2022年08月08日

女性管理職

日本の女性管理職は、2022年では13.2%と依然として少数です。女性を管理職から遠ざける大きな要因の一つに、「好意的性差別、つまり、女性への配慮からチャンスを与えない、女性の昇進意欲をそいでしまっている」と、専門家が指摘しています。

また、この専門家は、管理職の資質が「決断力」「実行力」で語られているとし、これは男性のイメージに近いため、女性管理職が少ないことに影響しているのではないかと分析しています。

何かを語る時、女性を理由にし、良きにつけ悪しきにつけ、クローズアップされること自体が変なのかもしれません。もし、女性の活躍が、当たり前なら、女性初のとか女性〇〇…などという表現はしません。性差による女性の観点を取り入れるのは、男女が共に、効率的に仕事をする上で、必要ですが、それ以上に、取り立てて「女性女性」と言っていること自体がそもそも問題なのかもしれません。


そして、私達日本リザルツは、ジェンダーについての取り組みも行っております。


管理職推移.gif 


諸外国 女性.jpg

(参考)

(にゃんこ)
posted by resultsjp at 18:48| Comment(1) | 情報

お米で作ったレモンケーキ

本日、日本ハムさんから送られてきたグルテンフリーの米粉で作った「レモンケーキ」を試食しました。冷凍で送られてきたので、自然解凍させて、今の時期にぴったりなレモンの爽やかな味わいの”ケーキ”バースデーを美味しくいただきました。
多分、言われなければ小麦粉で作ったケーキだと思います。
レモンケーキ.jpgレモンケーキ2.jpg

食物アレルギーへのケアはもちろん、冷凍保存ができるので、非常食にもできます。
折しも小麦粉が高騰しており原料の多様化ひいては食料安全保障からも、ラインナップも含め普及・拡大されることを期待しております。

日本リザルツは、栄養改善・食料安全保障の観点から日本ハムさんの取り組みに注目しています。

ブログ:
サンキューセミナー/日本ハム アレルギー勉強会:http://resultsjp.sblo.jp/article/189589120.html

(一)

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日本の顧みられない熱帯病(NTDs)に関する取り組み:Natureの記事より

Nature誌に日本の顧みられない熱帯病(NTDs)に関する取り組みをまとめた記事が掲載されていました。中では外務省国際保健政策室の江副聡室長とGHITファンドCEOの國井修先生のインタビューが掲載されています。


GHITファンドはマラリア、結核、顧みられない熱帯病(NTDs)のための、治療薬、ワクチン、診断薬の開発を推進する日本発の国際的な官民ファンドです。NTDsは一般的に購買力のある高所得国の人々が罹患するものではないため、民間の製薬会社が治療薬を開発する商業的インセンティブはあまりないのが現状です。GHITファンドは、NTDsへの企業やアカデミアの研究開発を促進すべく、支援を行っています。


江副室長はNTDsの研究開発は、GHITファンドを中心に、JICASATREPSAMED、そして企業が相互連携して行っていることを紹介。その上で、「国内外の研究者や研究開発ネットワークの連携を強化し、最新の国際的な科学知識を取り入れることで、NTDs研究は活性化され、より大きなインパクトを与えることができる」と述べていらっしゃいました。

國井CEOは「一国、一企業、一団体だけでは、この複雑な課題を解決することはできない。NTDsに苦しむ10億人以上の人々がより健康で生産的な生活を送れるようにするには、研究開発からアクセス、配送に至るまで、分野横断的で調和のとれた協力が不可欠だ」と今後の方針を示されていました。


記事の全文はこちらを参照:

https://www.nature.com/articles/d42473-022-00258-z??


GHITファンドについて:

https://www.ghitfund.org/jp


TICAD8を前に、日本政府は、NTDsの根絶を目指し、GHITファンドなどの産学官連携を加速させることを約束する「NTDsに関するキガリ宣言」に署名しました。今後、ますますNTDs抑止に向けた気運が加速することを期待しています。

(ぽにょ)

posted by resultsjp at 15:46| Comment(1) | 情報