2022年11月14日

食料不安 安全保障の問題に 脱炭素 事業化が実現のカギ

朝日新聞 2022119日(木)

国際シンポジウム「朝日地球会議2022」(朝日新聞社主催)はオンラインで開催されました。この中の、パネル討論「気候危機と戦争で揺れる世界――私たちの食料はどうなるのか」の記事を読みました。

https://www.asahi.com/articles/ASQBX3QNFQBMULZU00H.html


今、私たちの生活の基盤である食料やエネルギーが脅かされています。

第1部では「私たちの食料はどうなるのか」と題して、研究者や企業関係者らが現状認識や今後の行方について議論が行われました。

長谷川利拡さんは、地球温暖化の科学的な基盤である国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最新報告書で、食に関する章を責任者として取りまとめられた方です。「気候変動は人間社会の対応や生態系と複雑に関連して影響をもたらす総合システム」と指摘されているのが印象的でした。


2050年カーボンニュートラル」を宣言した味の素は、原材料の調達から消費者の廃棄を含めた脱炭素を目指しています。味の素の森島千佳さんは、同社が掲げる「50%の環境負荷削減と10億人の健康寿命延伸」という30年目の目標の達成は「フードシステムのつながりにかかっている」と強調しました。

北林太郎さんは「気温上昇が稲作や生乳に与える影響の試算を踏まえ、生産者と一緒に対応を考えている」などと説明しました。

さらに、戦争など新たな問題の影響について森島さんは「グローバルだけでなく、地域の食の安全保障も考えていかなければならない」としました。

北林さんも「金融支援を含め国内での食の持続可能性を高めるように取り組む」そうです。長谷川さんは「慢性の飢餓人口に加え、急性の食料不安を抱える人が増えている。人道支援に加えて地域参加型の取り組みが有効だ」と話しました。

コーディネーターを務めた高村ゆかりさんは「食は世界につながっていて、私たちは国を超えていのちをいただいている。健康で持続可能な食料システムを守るために、うまくつながることが重要だ」と議論をまとめました。


※長谷川利拡さん:農研機構で気候変動影響の研究領域長を担当

 森島千佳さん:味の素のサステナビリティ・コミュニケーション担当執行役

 北林太郎さん:農林中央金庫で常務執行役員

 高村ゆかりさん:東京大学未来ビジョン研究センター教授


○カーボンニュートラル:温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味する



持続可能な社会の実現には、まず一人ひとりが自分にできることは何か考えることが大切だと思いました。



○農研機構URL  https://www.naro.go.jp/introduction/about-naro.html

○味の素URL  https://www.ajinomoto.co.jp/

○脱炭素ポータルURL  https://ondankataisaku.env.go.jp/carbon_neutral/about/

○東京大学未来ビジョン研究センターURL  https://ifi.u-tokyo.ac.jp/


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