月号(写真2枚)の、アフガニスタン女性の記事です。
今回、ロシアのウクライナ侵攻に対し、祖国の状況と照らし合わせることで「自分ごと」として捉え、日本で難民支援に従事することを決めたとのことでした。
私も心のどこかで他人事と考えている世界中の紛争について、彼女のように自分ごととして捉えられる日が来られるようにできればと思いました。
そのためにはやはりニュースなどで間接的に世界情勢に触れるだけでなく、実際に難民の方々と語り合う機会や現地で人道支援活動に従事することが必要なのではないかと考えました。
それ以外には、ミャンマーやハイチ、ザンビアなど政府が正常に機能していない国家に対するODAの使い方、支援の仕方についても意見が飛び交いました。
私個人の意見としては各国家に闇雲に資金を提供し、世界に対して国際貢献アピールをするのではなく、寄付した資金やモノができるだけ貧困層に届くような支援のアプローチ方法を十分考慮する必要があると思います。
そのために現地の状況の把握や受益者との密なコミュニケーションをとることが必須であり、現地NGOや国際機関との連携が解決策につながるのではないかと考えています。
(M)