2022年06月03日

時代認識を考える>コロナと戦争で激変した世界、危機と脅威  

グローバル連帯税フォーラムの第12回定期総会が、来る625日に開催されます。総会議案書の作成に当たり、時代認識について考えてみたいと思います。

◎人類に対する脅威的事態の発生:コロナ・パンデミックとウクライナ戦争(核)

・この23年の世界の最大の出来事:新型コロナウイルスによるパンデミック(感染者5億人を超える)とウクライナ戦争(ロシアの国連憲章や国際条約破っての侵略)

・コロナはもとより、プーチン大統領の核兵器使用宣言(→核による第3次世界大戦の恐れ)によって人類に対する脅威的事態を呼び起こし、世界の様相も激変。

◎飢餓3億人、難民・避難民1億人>20年間の世界の貧困改善傾向が逆転

・国連WFP(世界食料計画):現在世界では81100万人が慢性の飢餓、過去最大の27600万人が餓死の瀬戸際に。さらに今年中に2000万人増加と予測。

ウクライナとロシアは世界の穀物輸出の約3割。戦争の結果、食料危機が長期化する恐れ。

UNHCR(国連難民高等弁務官):ウクライナ難民600万人はじめ難民・避難民が急増、史上初の1億人超え。

 ⇒グローバル化による経済成長もあってこの20年間貧困・飢餓状況は改善されてきたが、それが逆転し悪化傾向に。 

◎グローバル化への幻想と非民主主義国家の増加

・幻想:グローバル化によって途上国が経済成長し豊かになれば、「民主主義が広がっていくはずだ」。しかし、現実は「格差の拡大による先進国、発展途上国を問わない社会の分断で、民主主義に対する疑念をもたらし…むしろ中国主導の権威主義が広がっている」(以上、514日付日経新聞コラム「大機小機」)。

・スウェーデンのヨーテボリ大学V-Dem研究所の「民主主義報告書」:

  自由民主主義体制 32ヵ国(世界人口の14%)← 2010年には41ヵ国だった

  密室型独裁体制 87ヵ国(世界人口の68%)

  選挙独裁体制 60ヵ国(世界人口の19%)  ―以上、SWIswissinfo.ch2153日)より

 ⇒グローバル化は金融化と市場原理主義の下に進められ、その結果先進国でも中間層が先細りとなり政治的民主主義も大きく後退。コロナによって、世界的にSDGs指標の貧困や格差が目に見えて悪化。 

◎国際連帯税による二重の役割:SDGs資金調達と投機抑制

SDGs達成のための資金ギャップ2.5兆ドルだったのが、コロナ禍で4.2兆ドルに拡大。世界のODA総額は1789億ドル(2021年)、とうてい間に合わず

 ⇒OECD「世界の金融資産378.9兆ドル、その1.1%で資金ギャップは解決!」

・金融資産動員の第一歩は、外国為替取引への課税。併せて、巨大IT企業等グローバル企業への課税。これらを国際連帯税としてグローバルに実施。

 ⇒為替取引課税は同時に投機マネーを抑制する機能も(原油・穀物市場も投機マネーが流入し、価格高騰を演出)。

(報告:田中徹二・グローバル連帯税フォーラム/日本リザルツ理事)


posted by resultsjp at 20:07| Comment(1) | 国際連帯税の推進

6月19日(日) GGG+フォーラム秋田2022 開催のお知らせ

この度、6月19日(日)に「GGGGlobal Fund, Gavi, GHITファンド)+フォーラム秋田2022」を、開催する運びとなりました。日本リザルツでは、2016年から毎年GGG+フォーラムを開催し、ユニバーサルヘルスカバレッジ、SDGs実現に向けた様々な地球規模課題について議論をして参りました。

8回目の開催となるGGG+フォーラムでは、秋田県を舞台に、様々なステークスホルダー間で食、健康、栄養、教育を軸とした議論が行われます。特に、秋田県医師会小玉弘之会長、秋田栄養士会関係者、秋田大学山本文雄学長、学生等を含めた秋田県ならではの食文化・教育を通じた議論も期待されます。

ひとえに、皆様方のご理解・ご支援のおかげと厚くお礼申し上げます。


プログラム及び、ご参加方法につきましては、日本リザルツ公式ホームページをご覧ください。

http://resultsjp.org/top-japanese  (日本リザルツ公式ホームページ)

今回の開催につきましては、秋田テレビの公式ホームページ及び日本看護協会公式ホームページにプログラムをUPしてくださいました。

https://www.akt.co.jp/events/gggforum (秋田テレビ公式ホームページ) 

https://www.nurse.or.jp/nursing/education/society/index.html                       (日本看護協会公式ホームページ 学会・イベント情報)

 さらに、秋田魁新報には、GGG+フォーラム秋田2022の開催記事が見開きにて公開される予定となっております。

*参考の写真は、GGG+フォーラム秋田2022の記事ではございませんが、イメージとしてUPさせていただきました。 

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皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

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