2022年08月19日

来日したビル・ゲイツ氏に2年越しの「旭日大綬章」を林外相手渡し

来日したマイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏は18日、外務省で林芳正外相と面会されました。2020年に受章が発表されていた、旭日大綬章が新型コロナウイルスの拡大による影響などで受け取りが延期となり、2年遅れでゲイツ氏に手渡されました。
外相はゲイツ氏が共同議長を務める慈善団体「米ビル&メリンダ・ゲイツ財団」による国際保健への貢献を評価し、同氏に旭日大綬章の証書と勲章が手渡されました。
ゲイツ氏は「国際保健で日本と緊密に連携して引き続き貢献していきたい」と述べらています。
外相とゲイツ氏は2023年に広島で開く主要7カ国首脳会議(G7サミット)を見据え、新興感染症やポリオなどの対策で連携すると一致されました。
ビルゲイツ.jpg

自民党の茂木敏充幹事長も18日、党本部でゲイツ氏と面会され、茂木幹事長は会談後、記者団に「とても良い会談だった」と述べらております。

授賞後、日本リザルツも招待された、医療関連の政策を話し合う「グローバルヘルス・フォーラム」が開催され、米マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏が登壇した。ゲイツ氏は「今こそ支援を強化し、(感染症などと)戦い続けることだ」と述べ、世界規模で健康課題に取り組む国際保健の重要性を訴えられました。

ブログ:、「Global Health Forum」

(一)


posted by resultsjp at 10:15| Comment(1) | 情報

2022年08月18日

ビル・ゲイツ氏の来日と「Global Health Forum」

ビル・ゲイツ氏の来日に合わせ、「Global Health Forum」が開催され、日本リザルツからもスタッフが出席してまいりしました。

<日時>2022年8月18日(木) 14:00〜15:00

<場所>衆議院第1議員会館 1階多目的ホール

<プログラム>
・基調講演 ビル・ゲイツ氏(ビル&メリンダ ゲイツ財団 共同議長)

      「グローバルヘルス分野での日本の貢献への感謝、今後の日本の活躍に関する期待」

・基調講演を受けて 武見敬三(参議院議員)
・パネルディスカッション
         「日本がグローバル・ヘルス分野で目指していくもの」
 <参加者>
  ビル・ゲイツ氏(ビル&メリンダ ゲイツ財団 共同議長)
  加藤勝信氏  (厚生労働大臣)
  鷲尾英一郎氏 (自由民主党国際協力調査会 事務局長)
  古谷範子氏  (公明党 副代表)
  新浪剛史氏  (サントリーホールディングス 代表取締役社長)
  茶山美鈴氏  (Health for All.jp 代表)

IMG-4054.jpg 


フォーラムでは、日本がグローバルヘルスへの取り組みにおいてリーダーシップを発揮していることが紹介されていました。また、新型コロナウイルスパンデミックの経験から、強いヘルスシステムを確立するために日本の更なる貢献が求められていると期待がよせられていました。日本政府に対しては、ODAの拠出増資についてのご意見もありました。

日本リザルツは、グルーバルへルスの取り組みを支援しております。


<招待状>

案内状_Global Health Forum-1.jpg

(K)
posted by resultsjp at 17:05| Comment(1) | 情報

2022年08月17日

アフガニスタン タリバン政権発足から1年

8月15日(日)、タリバン政権が発足してから丸1年となりました。アフガニスタンに残された人々は孤立と貧困に苦しめられています。

アフガン国内では、中央銀行の資産凍結や、ロシアによるウクライナ侵攻を受けインフレが進んだことにより国民の生活はますます困窮しています。小麦価格は1年前の約2倍になっているそうです。
さらに、女性省はタリバンの侵攻後に解体され、女性は公の場ではブルカ(全身を覆う伝統衣装)を着用することを義務づけられることや、就職の制限、女児の人身売買等、女性に対する人権侵害が続いています。

これらの状況を受け、国際機関や国際NGOはアフガニスタンに支援を続けていますが、国民の6割=約2440万人が支援を必要とする現状を変えるには、国の仕組みを変えることが必要と考えます。
男性中心の社会を築こうとしているタリバンの思想は根強く、交渉は難航していますが、妥協点を見つけることで一刻も早く現状を変えることが必要であると考えます。


日本リザルツでは、8月22日(月)にルポール麹町にてTICAD8プレイベント「各国大使と地球の未来を考える」を開催します。
留学生を含む50名以上の学生たちや、50ヶ国以上の大使とともに地球のあらゆる問題について議論をします。
登録はこちらからどうぞ。


参考:朝日新聞8月15日(1・2面)、公明新聞8月15日(3面)、国際ジャーナル8月号

(M)
posted by resultsjp at 00:04| Comment(1) | 情報

2022年08月15日

医療と命

命の重みは、誰の考え方に基づいたものでしょうか。

私は、ある衝撃に受けました。

ある女性が出産後、帝王切開の傷口に痛みが生じるようになりました。症状が悪化したにも関わらず「様子をみよう」と医師から告げられ、診療記録には「適切に回復している」とまで、記されていたのです。血栓等を疑う検査は「陰性」でしたが、突然心不全を起こし倒れ、脳死状態に陥ったそうです。

女性の友人の産婦人科医師は「早期に適切な処置が行われれば、命は救われたはずだ」と指摘しています。女性の両親は「なぜママがいなくなったの?」と無邪気に尋ねる幼い孫に「ママが命を落とした経緯を説明するのは悲痛だ」と話されていました。


皆様はどのようにお感じになられましたか?

新型コロナウイルスのワクチンが普及し、世界の多くの人々の命が救われています。

ここには人種の違いはなく、命を救うための方策があったことをとても嬉しく思っています。

医療に格差があってはならないと思います。


尚、日本リザルツは、ワクチン提供推進に向けたアドボカシーをしています。 

参考)

朝日新聞 814

http://resultsjp.sblo.jp/article/189631942.html (日本リザルツブログ ワクチンが救った命)

(k)



posted by resultsjp at 22:06| Comment(1) | 情報

G7に向けたグローバルヘルスのタスクフォースが発足

来年のG7に向けて、「グローバルヘルスと人間の安全保障」運営委員会(委員長:武見敬三 参議院議員)のもとに「2023G7グローバルヘルス・タスクフォース」が設置されました。


メンバーを拝見しましたが、日本リザルツと親交のある方もいらっしゃるようです。

https://www.jcie.or.jp/japan/2022/08/10/post-15996/


折しも、岸田文雄総理と世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が、このほど、WHO傘下の新組織を日本に設立する方針で合意したと報道されたばかりです。


新組織は、世界中の誰もが必要な医療サービスを負担可能な額で受けられる「ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)」の実現を目標に掲げたもので、今後、厚生労働省を中心に作業部会の設置準備が進みます。


詳細はこちらの報道を参照:

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63414360T10C22A8EA3000/

https://news.yahoo.co.jp/articles/7288c5361fc3da4d3e327ced428f6f9257397d9c


タスクフォースでも実りのある議論がなされることを期待しています。

(ぽにょ)

posted by resultsjp at 17:36| Comment(1) | 情報