28日、徳島県の高校で、食用コオロギの粉末を入れたカボチャコロッケが給食で提供されました。
人口増に伴う世界的な食料不足の解決策として、「昆虫食」が近年話題になっていますが、学校給食で昆虫食が導入されたのは全国初の試みです。
コオロギは、人間に必要なタンパク質などの栄養素を豊富に含んでおり、少ない飼料で短期間に育つため、牛や豚などのひき肉の代替になる可能性も示唆されています。(日本経済新聞 11月28日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC24BFE0U2A121C2000000/
驚いたことに、本日私も昆虫食というものを、食に関する大学の授業の一環で初めて口にしました。姿かたちがそのままのバッタや、コオロギの粉末を使ったチョコレートやせんべいを食べました。
バッタは、見た目こそ「ザ・虫」という感じでしたが、パリパリして塩味で美味しかったです。あまりにも気軽に食べられたので、帰りに見かけた草むらの虫も思わず手に取って食べてしまいそうでした。
今後、昆虫食に対する私たちの見方、考え方は変わってくるかもしれませんね。
またさらに、タイムリーなことに、来たる12月12日、日本リザルツオフィスにて、「昆虫食と難民」勉強会が開催されます!
ワシントンの世界銀行本部より、食料・農業グローバルプラクティス主任農業エコノミストのドルテ・ヴェルナー氏をお迎えし、難民問題を昆虫食という栄養・食の観点から見つめ直し、意見交換を行います。
ヴェルナー氏は、写真家としてもご活躍されており、日本リザルツが本年6月に開催したGGG+
学校給食として昆虫食が日本で取り入れられたことは、勉強会でも話題に上がりそうですね。闊達で新鮮な意見交換の場となることと思いますので、後日会議の様子をご報告させていただきます。楽しみにしていてください!
(おすぎ)