2022年06月30日
アフガニスタンでの地震と国際社会の反応
2022年06月29日
ワクチンが救った命
英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームが「新型コロナウイルスのワクチンによって、2020年から21年の1年間で世界で、1,980万人の命が救われた」と発表していました。
その人数は、ワクチンがない場合の推計死者の63%に相当しています。新型コロナワクチンがないと仮定した場合の死者数推計、そしてワクチン効果を推計し、1,980万人の命を救ったと算出しています。
今回のパンデミックでは、経済的にワクチン確保が難しい国がみられました。COVAXでも十分な量のワクチン確保ができず、「21年末までに人口の20%がワクチン接種する」という目標は、達成されませんでした。経済的に豊かな国・地域ほど接種回数・量が多く、ワクチンによって命が救われた人数も多いです。
又、同研究チームは、「公平にワクチンが分配されるためには、供給量の問題だけでなく、分配のためのインフラなども改善する必要がある」と指摘しています。
世界の人々に命の重み、つまり医療格差があってはなりません。
貧しい国で救えるはずの命を救えない状況は、改善しなければならないと思っています。日本リザルツは、COVAXを応援しており、世界の医療格差を解消するために支援を続けています。世界で取り組む体制づくりが必要ですね。
(参考)朝日新聞 2022年6月28日
http://resultsjp.sblo.jp/article/188403052.html(貧困国の命はカナダの27分の1か?)
2022年06月28日
G7:岸田総理が食料支援に2億ドルの拠出を表明
G7サミットに出席している岸田総理大臣は、世界的な食料危機をめぐり、ロシアによる軍事侵攻が原因だと指摘したうえで、ウクライナに加え、中東・アフリカ諸国を支援するためおよそ2億ドル、日本円にして270億円の拠出を表明しました。具体的には、ウクライナの穀物輸出の再開に向けた貯蔵施設の整備や、中東・アフリカ諸国への食料支援などを行うそうです。
また、およそ1億ドルの追加の人道支援を検討していることを明らかにし、これまでのものも含め総額11億ドルの支援を実施していくと説明しました。
報道はこちらを参照:
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220627/k10013691481000.html
サミットの様子(1日目)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202206/26summit.html
サミットの様子(2日目)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202206/27summit.html
(ぽにょ)
中東・アフリカで社会不安も 食料危機の行方
2022年06月26日
G7始まる
主要7カ国首脳会議(G7サミット)が、26日から3日間の日程でドイツ南部エルマウで始まりました。
先ほど、岸田総理大臣もドイツに到着されたようです。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や世界的な食料危機、エネルギー問題や物価上昇など山積する問題に対し、どのような協議がなされるのか注目したいところです。
NHKの報道はこちらを参照:
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220626/k10013689211000.html
議論のポイントなどはこちらの報道を参照:
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220626/k10013688851000.html
外務省の公式情報:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page1_001203.html
今回の議長はドイツが務めます。ドイツは天然ガスや石炭の輸入の約半分、石油の3割をロシアに依存してきたという背景があります。ロシアに対抗措置を取られている中、どのように議論をリードしていくのかが気になります。
報道はこちらを参照:
https://news.yahoo.co.jp/articles/229c68df0f22d2f7e246dc8b67f2ed43ca38157c
来年(2023年)のG7サミットは、広島で開催されます。今回の議論をどのように次のG7に繋げられるのか、岸田総理の手腕にも期待したいところです。
(ぽにょ)