2022年11月29日

日本初 食用コオロギの給食導入

28日、徳島県の高校で、食用コオロギの粉末を入れたカボチャコロッケが給食で提供されました。
人口増に伴う世界的な食料不足の解決策として、「昆虫食」が近年話題になっていますが、学校給食で昆虫食が導入されたのは全国初の試みです。
コオロギは、人間に必要なタンパク質などの栄養素を豊富に含んでおり、少ない飼料で短期間に育つため、牛や豚などのひき肉の代替になる可能性も示唆されています。(日本経済新聞 11月28日) 
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC24BFE0U2A121C2000000/


驚いたことに、本日私も昆虫食というものを、食に関する大学の授業の一環で初めて口にしました。姿かたちがそのままのバッタや、コオロギの粉末を使ったチョコレートやせんべいを食べました。
バッタは、見た目こそ「ザ・虫」という感じでしたが、パリパリして塩味で美味しかったです。あまりにも気軽に食べられたので、帰りに見かけた草むらの虫も思わず手に取って食べてしまいそうでした。

今後、昆虫食に対する私たちの見方、考え方は変わってくるかもしれませんね。

またさらに、タイムリーなことに、来たる1212日、日本リザルツオフィスにて、「昆虫食と難民」勉強会が開催されます!
ワシントンの世界銀行本部より、食料・農業グローバルプラクティス主任農業エコノミストのドルテ・ヴェルナー氏をお迎えし、難民問題を昆虫食という栄養・食の観点から見つめ直し、意見交換を行います。

ヴェルナー氏は、写真家としてもご活躍されており、日本リザルツが本年6月に開催したGGGフォーラム秋田や2019年のTICAD7の開催に合わせて、世銀としての写真展を開かれるなど、当団体と非常にゆかりのある方です。

学校給食として昆虫食が日本で取り入れられたことは、勉強会でも話題に上がりそうですね。闊達で新鮮な意見交換の場となることと思いますので、後日会議の様子をご報告させていただきます。楽しみにしていてください!



(おすぎ)

posted by resultsjp at 01:51| Comment(1) | 情報

2022年11月28日

日本学術会議元会長 黒川清先生の出版記念講演会に参加しました!

 本日は、日本学術会議会長を歴任された、東京大学・政策研究大学院大学名誉教授の黒川清先生の出版記念講演会に、白須理事長の代理で傍聴させていただきました。黒川先生には、日本リザルツが主催したTICAD8プレイベントにもご登壇いただきました。
 この度出版された著書『考えよ、問いかけよ「出る杭人材」が日本を変える』は、私も勉強させて頂きましたが、胸を打たれる内容が凝縮されています。出版記念講演会では、基調講演及び著書の内容をもとに議論が行われました。
IMG_6954.jpg
 特に私の印象に残ったのは、「一つのことを追求し抜く先に喜びがある」という趣旨の言葉でした。黒川先生が、アメリカの大学でプラトンやマキャベリが学ばれるのはなぜか?という疑問を抱き、それを、なんと夜が更けるまで考え込んだことがあったようです。そして、先生が確信を持って、「これだ!」と言える答えがわかった時に、人生の中で感じたことのない歓喜を味わったそうです。黒川先生は、この一つのことを探求し、考え尽くす中で見つかる自分なりの「答え」を、追求し抜くことが大事であり、これこそが大学教育の目的であると断言されておりました。
日本リザルツの白須理事長も、常にロダンすることを私たちに呼びかけられています。(ロダン:「考える人」を制作した彫刻家)考え抜く、追求し抜く先にある世界がきっと何かあるのだと思います。
IMG_6955.jpg
 日本を変える「出る杭人材」になれるよう、何事も追求し抜く自分でありたいと思います。


そのぴー
posted by resultsjp at 17:14| Comment(1) | 情報

2022年11月27日

運動靴の贈呈:写真編

皆様のご厚意で届けられた運動靴。無事に5,072足の配布が終わりました。


ブラックフライデーの金曜日。コロゴチョの小学校を拠点にコロゴチョ内で最後の贈呈を行いました。

各地の様子を写真いっぱいでお送りします。
1.コロゴチョ小学校

IMG_2452.jpg

20221125_135911.jpg 

トラックが学校にやってきました。

IMG-20221125-WA0051.jpg

IMG-20221125-WA0018.jpgIMG_2460.jpg

トラックの前で記念撮影です。

 IMG-20221125-WA0031.jpgIMG-20221125-WA0035.jpg

高学年の子どもたちがお手伝いしてくれました。

unnamed.jpg 

子どもたちを一度に集めるとパニックになるため、学年ごとに時間をわけて段取りよく配布します。

korogocho distribution.jpg

ロータリー・ナイロビ・イーストのアグネスさんとジョフレー校長先生が段取りをしてくださいました。

IMG-20221125-WA0025.jpg

IMG-20221125-WA0012.jpgIMG-20221125-WA0017.jpgIMG-20221125-WA0020.jpgIMG-20221125-WA0019.jpgIMG-20221125-WA0022.jpg

子どもたち、嬉しそうです。


2.コロゴチョ周辺のスポーツクラブ

続いて、コロゴチョのスポーツクラブにも配布します。

IMG_2432.jpg 

ここには最近、コロゴチョで唯一のバスケットボールコートができたばかりです。

IMG_2427.jpg

IMG_2439.jpg 

こちらでは大人用のサイズを配布しました。

IMG_2437.jpg

早速、みんなが練習で履いてくれました。


幹線道路を隔てたティカのスポーツクラブにも配りました。こちらも大人用サイズを届けました。

thika 3.jpg
Thika 1127 3.jpg
thika 2.jpg
thika 4.jpg

3.コロゴチョの教会の幼稚園

隣接する教会の幼稚園でも配布しました。

church 2.jpg

church 3.jpg

早速、アクティビティで履いてもらいました。

IMG_2442.jpg

IMG_2445.jpgIMG_2446.jpg

IMG-20221125-WA0009.jpg

4.コロゴチョの子どもの家

ミニバンで移動し、こちらはChildren’s home(日本でいうところの保育園)での配布です。

shoe 1124 4.jpg


1124 shoe 6.jpg

shoe 1123.jpg


shoe 1123 7.jpg



shoe 3.jpg

こちらでは、小さな子ども向けの靴をプレゼントしました。


5.フルマの幼稚園

続いて、またまたミニバンで移動し、ダンドーラ地区にある幼稚園にやってきました。

IMG_2451.jpg


IMG_2418.jpg

スモーキーマウンテンが近いです。

huruma 1.jpg

huruma 2.jpg


korogocho 1127 3.jpg

shoe 1123 3.jpg
shoe 1123 2.jpg

6.カジアドの小学校

Kajiado 3.jpg

こちらはナイロビ郊外のカジアド州です。

kajiado 6.jpg

shoe 13.jpeg

サッカークラブの子どもにも配布しました。
shoe 1.jpg
shoe 2.jpg
soccer-10.jpg

7.マクエニ小学校・中学校

山間部のマクエニでも配布をしました。

Makueni10.jpg

Makueni1.JPG

Maueni5.jpg

靴を手にした子どもたち。

shoe 1124 4.jpg

一つ一つ渡します。

Makueni7.jpg

Makueni8.jpg

Makueni9.jpg

サンダルから履き替えて下校する子もいました。

Makueni2.jpg

日本からの発送についてはボランティアの皆さんが一足一足丁寧に梱包をしてくださいました。最大の難関、ケニアでの通関は時間がかかりましたが、元駐日ケニア大使のデニス・アウォリトヨタ・ケニアCEOを始め、JETROケニア事務所、在ケニア日本国大使館の皆様にアドバイスをいただき、靴をお届けできました。


折しもこの日はブラックフライデー。日本からのご厚意のお靴が無事にケニアの皆さんに届いて本当によかったです。子どもたちにとって最高の贈り物になりました。


本当にほんとうに有難うございました。

(ぽ)

posted by resultsjp at 16:20| Comment(1) | 情報

2022年11月25日

日本財団の食堂へ訪問してきました!

先日、日本リザルツがいつもお世話になっている日本財団さんの社員食堂にインターンの二人(園田、杉原)で訪問させていただきました。来年3月下旬に予定しているインド事務所の開設にあたってのアドバイスや、日本財団さんのインドやアジアにおける感染症などの取組についてお話を伺わせていただきました。


気になる社食は驚くほどリーズナブルにもかかわらずとっても美味しかったです(写真を撮り忘れてしまいました)!

とてもきれいな食堂でごちそうして頂きました。

IMG_6841.jpeg


日本財団は、インドのニューデリーで、主にハンセン病、またそれに伴うスティグマなどの課題に取り組まれています。日本リザルツも、結核やマラリアなどの感染症に取り組んできましたが、結核も、ハンセン病と似ている部分があり、発症者の周囲の理解を得にくく、日本国内でも過去の病気として見なされ、なかなか顧みられることがありませんでした。ハンセン病の取組や、インドのインパール平和資料館などの取組についても、教えて頂きました。


 また、先週の19()には日本財団主催で、「アジア・フィランソロピー会議2022」が開催され、和田さんよりご招待いただき、インターン二人で参加させていただきました。会議の中で印象に残った点がありましたのでご紹介させていただきます。日本財団の笹川会長が、日本財団がなぜ、インドにおけるハンセン病という取り組みにくい課題に取り組んでいるのかという質問に対して、日本財団の取り組みの軸は「人道活動」であり、弱い人々の味方になって地道に話を聞いていくという泥臭い人道活動の一環が紛争解決に繋がっていくこともあるのだと仰っていたことです。


IMG_6844.jpeg


 当団体も、結核やスナノミ症の支援をしていく上で、貧しい子供や女性達、障がい者など社会的に弱い立場の方々の意見を聞き、目の前の一人に寄り添った支援を何よりも大切にしています。
 日本財団さんはじめ、多くの応援団の皆様のお力添えを頂きながら、結核やスナノミ症の根絶に向けて、より一層取り組みを加速させていけたらと思います!


そのぴー


インドにおける日本財団さんの活動は下記HPよりご覧になれます:

笹川保健財団 インドでの取り組み


posted by resultsjp at 17:43| Comment(1) | 情報

公明新聞:若松謙維議員がワクチン開発の国際団体支援訴え


S__68427778.jpg
本日(11月25日)付の公明新聞に、参院厚生労働委員会で、公明党の若松謙維参議院議員が、日本が主導してワクチン開発に取り組み国際的に支援していく必要性を力説されたとの記事がありました。具体的には、若松先生は、米製の「mRNAワクチン」の国産化と、国内企業が開発中の不活化ワクチンの早期実用化を訴えられたとのことです。

若松先生は、本年度日本リザルツ主催で開催された6月のGGG+フォーラム秋田や、8月のTICAD8プレイベントに登壇してくださいました。

国際団体の支援を、積極的に日本が主導するべきであるという若松先生の視点を、当団体も大切にしていきたいです。
今後も、日本のワクチン開発支援の動向に注視していきます。

(おすぎ)
posted by resultsjp at 11:06| Comment(1) | 情報