2022年06月06日

インドネシアの石炭特需

世界全体で約3割の石炭を輸出しているインドネシア。現在、欧州を含めた多くの国々がインドネシア産の石炭を求めています。

2022224日にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、世界各国からロシアに対して多くの経済制裁が科されました。その制裁の中には石炭も含まれており、ロシアに多くを依存していたEUが禁輸を決め、約15%の輸入をロシアに頼っていた日本もこの流れにのり、段階的に減らし、最終的に輸入をしない方向を目指すとしています。

こうした中、石炭の新たな供給先として候補にあがったのがインドネシアです。この影響で、政府が算出する石炭指標価格は1月の1トン約158ドルから、4月には288ドルにまで上昇したといいます。

インドネシアではこの好機を利用していくつかの会社が石炭の増産を予定していますが、同時にカーボンニュートラルによる炭鉱への投資額、消費量の低下も懸念点となっています。また、上昇した石炭価格につられ国内消費分の石炭をも輸出してしまえば国内のエネルギー不足が起きる可能性も高まっています。

一方、インドネシアはこうした目先の利益だけでなく、この機会を利用して欧州との繋がりを作ることも視野に入れています。今回の石炭輸出により貸しを作り、欧州を中心に進んでいる脱炭素技術を得ることを考えているようです。


目先の利益にとらわれて国内経済や国民の生活がひっ迫する状況は貧困国や、汚職がまん延する政府にて発生しがちだと思います。インドネシアは是非ともそのような二の舞いを演じずに発展してほしいと願います。

また、インドネシアからは「石炭」、先進国からは「脱炭素技術・知識」。お互いが足りないものを補い合うことで国同士につながりが生まれ、国家の発展のみならず、世界平和につながっていくのではないかと考えます。

(M)

参考:朝日新聞 6月5日(日)


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ウクライナへの想い

ウクライナ情勢が悪化しています。

ウクライナへの武器提供に対してのけん制なのか、ロシアは、「これまで標的としていない地域を攻撃する」と警告を始めました。

ロシアによる侵攻が続くウクライナには、軍事面だけでなく医療分野でも国際的な支援が寄せられています。

イスラエルの支援で開設した病院には、1日に300人が病院へ来訪。病院の医師は「医療ニーズは地域によって違うので、事前の調査を徹底した。できることを整理して、地元に引き継ぐ必要がある。ウクライナの医療に発展できればいい」と語っています。

一方、前戦では、攻撃の対象となった病院や負傷者の対応で手いっぱいとなった病院もあり、医薬品などの不足も起き始めています。

ウクライナ侵攻の長期化が続けば、通常の医療が受けられず、医薬品、検査機器の不足が問題となっています。

世界に及ぼす経済状況の悪化や食材の高騰など、問題が山積しており、一日も早い解決を願ってやみません。

参考)

日本経済新聞66日(月)(キーウ攻撃 武器供給けん制)

朝日新聞5月27日(金)(食糧危機「国連と打開の道探る」)

http://resultsjp.sblo.jp/article/189577791.html (コロナと戦争で激変した世界・危機と脅威)

http://resultsjp.sblo.jp/article/189464922.html (低所得国の食糧危機)

(わんこ)


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